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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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「輩‐yakara-/砂上の思想(2007)to-001」



実は緊急告知として12月24日(火)にも記事を公開していたので未読の御方は先にそちらを通覧いただきたい。もう手遅れの可能性が高いけれども…。

妻帯以来車内でしか音楽を聴けない境遇なので運転しながらこの音楽を聴いていると2、3曲目で助手席から細君が泣き叫ばん限りに「もうやめて、お願い」と言うてくるから結局2、3曲しか聴いていない。資本主義というものは主義でもイデオロギーでも何でもない、人間が意志を樹立した独立の営為ではない、要するにただの惰性だ、しきりに無意識に隷従されたがる人間の社会化=奴隷化された本能あるいは欲望に過ぎない、社会化された食欲、社会化された睡眠欲、社会化された性欲、といった類である。歴史上、人間が意志を樹立した成果としての経済態とはコミュニズムのみであった。だからどうだということを書くと長くなるのでここでは割愛するが昨今は労働者あるいは労働組合というものの存在を無かった事にしようとする権勢がどぎついほど強圧的で下劣だ。ブラック企業の見分け方と称して新卒向けに企業の表層的な特徴ばかりあげつらっているメディアが殆どであるが労組の有無を指摘するマスメディアが皆無というのは胸糞悪いぐらい奇怪だ。ブラック企業かどうかは基本的に労働組合の有無で判然するという歴史上明々白々なる事実をこれ見よがしに隠蔽し労組の存在を無かった事にする資本への追従が最早、おぞましいほどになってきた。労働組合というのはそもそも資本の論理によって必然的に劣悪化する労働条件を、体制内の反体制組織としての労組が団体交渉や争議を武器に改善を進めるのであるから…労組の無い企業がブラック企業になるのは必然である。この程度の問題意識すらも痴愚扱いで払拭される歴史の後退を目の当たりにするのももううんざりだ…スズキの新車、ハスラーっていう車、かっこいいなあ。ダイハツのコペンもいい車だった、街中でコペンに出逢うと縁起がいい、と思っている。鍋のシメ、という言い草にクっと怒りの鋼が研ぎ出されたので年末気分も汚れた憎悪で早速台無しの捨て鉢なので今年最後なれどやっつけ仕事で手短めに済ます。鍋のシメにうどんやパスタ、ラーメンを入れる、といった工夫が、不意にボッとケチの火がついてちまちまと我慢ならぬ…オコゲ信仰にも当り散らすここだけの憎しみが…輩、というバンド、ゴミのように投げ遣りなネーミングが乙、ハードコア屋で昔お助けした代物…カッターナイフの替えの刃がばらばらっと無造作にぶちまけられる鋭利と臓腑に打ち込まれる凶悪な肉圧の爆音と腐乱に声を嗄らす絶叫で塗り込める待った無しの圧密時間、スマートな高速鉄道の横腹を蹴散らして雑多な生活を細大漏らさず巻き込むささくれと剛圧が、もしも侮辱されたらすぐさま直接的な暴力が反撃という意味付け諸共に限定的に殺戮する一過性の、ただ耳を駄目にするのを目的として五月蠅かった、という刹那の記憶が脳幹に刺された針のように残るも、空しい。鼬鮫…年末のスペシャル番組…巨大人喰い鮫を捕獲するために海に仕掛けられたハエ縄の目印の浮標に立てられた旗が、奇しくも、黒旗だった…。何が欲しいのかずっと思い出せないでいたが思い出した、ミラーボールだ。唐突に、暗愚堂、という俳号の御方を幻視する。頭にぐんぐん血が上って両の耳たぶが熱い。いたずらに濃縮される怒気と憎悪が結局よくありがちなネット特有の露悪趣味へと下世話に傾斜する例に漏れぬ事で衆愚と大愚が渾然となった底辺へと至るのか。駆け足でここでぺヤング論。ぺヤングの焼きそばを好むが、あ、もう、書けなくなった…テーラーにツイードを仕立ててもらいたいものだ。ネルヴァルの幻視者を読むと…鏡が心底恐ろしくなる。どぎつい物騒がロックの醍醐味である。

gt:tetsu
vo:iga
dr:nara
ba:tommy
 

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