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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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体調不良…

此の状況では込み入った紆余曲折を開陳する余裕は無いけれども、抜き差しならぬ因縁が幾重にも折り畳まれた歯医者、通称狂雲斎一休宗純で略称一休に任せた虫歯治療において…銀歯の奥に虫歯が巣食っていると云うから銀歯を取って虫歯を削り、仮の医療素材で埋設した処、体にとって異物であるが故に勘違いが醸成しやすい状況であったのは致し方ないとは云え、食事中、肉が挟まったのかと早合点してぐいっとして異物を力づくで除去してしまった処、其れは歯を削って出来た穴を一時的に埋める医療用素材だったようで…そうすると、削られた歯の鋭利な辺縁が直接舌に当たって、喋る度、物喰う度にいちいち舌を痛めて全てのやる気を削いで来る始末…此れも戌年のせいだと思えば改めてぐず付いた憎悪が再燃するし…出した回覧板も戻って来ず、こうなったらまた十数件の家々を此の極寒の中いちいち訪ね歩いて回覧板がどこで詰まっているのか解明せねばならない、解消し難い理不尽な報われなさも想定されて…車中の音楽を四重人格からア クイックワンに替えたのは、ハードロックの真髄を前にして怖気づいたからではなく、単に短いドライブだったから、四重人格だとオープニングの波の音だけで家まで戻ってくる物足りなさが想定されたから、短めの曲が詰まったアルバム、それもセルアウトやオッズアンドソッズ以外の、となって、しかしマイジェネレーションだとトミーなどのように身構えてしまうから乙にくだけてア クイックワンと云う選択に至った次第…かつては、黒人音楽~ブリティッシュ、アメリカのロック~各種ハードロック、ソフトロック、サイケデリックロック等々~各種、世界のプログレ~モダンポップ、モダンロック~現代まで聴いてからまた黒人音楽に戻ると云うサイクルを半年か一年周期で幾度となく20年あまり繰り返して来たが…だんだん其の周期が2年、5年と延びるにつれ、ついに其のサイクルが収束するとフー一本槍に落ち着くのだろうか…日本人初のプロゲーマーはeスポーツに限るならば梅原大悟ではなく高橋名人ではないのかと息巻いてしまうし、eスポーツに限らないならば日本におけるプロゲーマーの嚆矢は、戦国時代などの、例えば囲碁の本因坊などを思い浮かべつつ…エレファントカシマシの宮本氏は先の紅白歌合戦で世人に受け入れられた代表曲ではなく、此の代表曲をやるとNHKには見せかけといて当日テロ的に「奴隷天国」を演れば醜態を晒す事も無かったろうに、無論そんな若気な挑発をもぐっと抑制した処に説得力が滲み出るとの大人の計算なのだろうが…カントールの超限集合論の論文を入手したので読まねばならないし舌が痛いのでこの辺で。

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戌年の最悪…

十二支に猫がいないだけでも痛恨の極みなのに、よりによって馬鹿戌年とは…犬と云う普通名詞には必ず不定冠詞として馬鹿を付けて馬鹿犬呼ばわりするのが習慣となっている小生からすれば戌年というだけで鬱陶しいのに…無論、きちんと訓練なり躾のほどこされた賢い犬は嫌いではないが…頭が悪すぎる室内犬の愛玩犬の事を思うだにこしゃまくれた愛玩犬の横腹をすかさず蹴り飛ばしたい憎悪に駆られる…戌年故か年頭から不穏と不安でかき乱される不運な出来事が二つも襲って来て…しかし其の込み入った事を記す余裕はあまりなく…ここ数年、最早フーしか聴かなくなってもいて…とりわけ、セルアウトとオッズアンドソッズの二枚を交互に聴き続け、フーズネクストとかトミーなどの代表的アルバムは威儀を正して聴かなければならない気がして滅多に聴かないが、此の二つのアルバムはカジュアルで親しみやすくフーの魅力が気軽に楽しめると云う気安さがあって何度も何度も何度も聴くのであるがさすがにいささか飽きてきて、久方ぶりに車中で四重人格を聴くと…20代前半で初めて聴いた時は難解でとっつきにくく思えていたが数年経つと其の真価が自分の魂を形作るようにはなってはいたものの久しく忘れていた其の感覚が蘇ってくるわくるわ…改めて、やり残している仕事、ハードロックの真髄についてまとめたい野心に駆られる…SNSなどでの発言内容を人工知能で分析して登録企業に人材紹介するサービス、と云う…要は市場原理を境界条件にした人工知能で人間を選別する事業を伝えるニュースも聞いて、早速胸糞悪く…案の定ではあるが、人工知能とやらは結局は人間の思想統制の道具として真っ先に済し崩し的に使用される現状が早くも顕在化しており…其の事の是非が人間を主体にして議論される間も無く、かような技術が先行して既成事実化し、改めて議論するなり法律による制限を加えようとした処で後手後手の体たらくはもう目に見えているからこその、年頭からの胸糞悪さなのであった…此のブログの政治的内容からしたら、まかり間違っても小生が人工知能から企業に推薦される心配は無さそうだ。

