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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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空しく…忙しく…

此の処相手のミスを誘ったり不意を衝いたりと云ったせこい取り口を悪びれる事無く繰り返すような白鵬の悪役ぶりが目に余るよりも板について来たが…初場所の千秋楽の結びの一番でさえも、立ち合いですかさず稀勢の里に軽く張り手を食らわして視界を奪った隙を衝いて一挙に土俵際まで追い込むと云う、いわゆる横綱相撲などとうにかなぐり捨てた姿勢には怒りを越して呆れ果てたが…そうした白鵬の小賢しい取り口にもひるむ事無く終始落ち着いて土俵際で巧みに廻しを取らせない粘りを貫いた末での見事なすくい投げであった。事情は色々あれどもオランダ、ドイツ、フランス、イタリアなどのEU各国や日本やフィリピンやアメリカなどで悪が跋扈しファッショ勢力の台頭に既に馴れた感も蔓延しつつあったが此処に来て稀勢の里が悪役白鵬を見事に負かしたのは痛快でもあるし、アメリカやイギリス、ヨーロッパ諸国、メキシコでは粘り強くトランプ主義に反対するデモが惹起せられているのは頼もしいニュースであった。だからと云って何かが解決した訳ではないが…とりわけ日本は、先進国の中では、ロシア、中国、トルコの次くらいにファッショ体制が確立しつつあるファッショ先進国なのだから…寒すぎて…懸案の「旅のしおり」作成に精魂尽き果て…なんだかよく分からない、消化し難い薄気味悪いものが出来たができた物は致し方ないので明日発送するだろう…と同時にちょこちょこと、生活の隙=数奇をついて自分の句集乃至は歌集を編纂…ネットやら何やらにあちこち書き散らした俳句と和歌を一冊にまとめる作業に思いの外没頭してしまい…しかも…設備投資して本作りの仕上げの裁断作業も自前である程度出来るようになったから此れからは業者に依頼しなくても本作りが出来る技術確立を今週成し遂げたと云えよう…題して「雑集 青反吐ろ」…全く世に問うに足らぬ貧相な自己満足に過ぎぬ赤裸々に下衆な代物なれど…十句くらいはなかなかいい句があると自負した処で此れは秘蔵に伏さねば…そうした作業続きで疲労困憊故に…今週はまとまった事が何も書けそうにない。

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初雪は牡丹雪

窓が白く眩しくて開くと深々とした雪景色…空からは綿埃のような大きい牡丹雪が柔らかく降り積んで行く…夜は静かである。最早此の場で何事か世に問う文を草する気分は遠ざかり…せいぜい本番の言葉を発するための雨樋掃除のような役割でしかなく…苦吟する事三句。

枯糞や風雨も抜けてピンク色
明日葉や飯若返れ海苔の風
ファッショ台頭し国は仇なり人よ立て

体が…風邪になろうなろうとしてぎりぎりの攻防を凌いでいるのがよく分かる…風邪になりそうな瞬間、と云うのが此の頃よく分かるようになるほど神経の冴えが常習的に鍛錬されて来たから、すかさず葛根湯を一服して厚着にいそしむ…

豊洲問題…当初から何を莫迦な事をやっておるのかと怪訝に胸に閊えていたが…土壌が汚染された土地に生鮮市場を作らざるを得ないのは致し方ないとして、其の(見かけ上の)対策として土を数m除去して新たに汚染されていない土を入れるとして、設計段階で地下空間を設ける事が、新たに土を入れる手間も省けた上で更に設備保守上の利便性も高いとあっては当然正しい変更ではあると思われる…しかし何故か問題視されたのは、建屋敷地全面に盛り土するとしていた事が、ある段階から一部盛り土の代わりに地下室を設けた事になっており…此の問題視の内容は2種あるように思われ…

一つ目は、一部盛り土しなかった事によって汚染土壌対策が損なわれたとする認識、二つ目は、かような設計変更が社会的合意形成を怠って行われたとする認識である。一つ目は、科学的、あるいは工学的な見地からの批判であり、二つ目は政治的観点からの批判である。しかし、まず一つ目の批判は工学的に全く的を射ていない迷妄、誤謬に過ぎないと小生には思われ…此の工事の眼目は、汚染土壌と建屋の間に何かをかます事であり、其れが新しい土であろうと人工の地下室であろうと其の本質は何も変わらないからである。むしろ土を入れる方が、水の毛細管現象によってじわじわ汚染物質が地表にせり上がる可能性も考えられるから汚染対策としては中途半端で、それならば盛り土せずきちんと遮水施工された地下室を設ける方が汚染物質がせり上がるのを防げて、遥かに汚染対策にはなるではないか。従って、工学的には盛り土せず地下室にする事は何の問題もないのである。

