忍者ブログ
 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
[342][341][340][339][338][337][336][334][333][332][331]

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「malkovich/the foundation rocks(?)lkw062」

 

年が明けたら桜が恋しいこの季節。酒の牙が肝臓をごっそり半分ほど食い千切ったが如き体への損傷が重い。年頭から時間がない。故あって一時間で書き上げなければならないから言葉を選ぶ時間がない。最早いつとはいえぬ遠い過去にハードコア屋さんで入手したマルコヴィッチというバンドの音…デスメタル…差し出された餌肉をすっぱり切り裂く牙の群れがゴシックの柱廊の音像を確かに幻視させる構築がくっきりした構造の音ながら凶暴にたたみ掛けられるデス声は天蓋遥かなるゴシック内陣の奥底に埋葬された剛毅なる暖炉で燃え続ける炎が…カタコンベを装飾する無数の人骨が無造作にオブジェ化された呪の殺伐、その、暖炉に一見納まって見える炎に、冷え切った手足を温めようと無用心にかざそうものならすぐさま手足が無残に食い千切られる凶悪がまさしく救い難い…寝苦しい、胸底からどうにも沸々と煮え滾る熱い怒気と憎悪の感情に苛まれて苦しい夜を過ごさざるを得なかったのは春香クリスティーンの、結局は彼女が欧米での論調を代弁するという形であったとしても春香クリスティーンのある種能天気な発言に、苦しんだのであった…「安倍総理が靖国参拝するのはドイツの首相がヒトラーの墓参りするのと同じですよね」つまり戦勝国史観…かつて太宰が、川端康成から意味不明なこき下ろしを受けて「寝苦しい夜だった。刺す。そう思った。」という御し難い感情が、春香クリスティーンに向けて鋭利に、思ったのであったから、苦しかったし、今も苦しいのであった…靖国問題…春香クリスティーン…きれいな、とっぽい顔して、何にも分かっていないんだろう…白人とのハーフだからとかではなく最早昨今の戦後世代の大半であっても、何にも分かっていない、この、恐らく若年層の大勢に蔓延する痴愚と隷従、犬ぶりが…あと23分で書けるか…煎じ詰めれば天皇制というのを全く分かっていないのだ…そして天皇制は、いわゆる戦勝国史観から隔絶している…どこから論ずるべきか…、もう…時間がない…もっと詳述したいが、糞、落ち着かない…この問題は、言葉のきれっぱしをハイエナのようについばんではぶつけ合う、小生が思うところの「情報の荒み」を如何に超克するかにかかっているが、そんな事ができたためしは歴史上、ない、理路整然と人間の尊厳に立脚して参拝の義を樹立することは出来るのであるが…そうした理や義が通ったことがあるのだろうか、旧戦勝国や中韓の既得権益である戦勝国史観を覆すのは、宗教裁判にかけられたガリレオの立場と同じ困難と絶望が立ちはだかるだろう…だからこんなに苦しいのだ、小生がいくら義と理の言説を打ち立てようとも、物をきちんと見ない、言葉をきちんと聞かない、読まない、非人間的な現実をとらえることを駄々こねて拒否する、他者を踏み台にした利権が曇らせる蒙昧なる雰囲気づくりの集団的傾斜の、浅い浅い条件反射的反応がその全ての行動様式におさまる雰囲気作りはその作りの主体に不利益が生じない限りはいつまでもどこまでもその雰囲気を濃くする努力に傾けられる…この絶望状況を先取りしてしまうから寝苦しい絶望に苛まれる…くっそ、もう、時間がないから、後日、もっとつまびらかにしよう…題して「靖国考」

覚書

意志とは目的の無い欲望である。
欲望とは目的に統帥された意志である。
およそ歴史と社会は人間の意志と欲望のばら撒きである。
自然の偶然性は既に意志と欲望の中に内発的に組み込まれている。
 

拍手[3回]

PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

忍者ツールズプロフィールは終了しました

HN:
々々
性別:
非公開

08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

ロック史最新記事

(03/03)

ブログ内検索

最新トラックバック

忍者アナライズ

Copyright ©  -- 仄々斎不吉 --  All Rights Reserved

Design by 好評ゼロ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]