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走り書きの補足…

先の国会での枝野氏の演説で結局何が感涙に値したか、肝心な処を書きそびれたので補足すると…其の演説で枝野氏は、民主主義の本質は多数決ではなく議会での話し合いであって、従って、議会での話し合いの価値をを無根拠な傲慢さ=私利私欲で蔑み、軽んじ、貶めるのに加えて、最終的には多数決で既成事実を積み上げる自民党が如何に民主主義を破壊し有権者国民の主権を破壊しているかを、国会の場で明言したのであって、枝野氏の演説は日本憲政史上特記すべき人権宣言と云っても過言ではない名演説であったと此処に改めて銘記したい…民主主義における多数決の正当性は、議会での話し合いをよく全うした事で保証されるのだが、しかし自民党は其の話し合いの価値を貶めるのだから、自民党には多数決で物事を決める権利は無い。だから自民党のやる事は決して公的なもの、公共の福祉には成りえず、私利私欲の振る舞いにしかならないのである、如何に表層的には公益を目的にしているように見えたとしても。最早自民党は国会に諮る事も煩わしいとばかりに、国会閉会中に既成事実を積み上げているようで…元元其の外観が空母ではないかと国の内外から疑惑の的であった護衛艦?いずもを案の定、済し崩し的に戦闘機も離発着できるようリフォームして空母に仕立てようとの公式発表に踏み切ったり、其の防衛上の是非を此処では論じないが、従来の定説を覆す事になるから俄然国論を二分する事になる案件を、国会閉会中のどさくさに決定事項として推し進める専横が、年末にかけてピークに達している。

更に今年のトピックスとして森友問題を挙げて、また肝心な事を云い忘れたが…あの事件においては、その後の紆余曲折はともあれ、大手メディアの面前で、右翼的教育者が、教育勅語の正当性を大声で絶叫し、其の姿が動画としてお茶の間のオンラインに流れ、其の主張が広く流布してしまった事、が、事件の内容以前に、衝撃の事態なのであった。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義と云う日本国憲法の理念を真っ向から否定する主張と其の教育内容が流布した事は…其れがたとえ明らかに憲法違反であったとしても一つの主張である以上は、鬱積した底辺の民衆の賛否の汚泥を掻き起す事になってしまうし、そして改憲論議の正当性を名目にして明らかに日本国憲法の価値観や理念を破壊しようとしている自民党的体制が有利な風潮とあってみれば、ただの賛否両論に収まらない、ややもすれば籠池氏の主張への称賛の声の方が大きくなりかねない、そうした国家主義的全体主義的世論への傾斜、雪崩への一撃として、あの事件は役割を果たしてしまった事を、銘記しておく。其れは在野の国家主義勢力や呼応する体制内国家主義者からすれば意図した成果なのかもしれなかったし、リベラル勢力からすればプロテスト対象が明確化して己の為すべき事の契機ともなるのだろうが…いずれにせよ無益な分断は止まらない…自民党=経団連による労働者の分断工作の結果、正規雇用vs非正規雇用、と云う分断から始まって…労組vs非組織労働者、保守vsリベラル、右翼vs左翼、富裕層vs貧困相、都市vs地方、若者vs高齢者…分断工作に流されても突破口は無いと云う上品な論評が通用する余裕すら払底して…そんな分断状況の悲惨をパンダとかスポーツとかで誤魔化そうとする安手の茶番には本当げんなりして来る。真の一座建立には文化と云う数奇しかなかろうに…。なぜに報道は、政治経済とスポーツの二本立てばかりで、文化欄が乏しいのか…今日、どこそこでこういう茶会があった、其処での趣向はこうで、其れが天下に大評判となった云々、あるいは今日どこそこでこういう連歌の催しがあった、そこでは誰々がこんなうまい付け句を放った云々、と云った数奇事ニュースがあってしかるべきものを…思えばスポーツの無かった往時の日の本では、こうした数奇事のニュースが全国を駆け巡っていたに違いないのがうらやましい。

自民党関連の、其の文面からすれば明らかに深刻な政治状況と解釈するしかないニュースを政府広報のように無批判で伝えた後、其の深刻なムードを無かった事にして誤魔化すかのようにパンダの話題になる小手先の安っぽい欺瞞には苛立ちしか覚えず…生物としてのパンダ自体には何の罪も無いが…中国からのレンタル代数億円の事も含めて、日中に共通する覇権的政治の思惑にまみれたパンダの何が可愛いのか、理解に苦しむ…パンダと同じカラーリングの動物で云えば、マレーバクの方がはるかに可愛く、かっこよく、珍重すべき生き物であると小生には思われる。

2017年のドラマ…あまり見ていない中でも、カルテットと並んで、少し視聴する機会の有ったやすらぎの郷も、すこぶる面白かった…世間やマーケティングに流される事なく芯の据わった製作者が堂々と情熱を込めてよいものを作ろうとする熱い姿勢を、受け手としても感じざるを得ない「作品」であった、と、此処でも銘記したい。

2016年大晦日の紅白での宇多田ヒカルの歌唱が未だに尾を引いて忘れ難い感動を響かせていいた一年であったが…2017年の紅白では、どうしても宇多田ヒカルの二番煎じ的立ち位置感が否めない倉木麻衣が出演するそうで…二番煎じには二番煎じなりの風味の良さ、存在価値はあるが…あの宇多田ヒカルが齎してくれた感動を超えるほどの歌唱は期待できそうにない…