しかし都知事選の政治的騒動の余波で単純に盛り土→地下空間への設計変更が嗅ぎ付けられると最早問題は政治的なものへと移行し、一つ目の批判の工学的認識の過ち、迷妄性を隠蔽し強化するようにして、二つ目の社会的合意形成への怠慢があげつらわれ、その結果工学的正当性が蹂躙され工学的問題解決の言明が政治の大声に掻き消されて退けられるから問題解決の糸口はますます混迷する次第である。元元工学的問題なのだから工学的責任者の発想と責任で設計変更しただけなのに、無闇に政治化する事で素人考えの工学的誤謬(一つ目の工学的認識の誤謬)の方に正当性を与えられてもう訳が分からなくなっている。問題とすべきは其の地下室がきちんと遮水施工されていなかったと云う、建屋としての決定的な不首尾なのであって…建屋の床下が、湧き出る地下水でじゃぶじゃぶになると云うのは建物としては重篤な欠陥であり、責められるべきは専ら建築物としての此の欠陥そのものであるべきではないのか。それなのに何故か問題の焦点は、其の地下空間に浸入して溜まった地下水から有害物質が出たとか出ないとかになっており、…そんな事は、地下室から排水して、二度と地下水が地下室に浸み入って来ないよう遮水施工すればよいだけで解決するだろうに…

どうも此の不安と疑念は、地下水そのものが汚染されている事に発しているように思われるが…そもそも地下水そのものから発癌性物質であるベンゼンやらなにやらを除去する対策などは当初から施しておらず、そもそもあそこの土地柄上幾らでも湧き出る地下水から汚染物質を除去する事はほぼ不可能なのだから計画当初から地下水の除染など眼目にないはずである。そもそも不可能なのだから。地中深くまで浸みこんだ微量の汚染物質をじゃぶじゃぶの地下水が拾うのだから、数mくらい土を入れ替えたくらいでは地下水のベンゼンを取り除く事は不可能である。ならば何m掘り返せば除去出来るのか、費用の事もあるので現実的ではないだろう…従って検査すれば幾らでも汚染物質が検出されるのは至極当然の事であり、その事は元の土地所有者の東京ガスも、東京都も承知のはずである。そこの地下水を汲み上げて野菜や魚を洗うのに使うと云うのなら地下水の汚染は大問題だがそんな事は絶対にする予定ではないのだから、地下水など幾ら汚染されていようが市場にとっては関係ない、まあせいぜい表層の土壌くらいは交換しておこうか、風評がうるさいし、というのが東京都と市場の工学的認識だったはずである。其れは小生も理性的な判断と考える。なぜなら先述のように地下水は直接的には市場で扱う品物に影響を与える事はないのであるから…豊洲の空気が、地下水から蒸発するベンゼンによって健康を脅かす程だと云うのなら別だが、解放空間によって幾らでも希釈されるのだからそんな事実はないであろう…従って、地下室の遮水施工を追加的に行えば、ベンゼン云々は市場の食品の安全性とは関係なくなって即移転できるものを…何をとちくるったか自らの首を絞めるようにわざわざ地下水の成分分析などしては公表するものだから、事態はますます風評被害の迷妄を深めるだけで悪化の一途である。豊洲の地下水から有害物質が基準値を超えて出るのは自明の事であり、検査すれば絶対に基準値を超えるのは明白であり、幾ら再検査しても再検査する度に有害物質は出てくるし、寧ろ出てこないデータを出せばそれこそ検査の信憑性が疑われる悪循環になろう…むしろ意味があるとすれば豊洲の建屋内外の空気と、豊洲で使う水道水の成分分析であり、こうしたデータを公表して安全性を訴えるべきであろうに…一体何がしたいのか、あれだけの建屋を無駄にしたいのか、全く訳が分からない、と思った次第。

事態が此処まで悪化したので政治的収拾は困難と見て…拙速だと市場関係者が風評被害の責任を東京都に被せるから、市場関係者をあえてじらして、移転延期を示唆する事で経済的にも苦しくさせた上で、我慢しきれなくなった市場関係者自らに、直ぐに移転させてくれと申し出させる、政治家小池の政治的作戦なのかもしれないが…いずれにしても地下水の検査結果など何の意味も無い事を東京都自身が科学的にきちんと説明する責任はあるだろう。地下水がいくら汚染されていようとも、市場が扱う食品の安全性には何ら問題ない事を科学的に説明するしかないであろう。

生活の党と山本太郎と仲間たちはいつのまにか自由党に変名していたのか…理性の価値を暴落させるファシストが台頭する新興ファシスト国際社会の中においてはむしろ、全体主義としては先進国、あるいは老舗の感のあるプチ軍国主義国家日本における野党共闘に前のめりな小沢氏…