2016年はビッグデータ元年、2017年は人工知能(AI)元年だとすると…2018年は如何に?其れは兎も角、小生としては非線形、非可換体数学やカントールの無限集合を何とかわがものにしたいと云う課題が、当面の2018年の目標である。今は、閉集合、開集合の定義を読んでも全く理解できないレベルではあるけれども、其れこそ果敢に挑みたいものである。



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歳末放談…

池の水抜いて外来種を駆逐せよ、と云うテレビ番組も…中国を代表とする新興国の経済的軍事的隆盛に内心怯える此の国のナショナリズムの、最早深層ですらない表層意識の敵愾心と被害妄想を掻き立てる事で人気を博しているのであれば…其れは最早…巷で疑問視すらされなくなって日常化している日本礼賛番組(日本語が堪能な金髪碧眼の白人種に日本のあれこれを誉めさせる)と表裏一体でもあり、寧ろより一層直接的にナショナリズム的卑屈な腹いせ根性を外来種殲滅によって代理的に満足させようと云うナショナリズムの貧相という本質の発露に他ならない…日本在来種保護と云うもっともらしい大義名分をいい事に、自分ら人間よりも弱い立場の、ある意味人間によって持ち込まれた何の罪も無い外来種、ただ其処にいるから其処で繁殖しているだけの外来種をいたぶる事で対外勢力への腹いせを深層心理で満足させる…惨めではないのか。自尊心の欠片も無いのか。

年越しの支度に追われ…白昼の眠気に襲われつつ…ようやっと横審が重い腰を上げて、白鵬の、立ち合いでの卑劣な取り口を批判してくれたので溜飲が下がるし、来年の初場所、白鵬が改心するのかどうかが見ものとなっている…相撲の伝統だとかを尊重するつもりもなく拘泥もしない若年層などは、張り手やかち上げが相撲の技として認められている以上どうして其の技を使う白鳳が非難されるのか疑問視する、状況への達観を晒すが…そして、横綱に対して誰も立ち合いで張り手やかち上げをかますのを遠慮すると云う暗黙のルールがあるのであれば其れをクレバーに止めて誰でも平等に相撲の立ち合いで張り手・かち上げをかませばよいとスマートに嘯くのであろうが…そうなると相撲はスポーツか神祇か、と云う、決着が容易でない論点が立ちはだかる…ルールの中でルールに則って勝てばよいのであれば皆が皆平等に立ち合いで張り手かち上げをかませばよいし、そうなるのだろうが…と、此処でもう此の問題もどうでもよくなって…

今年のエポックメイキングは…大統領トランプ誕生と森友問題ではあった…眠いのであまり書けないが…資本家と軍人で成り立っていたトランプ政権は…政権の反グローバリズム的色彩についていけないグローバル企業の経営者からの支持が離れつつある現在…軍人の忠誠心と軍需産業頼みと云う傾向が強まる軍事政権となりつつあり…従って、就任当初の、アメリカによる日米安保破棄乃至は形骸化と米中結託による尖閣危機と云う懸念は、小康状態的に薄まりつつとは云える…と云うのは、軍事色の強いトランプ政権においては日米安保は軍人と軍需産業にとっては継続的に利権と利益が確保された枠組みである事が再認識されたが故に、在日米軍や軍需産業が日米安保の不安定化に賛成して己の利権と役得と利益を放棄するはずがないからである…そんな訳で今はアメリカは尖閣も含めての日米安保を表明しているが…その代償は、アメリカ軍需産業からの言い値で高価な武器を買わされるぼったくり被害を受忍する事であり…アメリカから日本国民の血税を不当に吸い取られる一筋の糸に縋るしか国土防衛が見込めない状況を作った自民党の責任、選挙の度に安全保障上手を自慢げに吹聴する自民党こそが、此の国の安全保障を危機に陥れている事実については過日詳論している。トランプの言動を見れば分かるように、奴は金と身内からの甘言でしか動かないのだから、今後中国が尖閣の中国占領黙認を条件に、日本からアメリカへの入金を遥かに超える利益供与をアメリカに与える事になれば、日米安保などあっさり破棄され、尖閣の中国領有をアメリカが承認する事になりかねず、そうなると尖閣を巡って勃発する日中戦争での武器商人としてアメリカが日中双方に武器を売るゲスな国策すらも、大統領トランプはやりかねないのであるから、こんなゲスな大統領に就任当初から速攻で必死に媚びを売らねばどうにもならない安全保障状況にした自民党の愚行こそがあげつらわれるべきだったのである、2017年は。

森友問題…もう済し崩し的に何も無かった事にされつつあるが…与党と野党の議員同士が幾ら論難し合おうが…其れを裁定する有権者国民が選挙で自民圧勝させているのだから自民が開き直るのも必定ではある絶望的状況…とは云え…此れも過去に詳らかにしたが、天皇を主権者とする帝国憲法の精神を発露した教育勅語を肯定する謂いを大声で公言する人物が民衆の前で逃げも隠れも悪びれもせず出現した事、そして日本会議人脈が与党や維新のまわりで暗躍している事が露見した事は、此の国が本格的に国家主義に傾いている事を民衆に知らしめる画期とはなった。会計検査院は、国有地売却額の算定について合理的根拠を示す資料が今現在存在しないから合理的かどうか分からないと結論付けるが…此れは一見財務省に厳しいようだが実は巧みに逃げ道を設けた日和見裁定であり…案の定、政権側は、資料が無いから合理的かどうか分からないと云う文言を己に有利に解釈して、資料が無いから合理的かどうか分からないだけであって本当は合理的かもしれなかったと云う解釈を押し出すし、野党は野党で合理的ではない可能性を押し出すからこれまた水掛け論であって、問題の本質を明るみにしてくれるはずだった会計検査院の調査も期待外れに終わり…会計検査院によれば財務省近畿財務局のハードディスクにドリルで穴が開けられてまでいたので記録を取り出せなかったとしているが…其処までして組織ぐるみで隠蔽した悪質性が攻められる事さえなく、政権側は問題の責任者追求と云う此の問題の核心への民衆的訴求を誤魔化すように、以後こういう資料紛失が起こらないようにするための対策案ばかりを声高に喚いて責任追及への流れを誤魔化す巧みな露骨的保身には開いた口が塞がらないばかりか、此の自民党政権と云うのが本質的に国民への敵性を有するのが改めて明らかであった。

野党もだらしない。此の売却額を巡っては組織ぐるみで忖度してるのだから与党有利で言い逃れされるのは必定なのだから、どうして野党は、誰の目にも民衆の眼にも明らかな、此の森友学園の反日本国憲法的思想性の問題、そして森友の此の国粋思想に対して自民党の大物議員がこぞって賛意を示していた事実、と云う思想問題を国会の場であげつらって自民党を批判しないのか。森本学園は日本国憲法を否定し、日本国憲法下にある教育基本法を否定し、特定の外国への罵詈雑言を生徒に教育し、主権者天皇への命の奉仕を強要する帝国憲法の精神を発露させた教育勅語を肯定し生徒に教育する事から、此の学園が日本国憲法を否定する、主権者国民を敵とした教育組織である事は思想的に明らかである。そして、此の学園の教育方針に賛同して推薦文をパンフレットに寄せた自民党議員の名前も明らかになっている事から、自民党議員が日本国憲法を否定する所業を露わにしたのも明らかである。此の事を以て自民党議員の思想的敵性を広く国民に向けて「雄弁に」訴えれば、自民党に逃げ道は無かっただろう。ただし、「雄弁に」と云う条件は付くが…

政権安部は森友問題発覚後、将棋で言えば王将の逃げ道を確保するかのように、思想問題で責められるのを予め予測して、つまり思想問題で責められたら逃げられないと恐れて、早速「教育勅語を、日本国憲法に違反しない部分に限り援用する事は妨げられない」などと閣議決定するが…そもそも教育勅語の骨子は日本国憲法に違反する中枢なのであって、教育勅語の中の文言をわざわざ援用すると云う事は、即ち日本国憲法に違反する国家=天皇主権なのだから、此の閣議決定は詭弁且つ欺瞞も甚だしく、逃げ道にすらならず、従って、此の教育勅語を称揚した自民党議員そして安部総理夫人は、日本国憲法に違反し、憲法遵守義務を怠った公人としてその資格を剥奪されるべきなのである。野党としては、国有地売却額、と云う客観的事実を起点にして問題を批判した方が自民党を追い詰めやすい、しかし思想問題の方は王手をかけにくいと踏んだのだろうが、雄弁への自信の無さに流されて予め思想問題を避けた逃げ腰が結局此のざまを招いたのである。国会議員たる者、売却額のような数値を末端官吏のようにあげつらうのに汲々するのではなく、堂々と思想問題を論理的に理性的に雄弁に国民に語り、自民党の非をあげつらう議論を惹起する事こそが仕事である。

雄弁と云えば…直近の衆院選直後の国会での代表者質問での…立憲民主党の枝野代表の初演説…何とか確認してみたが…誠に、実に、よかった。近年稀に見る、歴史的名演説であった、と声を大にして訴えたい。安全保障、雇用関係での自民党の虚言を的確に指摘し、更に、小生が何度も俎上に上げていた自民党憲法草案での、基本的人権条項に対する破壊的制限について、実に明確に、論理的に、致命的に、決定的に、噛んで含めるように分かり易く其の非を指摘し、小生が過去に自民党憲法草案を批判した論旨とほぼ同じ事を雄弁に、力強く国民に訴えていた…其の内容を知った小生は…熱く感涙に咽ぶ事しばしなのであった…此の事は今年最後の希望ではあったが…しかし、枝野氏の演説の、自民党の国民敵性を炙り出す、自民党にとって致命的な、寸鉄を射る論理的言葉の数々は、マスコミにおいては恣意的切り取りによって其の言論の命は抹殺されており…ほとんどメディアや民衆の間で物議を醸す事は無かった…物議を醸してしかるべき名演説であったのに、其れが起きなかった事は、受け手のメディアや有権者国民の責任であり…絶望的ではあった。枝野氏によって、自民党憲法草案における人権条項制限について致命的に批判された総理安部は苦虫を噛み潰した顔をしていたが、其れに対する答弁では、「今は内閣総理大臣として答弁する立場なので、自民党が作った改憲草案について答弁する立場ではない」などと、いつもの、総理と総裁の立場を自己都合で分けては答弁を逃げる貧相に終始していた。