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殺伐の果てに…年頭の挨拶

あまりに過敏な殺伐も度を過ぎれば、其れこそ度を過ぎる謂いが殺伐なのだが本当に意識が速すぎて光速の振動を形振り構わずけたたましいと何の形も残らない素粒子レベルの有様に引き千切られるようにして荒むのが…如何ともし難い生活苦、人生苦の膿が溜まった暗澹たる苦渋もまた荒みの源泉のようにして捨て鉢な不安に光速に掻き消される手の付かなさが心身を滅ぼす寸前で留まった和平が訪れたのは…書き初めにやさしさに包まれたならを、最近其の効能を使いこなせるようになった筆ペンでしたためたのが大きい流れを作ったとは云えて…無論其の書き初めはきっかけではなく結果を保証する後追いの助太刀に過ぎず、もっと以前の真のきっかけは、やさしさに包まれるきっかけは何だったのか、思い出そうとしても、凛然たる奇蹟は思い出されず、既に、思い出されぬもどかしさすらも麻痺したやさしさで、全てのことがメッセージだから、…取る物手に付かぬ光速の殺伐が退いた遠浅の砂地で、遥か彼方の渚を思いやる心持の陽光が眩しく目を細める事で…渚にうち寄する波頭の縮れの尖りを北斎や蕭白よろしく冷静に観察してもいる、今までとは別種の、静かに光る尖った意志を…床の間に鎮座する抜身の刀のように…静謐なる不穏を湛えるように沸沸と沸き立つのは他ならぬ此の文章を研ぎ出すような実践によって養われたのだと思うと、取り返しはつかない…転じて眺めた世情は…ISがテロのフランチャイズ化に成功し、口汚い猿の赤ら顔で各所でファシストが台頭した申年が過ぎれば、群れを統帥したがるファシスト猿の吠え声にいちいちびくびくざわめき立つ気忙しい酉の年も過ぎれば…何の新味も無くもう成った全体主義、帝国主義体制に犬のように服従を強いられる戌年も過ぎれば…全体主義と帝国主義がごっちゃになった軍国主義へと猪突猛進する亥の年…過去の歴史から云えば此の流れを断ち切り得たためしなどないから、今後は誠に真の人間の新生が試されるがもうそんな事を云うのも空しすぎるのが現実である…平明に沈滞しきった心に無理矢理波風の威力を盛り立てんとするやせ我慢の踏ん張りに何事か期待してはならない…自ずとずれる偶然をじっと待つ忍耐にこそ賭けたいと自戒するのがせいぜいで…今はただ…力なく空しい絶望に沈淪するのみで…世間の動議に一家言のたまう図々しさが決定的に払拭された、結晶のような気持で…

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謹賀新年



一昨年は書の基本である王羲之の蘭亭序で行書の臨書から始めて…昨年は隷書の代表作である曹全碑で隷書の基本的な書法を学ぶ…年末に其の総決算として隷書体で今年の十干十二支、ひのととりを書いてみました…従って書き初めではないけれども…新年明けましておめでとうございます。

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今週休載

今年もやり残した事多く…次回は来年一月八日です。へうげもの23巻入手…何とか今年を乗り切ったようで何よりだが…いよいよ来年なのか…

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済し崩しの抑鬱…そして、「続き」へ

御徳用の激安玄米茶を購って飲んでみたら中身はほとんど炒った玄米ばかりで茶葉が少ないから焦げた風味の水を飲んでいるようで茶の味はほぼ皆無で物足りない怒りがこみ上げる自業自得に泣くに泣けぬ生活苦に華を添えてくれた…茶が高価だった江戸時代以前の、いわゆる庶民が愛飲していた「焦がし湯」と云うものを図らずも体験できたとしておきたい…すっかり同時代の漫画状況から遠ざかっていたらいつの間にか早速やはり軍事漫画を描かせたら誰の追従も許さないかわぐちかいじがもろ尖閣を舞台にした漫画を連載しており既に4、5巻は好評発売中のようだった…与那国島などの有人島嶼部と尖閣が中国軍に事実上占領され…尖閣を中国に渡すならば島民の拘束を解除すると云う条件を付き付けられている状況で自衛隊が尖閣奪取に挑む、と云う、最早何のぼかしもない、極めて直接的な内容が一流漫画雑誌に連載されているとは…其れは兎も角として…久方ぶりに髪を切って風邪を引きそうな予感…日々、優しい気持ちで過ごしたいものです…理性的な歯止めを掛けないとどんどん腹に刃をぐいぐい突き立てるが如くにイラツキが自滅的に暴発するから…小さい頃は神様がいて…不思議と夢をかなえてくれた…優しい気持ちで目覚めた朝は…大人になっても…優しさに包まれたなら…きっと…目にする…全てのことは…メッセージ…人生への息切れが…傷ついたり傷つけたりの暗黙の苦悩が…抜き差しならぬ人生苦、生活苦を徒に深刻に深めて…穏やかにどっしり構えていないと周りが見えないしいいものは出来ない…たとえそうであっても国事への展望もまた秘密裏に精神に異状を齎すから…外気の明るさやぬけぬけと表裏の無い植生たちのにぎわいの光に慰められる…其れも兎も角として…何をどこまで書いたか忘れたが…言説からすれば明らかにファシストだったトランプが行動において純正ファシストになるか否かは就任式前の現在では不明であるから…切れ切れにエサのように世界に与えられるトランプの私人としての言動が導く憶測が其の憶測としての空疎さも含めて飛び交う中休みの時期なれど…最悪事態として想定される米中露三国による悪の枢軸が現実味を増していると憶測させるニュースは断片的に既に撒き散らされていると見るべきだろう…トランプ政権の人事は資本家と軍人のみで構成されると云う馬鹿馬鹿しい程正直な露骨さも既に現実化しており選挙で選ばれた職業政治家は鳴りをひそめているようだが…既に国務長官は親露の資本家が就任して米露の軸は現実的であり…今の処アメリカと中国は互いを牽制しあう政治的駆け引きが表面化しているようだが状況から見てアメリカと中国が険悪となる事由は何もない…ただし、米中露の枢軸が成るとして、ただ仲がよろしいのであれば世界にとって害はない…しかし、此の枢軸が互いの国益を害さない事を条件に、互いの国益に抵触しないそれぞれの国益に関しては、それぞれの国が帝国主義的に協力的に大いに邁進するのであれば、如何なる国も其の武力や経済力を以ては歯向かえないと云う意味で、悪の枢軸に変容するかどうか、が問題なのである。とりわけアメリカにとってみれば日中で領有権争いをする尖閣などどうでもよいのであるから米中の枢軸が成ればアメリカは日米同盟の範囲から巧みに尖閣を外す可能性は高い…帝国主義的領土拡大欲や保護主義といった、国民国家と資本主義の成り行き重力に待ったをかける精神的支柱ではあった欧州の分裂状況もまた現実味を増している現在であって…其の主力であるフランスとドイツが来年の選挙では右傾化する目算は高く…難民に寛容だったドイツでさえもテロが発生すれば、理性の人メルケルの政権も持つまい…其れとも尋常ならざるドイツ人の理性に賭けるしかないのか…いずれにしても欧州も当てには出来ない状況である事は確かである。要するに、国際情勢を概観すれば、其れが好転に向かう要素はほぼ無いと見てよい。