森友問題でもう一つ気に掛かる事は…検察などの司直が此の問題について動いているが…検察や財務省は政権に忖度して、結局は、役人の末端の担当者と其の課長レベルの、要するに組織の末端の人間が、国有地売却額の不当処理の責任を、蜥蜴のしっぽ切りで押し付けられて一件落着、にされやしないか、と云う危惧である…財務省は組織を守るため末端の人間を犯人として検察に差し出し、検察も其れを受け入れる阿吽の呼吸、忖度で事が処理されやしないか、と云う危惧である…此の状況において、権力は其の理不尽で利己的な実相、とても公的とは云えない実相を剥き出しにするであろう。即ち…権力上層部は、末端の下層部に対して、たとえ末端の人が、上層から命じられた仕事に対して、社会的異議を感付いたとしても、上層部は其の権力を使って、要するに「お前も組織の一員なのだから、上層部権力によって組織から排除されたくなければおとなしく上の云う事をきけ。なぜなら上層部の命令は絶対なのだから。」、と云う理屈で、下層部に其の仕事を強要させるだろう…こうした命令は有形の文書や音声の場合もあれば、無形の、組織的雰囲気、忖度する事を暗に強要する雰囲気の場合もあるだろうが、命令の内容だけは当の末端にとっては明白なのである。しかし、一旦其の仕事が社会的に悪だと社会的に認知されれば、上層部権力は、権力に従った下層部に対して、「お前は組織人である以前に社会的な一人の独立した人間なのだから、一人の人間である以上は、善悪の判断くらい出来るだろうし、社会的におかしい事を強要されても抗う事が出来るし、抗う義務すら在る。しかしお前は其れを怠ったのだから此の社会的に悪い仕事を実行したお前に其の責任は在る」などと云う理屈で、下層部を責任者として差し出すのである。上層権力者は、組織の保身を分水嶺として、現場の実行部隊である下層の人間を、「組織人としての責任」と「社会的意志を有した独立した人間としての責任」に、都合よく恣意的に使い分けて、使い捨てて、組織の、権力の保身に向かうのである…

此処で括目すべき権力の卑劣さ、其の巧妙なメカニズムとは…組織人としての責任と云う前近代的封建的論理を一貫して云うのではなく、個人として社会的に意志が独立した人間と云う近代的な概念を都合よく利用する事で、前近代的封建的制度を補強し…即ち、近代的人間概念を利用して前近代的封建制をバージョンアップさせた国家主義を成立させるのである。即ち国家主義傾向である此の国における権力とは、責任を取る主体ではなく、責任を取らない実力であり…戦前戦後も変わらない象徴天皇制の実態としての、中心なき権力による大いなる無責任体制なのであって…財務省の末端の役人が、上層権力の命令に従ったがばかりに、あるいは無形の雰囲気に飲まれて忖度したが故に、結局は上層権力による理不尽な使い捨てにされて、やり場のない無念の涙を飲む事が無いよう、祈るばかりである。

大晦日12/31は休載し、次は来年1/7です。

柊に雀隠れて聖し夜

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貧血で悩む女性たちのために…

街角で偶然出会うにゃんころ(猫の事)は誠に可愛いが…巷にあふれるいわゆる猫グッズだとか猫写真集、乃至はこれ見よがしに可愛いだろうと媚びを売ったが如き、テレビなどで垂れ流される、愛玩化された猫動画などは全く可愛くなく、甘ったるくて反吐が出る思いである…猫は愛玩されないし、愛玩動物ではない。其れは兎も角、今年の成果として確かに其の実績が確かめられた事があるので万民の皆様に広く御披露目したく…。多くの女性の日常を蝕む悩みの種、貧血…家人も其の例に洩れず貧血に悩まされ、ふとした時に目眩や立ちくらみ、座り込みなどの症状が顕在化しており、人間ドッグでの血中鉄分量も基準値を下回っていた…医者は安易に鉄剤を処方するが、一つの成分を多量摂取すれば何となく腎臓などの臓器を痛める結果になりそうだから、市販もされている鉄剤に無自覚に頼るのではなく、やはり普段の食生活から適切に鉄分を補給する事が肝要と考えて、貧血対策の一品を考案した次第。そして、其の料理を毎日一年間こしらえて食してもらった結果、一年後の検査で、血中鉄分量が基準値を大幅に超えてクリアし、貧血症状も全く見られなくなった、と云う、目に見える改善が得られたので、其のメニューを以下に公表したい。

其の一品の考え方としては、諸々の本を読む内に…鉄分補給にはレバーや赤身肉、と云う定説があったが、どうも動物性の鉄分よりも、植物性の鉄分の方が吸収されやすいと云う新説に合点がいったので、たまにレバーなども摂取するにしても、鉄分補給のメインとしては、植物性の鉄分を如何に効率よく摂取するか、に重点を置いた。こうした食事療法で重要な事は、結局何が正解なのか、時の科学の結果次第でどう転ぶか我々には分からないのだから、あの食材はよくないから駄目、と云う風に全く排除するのは後々になってやっぱりあの食材は重要、と云う風に変節する可能性も捨てきれないのだから、よほどの確信が無い限り、特定の食材を排除しない、と云う事である。政治もそうだが、食生活においても、極端な排除の論理はよい結果を齎さないだろう。ただし、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品は鉄分の吸収を阻害する事は確からしいので、乳製品は控えるようにした。どういう訳か家人は牛乳を毎日飲むと体調がいいと云いながら貧血で青ざめながら意固地に牛乳を飲み続けた結果、貧血が悪化していたのだが、まずは此れを控える事とした。

さて、植物性の鉄分と云えばほうれん草、と云う定説だが、此れもよく調べてみるとほうれん草よりも小松菜の方が鉄分が多いので、小松菜を主軸とした。次は、其の小松菜の鉄分を如何にすれば効率よく摂取できるか。書物によると鉄分と云うのはビタミンC等と一緒に摂取しないと体内に吸収されにくいとの知見が得られたので、小松菜+他の野菜、を組み合わせる事とした。他の野菜としてパプリカを選ぶ時、赤パプリカと黄パプリカがあるが、黄パプリカの方がビタミンCは多いらしい事に留意した。オレンジパプリカは、赤と黄の中間の効能であるらしい。また、野菜の加熱方法としては、ゆでるとせっかくの鉄分が水に溶け出しそうなので、電子レンジを使用した。小松菜の場合は、鉄分をなるべく逃がさないために、束のまま電子レンジにかけて、冷ました後適当な大きさに切った。

ビタミン源としては、小松菜以外の野菜の他に、風味づけもあってレモン汁も添加した。レモン汁は、香料などの添加物無しのレモン汁100%を使用した。

更に、此れは小生の独断であるが、酸性条件下の方が鉄分が溶け出しやすく、体内に吸収されやすいのではないかと期待し、酢をベースとした酢の物として仕上げる事とした。酢は本醸造の純米酢を使用した。思えば小生が永年酢の物が苦手で、実家で食わされた胡瓜とワカメの酢の物、というのが、ワカメがぎゅにゅぎゅにゅしてて、ワカメ本来のしゃっきりとした新鮮な磯の風味が死んでいるのが多く、胡瓜も冴えないから好きになれず、従って実家を出てからの食卓で永年酢の物を避けていたのが家人の貧血の遠因なのかなと反省する次第…やはり女性には酢の物は重要なのだろう。其れに、改めて自作した酢の物を食べるようになると、其れなりに食欲が活性化されて、最近は酢の物大好きOKである。

更に、小松菜やほうれん草などの青野菜に含まれるシュウ酸が、遊離した鉄分の、体内への吸収を妨げるとの説があり、しかしカルシウム存在下であればシュウ酸はカルシウムと先に化合する事で、鉄分の体内への吸収を妨げないとの仮説により、此の酢の物にはカルシウム源としてチリメンジャコを添加する事とした。

胡麻にも鉄分やカルシウムその他ミネラルが豊富なので、其の都度擦ってえもいわれぬ香気を立たせた胡麻も入れた。黒胡麻と白胡麻では黒胡麻の方が若干鉄分が多いので黒胡麻を選択した。大きなすり鉢だと毎日いちいち洗浄が大変なので、此の一品のために黒胡麻を擦るために、とんかつ屋などで供される、手のひらサイズのすり鉢を購入し、使用した。

後は味付けとして、醤油を垂らし、かつお節あるいは市販の塩昆布などを加えて味を調えた。醤油は、例えば「旨口醤油」などと宣伝している醤油の成分表示を見るとダシと砂糖と酒を添加していたりと、そりゃダシや砂糖をぶちこんどけば旨みが増すに決まっているのにさも醤油本体から旨みが滲み出しているかのような欺瞞的商品が跋扈しているので、なるべく正直な、醤油単体をチョイスした。市販の塩昆布には砂糖やその他添加物だらけだが、其処はもう味付けのためには致し方ないとして、目を瞑った。

『貧血解消!小松菜の酢の物』

材料

①小松菜 二束ほど
②キャベツあるいはセロリあるいはブロッコリーあるいはパプリカあるいはホウレン草など、お好みで。 適量
③純レモン汁 数滴
④チリメンジャコ 一つまみ
⑤黒胡麻 其の都度擦って 適量
⑥純米酢 適量
⑦純正の醤油  適量
⑧かつお節あるいは塩昆布 適量

調理方法
1.①と②をよく洗い、①は根元のみを切り落とす。②は食べ易い大きさに切る。
2.①と②を一緒に電子レンジで600Wで1分40秒加熱する。②がブロッコリーの場合は1分50秒とする。
3.①を食べ易い大きさに切る。
4.①と②を適当なボールに入れる。
5.③、④、⑤、⑥、⑦、⑧を加える。
6.よく混ぜて出来上がり。

ザ・マンザイ…ウーマンラッシュアワーが、存外まっとうな大衆批判、婉曲ではあるが痛烈に的を射た自民党批判を繰り出していた…「お前らの事だぞ!」

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歳末の補足…

先週…今現在欧州が政治的口火を切ったのを皮切りに欧州、中国主導で済し崩し的に既成事実化されている電気自動車は結局原油や天然ガスなどの炭素系化石燃料を使用した火力発電をエネルギー源とするならば、二酸化炭素削減や化石燃料依存からの脱却と云った、自動車産業におけるエネルギーシフトの根本の目的を閑却した怠慢であると云う懸念を表明したが…先日見たテレビ番組によると太陽光発電が経済的に現実味を帯びて来ていると云う状況だったから、仮に主要エネルギーが太陽光になるのであれば、充電式の電気自動車は上記の二つの懸念を払拭できる有望株となる…と、考え直した次第…サハラ砂漠やタクラマカン砂漠などを丸ごと太陽光パネルで覆ってしまえば世界の電力供給は賄えるのではないか、送電に問題があるかもしれないが…