国内に目を転ずれば…逸早く日米同盟の綻びを封じておいて同盟強化の方向性をきちんと世界に提示しつつロシアとも話だけはできる関係を維持しておくと云う安全保障政策の妙手は評価に値するとは云えどもあの憲法草案が明らかにする国民主権と基本的人権の直接的な破壊とまではいかなくても其れに類する人権蹂躙への麻痺を国民の間に恒常化させる方向性だけは確かである。現政権は…国民のために同一労働同一賃金に積極的に取り組んでいる姿勢を効果的にアピールしているように見えるが…日曜日の朝6時のニュースで一回だけちょろっと報道された事によれば…そもそも同一労働かどうかに法的な基準はなく、同一労働かどうかを証明しないといけないのは会社側ではなく労働者側にある事を条件としており…従って会社側が同一労働ではないと認定すれば、正社員と非正社員が実際には同一労働をしていても、同一賃金にはならないと云う、人を馬鹿にした、徹底的に資本側の論理に立った骨抜きの法案なのである…こんな糞みたいな法案で労働者の事も大事にしてる感を出そうとする、巧みに情報操作されたが故にうまく行っている欺瞞、此れが自民党である。そして、此の方向性に対して、前述の国際状況の帝国主義化、武力と金が物を云う、あるいは人を黙らせる人権蹂躙の常識化がますます正当性を与えて、拍車をかけるだろう…すなわち人間にとっては…国外の領土的野心を実行に移す外国勢力と、国内の人権蹂躙を目的とした治安当局の、二つの敵との戦いを強いられる、と云う事である…一体、そんな事が出来るのか…誰しも臆する処だろう…しかし歴史を振り返ってみれば実例が無いわけではない…フランス革命とロシア革命である…革命勢力は、国内の治安部隊と国外からの干渉勢力の二正面作戦を強いられ、そして、どうにかこうにか国内国外二つの強大な敵を退けて、革命を成し遂げた事をまずは思い出してもよいだろう…無論、現在とは何もかも状況は違うから参考にもならぬとしても…しかし、革命ともなれば想像を絶する犠牲も覚悟せねばなるまい…人権蹂躙する現政権は国民の敵と措定した上で此れの無力化乃至徹底殲滅を目的としつつ、こうした国内の混乱に乗ずる対外勢力の武力攻勢も退けないといけないのだから…革命は真っ先の選択肢とするべきではない。しかし、たとえそうであっても、革命以外の選択肢を創意するためにも、此処で改めて革命の歴史を実際的観点からつぶさに学ぶ必要性は、認めなければならないだろう…その辺を跋扈するスマートな思いつきに過ぎぬソーシャルイノベーションだのIOTだのにまかせても結局は修正主義的に体制にスマートに順応する術を学ぶだけで状況は変わるまい…まずは過去の革命史が物語る手練手管を其の真偽すべてに遊びながら己の人生として全的に身に付けなければ此の時局此の難局を乗り切れないだろう…今現在起こっている此の劣悪状況は、過去にも起こっている古臭い昔の出来事と性質はほぼ同じである。違うのは、境界条件としての科学技術である(核、ネット等々…)。状況の主体である人間は昔も今も変わらないどころか今の方が劣悪化しているかもしれない…どういう意味で劣悪化しているのかと云うと…今の人間は過去を己の問題として全的に学ばない、細切れの情報をさらうだけで知ったかぶりする浅薄さと、過去や他者からの影響を恐れて学ぶ事を無意識に拒む臆病、まだ実際の報復まではしない既成の制度さえも反射的に無意識に恐れて、それに背を向けるのを恐れる臆病において、である。従って対応策としてはまずは古臭い革命と云う手法があると思い出すだけでも、何の案も無いよりかは、救いにはなる…そして小生は今更ながらトロツキーを読み始めた…(続く)

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歳末大掃除

結局細君が掃除機を掛ける時しか此の類の文章を書く時間はないのか…背後で掃除機をガーガーされながらも書き始める過度な集中を傾注しての…先々週くらいから持ち越していた2016年の2大事件の二つ目の、②トランプ政権誕生、について、今更誰しも分かり切った事ながら改めて歳末大掃除よろしく手短に整理しておきたく…結局のところ、一度社会の中にファシストが出現したら、民主主義体制下では決してファシストの権力掌握を阻止する事は不可能だ、と云う事である…この事は過去の歴史が幾度も証明して来た事だが、今回も其の歴史の傾向の蓋然性を正当性で補強する羽目になった。此の現実を直に受け止める絶望こそが真っ先に必要である…其れは、此の現実的な絶望こそが今後の政治を未来に賭ける現実的課題として改める前提条件である…それはそうとして、此れも忸怩たる己の無能を噛みしめざるを得ないのだが…選挙期間中、トランプはファシストであると云う言説を有力に流布できなかったアメリカおよび西側陣営の配慮の異様こそが目に付く…此の配慮の根源は、まさか自由主義の盟主アメリカ国内からファシストが生まれる訳がないと云う思い込みへの当惑と、真に差し迫った危険を目前にして其の危機を甘く見る人間の心理的平衡習性によるのとは別に、何か政治的な核心がある気がしてならない…トランプの言説から、彼はファシストだと明言したのはメキシコの元大統領のみで、なぜか国際世論では等閑に付される此の始末、此の配慮、自粛への疑念は尽きないが、しかし、此の罪深い自粛の責任の大部分は主要良識メディアだけでなく、相手候補のヒラリーの無能に負うべきである…ヒラリーが一言、トランプはファシストだと論理的に雄弁に語りさえすれば戦局は確実に変わったのである…およそファシストとは、資本主義経済による貧困層の怨嗟の増大の責任を、国内の恒常的に歴史的に差別されてきたユダヤ人やソーシャリストやコミュニストやマイノリティやアラブ人やイスラム教徒や異民族や移民と云った目先の具体的な人間に、押し付ける事で問題を単純化させて解決への単純な道のりを簡単に幻視させるのが得意な形振り構わぬ人気取りなのであって…被差別マイノリティらが現支配層から権力を奪取する恐れを現支配層の内部に煽っては自身への支持を内発的に惹起せしめるためには、そうした不安なる現状を維持している諸々の常識、大抵目の敵にされる基本的人権を侮辱的嘲笑的に侵犯して悪びれもする不遜が潔しとされる劇場を構築した上で、移民の国外追放やテロリストへの拷問やテロリストと疑われる人間の家族や一族郎党までも有罪の累を及ぼす、などとタガを外してぶちまけると、理念的に構築された現支配層の被害者意識が火種となって人権侵害への無神経が肯定的に蔓延する表層的な熱狂と、底冷えのような恐怖政治がますます相乗的に悪化していく…こうしたファシズム特有の内容を、まさにトランプは己の演説で表明し、ある程度受け入れられた現実があるから彼は、少なくとも選挙期間中の言説においては専ら真正のファシストと規定してよい。(不法移民の国外追放は、元より不法なので文句は云えないのであるが)

とはいえ、選挙期間中の言説だけでもトランプは立派なファシストだから本来ならば良識ある民意で落選させるべきだったが、もう当選してしまった以上、うろたえ続けても致し方あるまい。ファシストのもう一つの特徴としては上記のような言説に加えて、たちが悪い事に有言実行である、という事が厳然としてある。だからこそ権力を握る前に落選させないといけないのだが…云っても詮無いので、結局、我々が出来る事は、トランプが言説だけでなく、実際の政策においてもファシストかどうか、注視する事である…返す返すも情けない顛末とは云え…当面は、残存するリベラル派のアメリカ国民も何も出来ないだろう…いずれにしても国内の実際的なファシズム化が現実に起こるか否かは、トランプと云う、言説だけからは極めてファシスト性の強い唯一個の人間の恣意に委ねられてしまった、のが現実である。こうした不安定な事態に陥るのを防ぐ力は民主主義と云う制度自体には存在せず、それこそ、本来的に何の根拠も無いから制度化されない、国民一人一人の意志の集まりが、御世辞にも防壁とは呼べぬ、建前に過ぎぬかもしれないフラジャイルな生垣(=生きた垣根)がファシスト化を防いでいたのだ、常にファシストの風を通しながらも、本格的な侵入を結界のような脆弱さで拒んでいたのである…其れを無視さえすれば誰でも侵入できるようなひ弱な生垣で以て…こういう切迫した、こわれものの現実を今改めて己の中で惹起せしめてこそ…意志を持った人間が人間である理由が生成的に確立されるだろう…人間はいつでも此のひ弱な、既に正当性や根底が突き崩されている不確かな意志にしか依存できないのである…不確かな人間の意志(=基本的人権、多様性)を捨て、如何にも具体的な目先のマイノリティを自分らの不遇の元凶と見なす具体的判断に飛びつくのはそれこそ意志の弱い人間のサガとは言え…此の質の劣る弱さは、己の意志の弱さを直視しない二重の弱さを誤魔化すために目先の具体的な確かそうなもの、声のでかい者(=ファシスト)に反射的に群がる…人間にできる事は、こうした意志の弱さに起因する欺瞞をも意志で以て認識する事である…認識する事で、直ぐ飛びつきたくなる流れを断ち切り、一旦踏み止まって、他の選択肢を見渡す余裕乃至は遊びを拵える事である…此れが即ち人間の知性であり、絶望であり、思想である。知性とは高尚なものではない…それこそ最底辺なる弱さのみが見出す真っ黒な光である…。