改めて白鵬の、立ち合いでの張り手の卑怯さについて考察すれば…一体何が卑怯なのか、姑息なのか、と云う事を根本的に省察すれば…白鵬は確かに実力で横綱の地位を勝ち取ったのだろうが、横綱であり続けるために、横綱のみに許された暗黙の制度、雰囲気を不公平にも利己的に利用し、便乗して、即ち制度を利用して勝ち続けているのであって、実力で勝ち続けているのではない、と云う事への批判なのであった…其の制度とは…横綱相手に立ち合いで張り手やかち上げなどをかます格下力士は事実上存在しない、と云う暗黙のルールであって、相手がやらないのをいい事に自分だけ立ち合いで格下力士相手に目くらまし的な張り手やかち上げをかまして確実に勝ち星を重ねるのが卑劣で、見ていて胸糞悪くなるのである…もっと云えば白鵬や元日馬富士の相撲でよく云われる処の鋭い立ち合い、ってやつも、相手と自分の立ち合いタイミングを合わせる建前から大きく外れないが、物理的に相手の立ち合いのタイミングよりもちょっと早く突進して来る小手先の技術に長けた小賢しさなのであって…いわゆる双葉山流の横綱相撲の「後の先」(ごのせん)を期待する訳ではないが(白鵬も横綱就任当時は「後の先」にこだわるがそうすると負けが込み出して来てさっさと横綱相撲を止めている)…形振り構わず勇み足寸前まで気忙しく先走る横綱の立ち合いに…興冷めの感は拭えない…

今更批判を挙げ連ねても溜飲も下がらない惨めさが己に返って来るだけだが…先の選挙での自民党の虚言の数数…思い返すだに憤懣煮えくり返る…1.外交安全保障は自民党におまかせ、などと吹聴していたが、そもそも戦後70年経って未だに近隣諸国と親交できず安全保障環境を悪化させている原因の一つは自民党である、と云う事は以前論述した。新たに挙げると2.自民党は政権奪還後内定率や就職率が何%上がった云々と喧伝しまくっていたが…そもそも過去の自民党政権によって非正規雇用が2割から4割まで増加しており、即ち収入が少なく不安定な被雇用者が2倍増えていると云う就業状況の構造的劣悪化を作り、其の状況を少なくとも維持しているのが自民党なのであって(民主党政権時に若干改善の変化があったが構造的改善には至らず)、此の、自民党による雇用状況の構造的劣悪化の責任には全く触れずに、目先の雇用統計が数パーセントよくなった云々と喧伝されても構造的劣悪化の改善に対しては焼け石に水の効果なのだから、自民党政権によって雇用状況がよくなったと吹聴する資格は全く無い。こんな、子供でも分かるような見え透いた虚言詐言を選挙で弄する厚顔無恥には反吐が出るが、其れに騙される有権者が多いのにも全く絶望的で埒が明かない…自民党政権後に有効求人倍率が上がったと云っても其のほとんどが非正規であって…正規雇用の求人が増えたと云ってもほんの数%であって、先の構造的劣悪化を改善させるほどの伸びではないのは明らかであって…そもそも、労働者を、正規と非正規という二つに分断させ労働者の横の繋がりや団結を阻止させ、自民党に合法的に献金する経団連企業が望むようにした、この分断工作の主犯が自民党なのである…パーティー券だの企業献金だの…、此れらを賄賂と云わずして何が賄賂か。

京極さんのひそみに倣って鰯の丸干しを焼き(ガス火で)、炊き立ての白飯(炊飯器)と並べると…くそっ、こんなものが何故にこんなに旨いのか、と、京極さんさながらに思わず涙ながらに白飯をがつがつハフハフかき込む…うろ覚えだが確か、天才、岡星主人が美味しんぼ初登場の時に、京極さんのためにこしらえた炭火の鰯の丸干し(土佐干し?というのだっけ?)とカマドの白飯ほどではないにしても…塩を効かせた鰯の、脂の乗った野趣あふれる力強い風味がたまらなく飯に合う…「若いが才能ある板前が腰据えてやってる」(銀座の食を知り尽くしたホームレスの辰っつぁん?が山岡に岡星を紹介した時の言葉?)岡星みたいな行きつけの店がほしいものである…


風刺画

港区タワマン在住の奴隷階級へのインタビュー
「何だかんだで多数派の中で奴隷階級してる方が得するじゃないですか。其れに何よりも安心だし」
「はっきり云って、生活の保障さえしてくれるなら政治的自由や権利なんてなくてもいい」

小学生の将来の夢
一位 奴隷階級
二位 自民党員



久々の俳諧気分…

燗晴れて雀地を這う刈野哉

ママ友や25坪で2千万

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また雑感…

成り行きで来年の御正月用のしめ縄を自作する羽目になり疲労困憊…何故か持っているイグサの縄で太い縄をなう処から始めて…酉の市の熊手みたいにどしどし縁起物を取る付け永年持て余していたド派手な水引きなどを装着し謹賀新年を墨書したためて両脇に紙垂(しで)をなびかせて五穀豊穣を祈念しつつ独創的な形に仕上げる…望外の出来栄えに大満足で、来年の御披露目が楽しみ…最終的には、来週、最近見つけた近所の渓谷に自生するシダと南天を摘んで来て其のしめ縄にあしらえば完成する…