こんな、まさに最底辺の、基底の、あまりに凡庸な、陳腐な思想など分かり切っているという御仁なら今後どうするか、無論、最近のトランプのトーンダウンした言動から、目先の危機を過小評価する安心感に浸る根拠なき楽観論に漫然と浸る事ではない…しかしながら此処は日本ゆえ、アメリカでの抵抗運動の具体的な計画を開陳するのはあまりに余計な手間である…トランプによる、日本での状況変化と其の対応を具体的に考えなばなるまい…(続く)

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衰弱+いらつき=荒み…

日曜日になると内臓が棘立って昂進し何のやる気も失墜…生活も生きるのも身のまわりも腐りきった情勢も政治も全てが糞みたいに馬鹿馬鹿しく…此れ以上何を付け加えたらいいのか…ただ腹が減るイラつきだけが無性に嵩じて…目の前の画面を拳でぶち抜きたいあてどない怒りが…アクリル板がこたつの微熱で反り上がる不祥事にも我慢ならず何もかも燃やし尽くしても此のイラつきはおさまらない、収めどころのない此のイラつきを此の身ごといっそ一挙に宇宙の真空空間に転移させて一瞬で窒息すらままならぬ内圧による破壊…ロケット技術と云うのは人間を一瞬で真空下で爆裂させるための技術としか思えない…イラつきとクサクサ感、激しすぎる衰弱、冷静な虚無ですらないむしゃくしゃ感に苛まれるとどうせくだらない発想自慢に撞着する小気味いい文章を少なからず構築しようとする姑息で地道な創作意欲なども根本からどうでもよくなる。今日はもうやめておきます。読むに堪える文章は、そこそこ余裕がないと書けないことを痛感…

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続かず…

先週の続きを書かねばならぬと心に閊えてはいても…日曜日と云えども一日経つと存外疲労が溜まっていて…周期的に顕在化する抜き差しならぬ人生問題も最早洒落にもならず容赦なく逼迫するに及んでは…心身がげっそりした削ぎ落としに遭って寝込みたくなるのも已む無く…先週の「結果と考察、今後の予定」における②トランプ云々を書く気概が今宵だけは、今宵だけは衰弱…そうこうするうちに啓蒙思想の牙城だった欧州も雪崩をうって右傾化する…移民難民問題に対する対応としては安易な非難は出来ない事情は酌量するにしても…三島由紀夫の「金閣寺」を読み始める…完全無欠の、此れ以上あり得ない完璧な小説である…些かたりとも「不完全なもの」に依存し、媚びる甘えは毅然として許さない常軌を逸した精神の屹立…此れに匹敵するのは漱石の「こころ」くらいだろうか…此れは確かに日本の保守思想の最高水準レベルを屹立させてはいるが、恐らく最早誰も追い付いてこれないもので…そこらに跳梁跋扈する一般的な保守思想や低俗保守思想などは、三島のレベルからしたら足元にも及ばない、およそ人間離れした、あまりに固有の、別格な精神である…其の内実を此処に試論する野暮は遠慮するが…冒頭、将来金閣寺を焼く吃音の学僧が、京都の舞鶴出身であると云うのは、作者三島からしたら云うまでもない事だが、明らかに意図した重大なる設定なのだろうと云う事は今読めばよく理解される…つまり、此の国の宿命であった二重性である…京都と云う、日本の伝統の都からして既に、京都市と云う伝統の牙城と、明治以来の軍港としての舞鶴と云う軍国の象徴の二つの中心を内包しており…伝統と軍国の二つの中心を備えていると云う意味で京都は日本の縮図、小日本である…此の学僧は当然のように、舞鶴港から讃仰する朝日の中に金閣寺を幻視する…将軍と天皇、東京と京都、陸軍と海軍、大臣と参謀、此の国の無責任体制の元凶…近代以前の伝統と近代以後の軍国を美意識で結合したのは三島の発明でもなく戦時中の通俗日本ロマン派(保田與十郎に関しては別稿を要する)を嚆矢とするが…通俗日本ロマン派の場合は、伝統と軍国を、恣意的に保護された歴史観を大衆迎合的にこき混ぜた曖昧な美意識如きで結びつけるが、…三島の場合は伝統と軍国を、此の国の歴史と文化の本質に十分通暁した強靭な論理を骨組みとした、何者にも保護されない、肉体を虚無と死の風に晒して怯まぬどころか其の素肌から色気すらも醸すように異状に独立した人間の意志で以て結合したから、現代人にとっては無理解な畏怖と無視こそすれども誰も付いていけないのであろう…いまいち膂力が発揮できない今宵の状況で此れ以上三島の思想に立ち入るのは止めておくが…夢想するのは…NHK「日本のジレンマ」で…社会に関する「すべりのよい言葉」(「金閣寺」)を吹聴して憚らぬU-35(35歳以下)の連中に対して、暁までに新妻との営みを恬然と済ませた三島的陸軍士官の亡霊がすらりと軍刀を抜いて無言のまま真っ向から斬りかかる壮挙を布団の中で夢想しては北叟笑む日曜日の午睡の堕落…もう…朝鮮半島で鳥インフルエンザが出ると必ず日本でも鳥インフルエンザが発症して、鳥たちのホロコースト(大量虐殺)となるから…この事を思うだに辛くて辛くて仕方がない…ホロコースト以外に手立ては本当に無いのか…予め鶏に予防ワクチンを打つとか…

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結果と考察、今後の予定

うかうかしているともう年の瀬の足音が軍靴のように脅迫的に聞こえてくる…それも単なる比喩ではなく抜け道の無い現実感を以て…最早…恐れていた事が現実になった以上…未来への不安や恐れは無限であるがゆえに無限に増殖するが…其の不安や恐れが確実な現実になってしまった以上は…目の前の現実はあくまでも有限であるゆえに、有限なる現実に対して有限なる人生において有限なる対策を実行するしかない…悪夢が現実になったと云う意味で、2016年は歴史上決定的なる年となるだろう…其れは、二つの出来事に由来するが…今後は此の二つの出来事が現実的に相乗し合って事態の分かり易い劣悪化は免れないので、其れに対処するための有限なる生き様が有限に問われてくる。

①改憲勢力が衆参合わせて三分の二以上の議席を占めた事。
此れについては過去に何度も書いて来たが…憲法改正が現実味を帯びて来たと云っても最終的には国民投票があるのだから安心、と云う訳ではない…其の安心感は、後述するがトランプに対する最近の無根拠な楽観論と同じく、根拠のない、現実から目を背けた希望的観測に過ぎない。単純な計算であるが、国会議員が三分の二以上改憲派と云う事は、選挙制度や実際の得票数云々の問題はあれども少なくとも有権者の半数以上は改憲勢力に票を投じたと云う既成事実を意味するからである。従って、国民投票においても改憲優勢になる可能性は高いと判断せざるを得ない。最早、現実から目を背けた甘ったるい希望的観測は、今後は一切通用しないどころか、そうした甘ったるい希望的観測でうかうかしているのに付け込んで権力は確実に抜け目なく次の一手を実現して来る、と云う事を、もういい加減に肝に銘じなければなるまい。有限なる現実に対処するにはまずそうした心構えを必須とするだろう…何度も書いて来た事だが改憲派の大勢を占める自民党安部は行く先々で立憲主義を否定する言辞を公言して憚らず…しかるに立憲主義とは国民が所有する主権を委託された国家権力を、国民の基本的人権を保護する観点から制限するものである。権力を制限する最高法規が即ち憲法であり、国家運営は此の憲法にもとづいて行われるのが立憲主義である…総理安部は此の立憲主義を明確に否定し、憲法が権力を縛るものだというのはもう古い、憲法とは国の未来や理想を語るものだ、と云う意味不明な事を云っている。意味不明ではあるが…自民党の憲法改正草案(以下、草案と示す)を参考に解釈すると、意味不明では済まされない事態が見えてくるだろう。草案では、まず西洋由来の絶対不可侵的天賦人権説を否定し、我が国の歴史と文化を踏まえて、行きすぎた基本的人権は否定すべきだとしている。現在の基本的人権は行きすぎた個人主義を助長するから駄目だと云っている。絶対不変の基本的人権に制限を加える理由として日本の歴史や文化を挙げているが、確かに此の国では戦後に日本国憲法が施行される以前の数千年間はずっと基本的人権は保障されなかったという歴史や文化はある。従って、此の国の歴史、文化を重視して人権に制限を加えると云う事は、即ち近代国家の成果を否定し、基本的人権の無い過去の封建制に価値を置くことで、基本的人権は否定することを表明しているに等しい。総理安部が云う、国の未来や理想、あるいは草案が根拠とする此の国の歴史や文化と云うのは、主権者国民が一人一人別々に考える事であり、即ち思想・信条の自由や表現の自由に属する類の事であって、そもそも憲法で規定する事ではないし、仮に憲法で其れを規定すれば個人の思想、信条の自由を否定する事である。多様であるべき思想や信条の中から、国家権力が承認する思想・信条のみを取り出して正当性を与え、此の一種類の思想・信条に基づいて憲法を作る事は明確なる思想・信条・表現・言論の自由を抹殺する事に等しい。草案ではそうした事を堂々とやろうとしている。此の総理はそんな事も分からないのか、否、明確に意図して云っているのであろう…無論、あの総理が語る未来や理想と云うのは、基本的人権が保障されず自ら立脚しえなかった此の国の過去の歴史と文化に根差した、未来永劫基本的人権を抹殺した国家主義的自民党=経団連独裁政権の樹立を意味している。憲法審査会では口先では自民党は三大原則(国民主権、基本的人権の尊重、平和主義)は堅持しつつ…と云う前置きを忘れないが、彼らの草案では真っ先に基本的人権は否定され、其れによって国民主権も否定している。

その事が顕著なのはこれまた何度も書いて来たが憲法21条、表現、結社の自由の条文に、草案では、公益及び公の秩序を害するものに関しては制限すると云う但し書きが加えられた事である。何度も書いたが、公益及び公の秩序を害するものは何か、其れは政治権力が如何様にも「解釈」可能である。たとえ現政権が、政権を批判する事自体は公益および公の秩序を害するに当たらない、と「解釈」しても、次の政権は、政権批判は公益及び公の秩序を害する事に該当する、と「解釈」できる、そういう条文なのである。実際に安保法制で憲法解釈を変えてきたのは自民党である。従って、解釈次第で幾らでも言論弾圧できる此の条文を草案に加えた自民党は、言論の自由を抹殺する目的があると云う解釈のみが唯一絶対である。隣国中国ではそれこそ、まさに公益及び公の秩序を害する、と云う理由で、人権派の弁護士や書店主を次々合法的に拉致、拘束しているではないか。憲法審査会では自民党は、彼らの草案の条文をそのまま提起する事はない、と、一定の譲歩を示しているが、この事を以て当然ながら安心してはいけない。一方で此の草案を破棄する事はないとも、野党に対して明言しているのである。いやいやまさか、いくらなんでもそんなひどいことはしないでしょ、などという、根拠のない、甘い見通しは最早通用しない。あの憲法草案の存在と云う、明確な根拠が存在する以上は、自民党は、本気で言論、表現の自由を抹消するつもりだと現時点では認識すべきである。表現の自由は基本的人権のみならず国民主権の根本中の根本、本丸である。しかし現実は…上記のように、三分の二を取られた事から、外堀、内堀は埋められ…野戦に打って出るしかない…此の現実に対してなすべき事は…とにかく21条改正が具体的に自民党案で国会内で議論され始めた時には、国会前か街頭に出るしかない。国会で21条の自民党案が可決される時までおとなしく待っているわけにはいかないだろう…そもそも…まずはっきりさせておくべき事だが…基本的人権の正当性に、根拠はない。根拠がないからこそ、天賦人権(神が与えた人権)と云っているのである。根拠のない人権に正当性を与えるのは何か、其れは即ち、人間である。人間が人間であろうとする根拠のない意志によって人権は存立し、即ち人権は人間そのものと云ってもよい…しかし意志を保持し続けるには人間はあまりに脆弱である…自分の意志を捨てて少数の権力者の奴隷あるいは家畜あるいは愛玩犬になるほうが安心だと云う流れもまた人間の偽らざる姿である…自分の意志を捨て、あるいは諦めて、経済や効率といった目先の理屈に流れる方がどれだけ楽な事か…根拠のない意志を保持し続ける不安から逃れるようにして、国家とか企業といった承認済みの根拠ありげな制度に積極的に自分丸ごと取り込まれる事を自らの意志だと言い張る政治的被虐趣味に溺れる事で根拠なき自分に耐えられない軟弱で臆病な自分への不安を隠蔽してくれる保守思想に溺れる方がどれだけ楽な事か…こうしてみると保守思想と云うのは一見盤石なように見えるが虚勢に過ぎず、根源的に根拠のない自分に対する自信の無さを隠蔽するがために国家とか民族とか祖先とか伝統とかの虚ろな理屈にすり寄る貧相な思想であるのが分かる…虚ろな理屈を守るのに精いっぱいだから、少しでも攻撃されたら過剰に反応して来る、弱い犬ほどよく吠えると云う虚勢である…其の目先の理屈は、確かに多様な意見や多様な生命を尊重しなくてよいので効率的ではあるが、所詮目先の効率化に過ぎず…長いスパンで見たら結局は単一の性質しかない種の存続は変化に弱く、自然と滅びやすいだろう…其の相克を十分理解しつつ…絶えず人民の個々人がその都度意志を更新させ蘇らせないと人権は立脚しえない…壊れ物ゆえに絶えざる意志の生成を要求するのが人権である…

と…一気呵成に書いて来たが此処に来て息切れ…対策として街に出ようではあまりに心許ないのでもっと書かないといけないが…②は当然、トランプ政権誕生と云う現象は何だったのか、そして①と②の相乗効果によってこれから現実としてどうなるのか、これから現実としてどうすべきか、であるが…今日は…従来まで書いて来た事を手を替え品を替えて改めて書きすぎて疲れたので、続きは来週12/4です。ぎっくり腰はだいたい治り、生活には支障のない通常の腰痛レベルに戻りました。根本的な運動の必要性を痛感…カストロが亡くなったとは…20世紀最後の革命家の死去に際し…御冥福をお祈りします。飲める人かどうか分かりませぬが、冥土のゲバラとラム酒でも酌み交わしているといいな…キューバ名産の葉巻を吸いながら。

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仄々斎不吉
性別:
男性
自己紹介:
 数寄の天下を獲らんがため号するは、仄々斎不吉。

 三千家(裏千家・表千家・武者小路千家)及び諸家茶道流派に例外無き教条点前に豪を煮やす一方、近代数寄者(益田鈍翁、高橋掃庵等)以上に見立ての幅が広がった現代茶会に更なる侘びの新風を吹き込むべく研鑽を積む。

 利休の、無産有産といった階級をも併せ飲む侘びの骨頂に根ざしながら、そうはいってもありがちなブルジョア金満足だけは厳に慎みたい労農茶人。

 草木に臥してなお風雅を愛でる仲間であるために、茶の湯だけでなく、路上観察、テレビ跋渉、音楽及び納豆評論、 30人31脚批判もこなす趣味人にして愛陶家。 猫舌。


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