M1…和牛の方が面白かったが何故とろサーモンなのか…それはそうと気になったのは…出場者たちの多くが手入れの行き届いた革靴を召しており、小生宅の小さいテレビでは詳細は分からないが何となくなかなか良い革靴のようだ、と云う事ではあった…使い勝手の良い滝川クリステルとしてのホラン千秋のテレビでの出演率の高さに辟易しつつ…

何かしらんが此れも済し崩し的に欧州の思惑が先行して電気自動車への流れがまるで世の趨勢として正しいものかのように既成事実化しているが、いかがなものかと疑念を抱くあまり個人的に日々憤懣と鬱屈が深まる始末……現行の化石燃料車の問題点としては、排ガスと二酸化炭素排出、そして化石燃料の有限性の三つであろうが…コンセントから電気を充電してモーターで走るタイプの電気自動車は…排ガスの問題はクリアするだろうが、しかし、電気自動車の動力である電気を供給するのに結局火力発電に頼るならば(原発などは論外。)、二酸化炭素は排出するし、原油も消費する事になるのだから、此の、充電式の電気自動車が主流になると二酸化炭素排出量は増えるし原油消費量も増えてエネルギー供給危機も増大する恐れがあると思われるが…そんな素朴な疑問など掻き消すように欧州の一部はしたたかに政治主導でガソリン車やディーゼル車廃止を決定して電気自動車の趨勢を演出し、自国の自動車産業への優勢を準備しているが、上記の理由で其れが本当に地球のためになるのかどうか、甚だ疑問である…二酸化炭素排出を抑制し有限なるエネルギー供給危機から脱するために原油依存から脱却するには、自動車産業としては日本メーカーが開発中の燃料電池、あるいは水素エンジンが正解だと思うが…各種化学産業の副産物として生成される水素と空気中の酸素を反応させて電気と水を作って動力とする理想的な解決方法だが…例によって後手後手に回るのに慣れた此の国…普段は政治と経済を国民的に腐敗させるやり方で此の国の政治と経済は癒着しているくせに、国際的な競争の場において未来を見据えて利益を取りに行く決断のために政治と経済が協力すると云う主体性は皆無と云う愚鈍を改めて垣間見せてくれた…そして更に輪を掛けて此の国の政経癒着者=自民党+経団連の愚かしさと云うのは、欧州が電気自動車の流れを宣言したらば其れになんら異を唱える事無く無自覚に無条件に流されてほいほいと電気自動車の流れを追認する様子であり…此れまでせっかく頑張って莫大なコストをかけて燃料電池を開発し水素ステーションも各地で作ろうとしている矢先だったのに、技術の劣った欧州の利にさとい強弁など真に受けて反論の一つもしないと云うのは、今までの燃料電池と水素ステーションの開発は何だったのか、自ら其の頑張りを無意味にする事してくやしくないのか、と門外漢の小生であっても憤懣やる方なく…少なくとも、電気自動車の趨勢に乗る者らは、其れが本当に二酸化炭素を減らし、原油使用量を減らせるのか、其の辺の、二酸化炭素と原油の収支を明らかにすべきである。

それはそうと、良くも悪くもユニークな、きれいなジャイアンことキム・ジョンウンの髪型を揶揄して真似た気骨あるロックバンドと云うのはいい加減そろそろ出現しないのであろうか。ロックバンドたる者、あんなユニークな髪型の独裁者が現れたら速攻で真似するくらいのがさつな下世話さがなくてどうする。善処を待ちたい。

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雑感…

言い訳がましいけれどもまとまったことを書く時間が取れず…それにしても白鵬のせこい相撲はどうにかならんのか…立ち合いで必ず相手に目にも止まらぬ高速でかますせこい張り手…あんな事横綱からされたら相手は面食らって必ず白鵬ペースになるに決まっているし、相手は立ち合いでいきなり横綱に張り手食らわすのは憚られるのだから、そこんところの暗黙の序列をわきまえた上での白鵬のせこ過ぎる立ち合いでの張り手、日馬富士の件に加えて、横審で疑義がもたれてしかるべき、横綱の品格が問われるべき事象であろう…あの嘉風戦にしたって…馬鹿の一つ覚えみたいに白鵬はまた嘉風に立ち会いざまに高速で張り手かましているし、それにもめげずに嘉風は怒涛のがぶり寄りで、間合いが合わなかったと云い訳して力を入れなかった白鵬を一挙に土俵の外に押し出したのにも惨めたらしく未練がましく不満を露わにして数分も土俵の横や上で抗議の意思を示したりと、一体どこまでせこいのか…最近はアインシュタインの特殊相対性理論の第一論文を読んだりして…実に平易にして素直な疑問を、高校数学レベルの数式を駆使してシンプルに展開していったら実に斬新な結論に到達する…論理的隙の無さと、あっけらかんとした平明さがもたらす革命的結論の樹立の過程に脱帽…事物の運動理論に対して、観測者としての光速というファクターを導入して既成の力学(ニュートン力学、あるいはマックスウエル電磁気学)を書き換えていったら全く新しい理論が現出する其の過程が素晴らしいし、示唆に富む…小生としては、此の光速を、何か別のものに置き換えたらまた新しい世界が開けそうな予感がしている…法律、習慣、言葉、物語、音、臭い、等々…そんなこんなで思い立って最近は、昔お世話になった理化学事典を300円の古書で入手できたから、其の理化学事典を晩酌代わりにつらつら読んでみることにしている…昔から何かと役に立つ辞典だったが、改めて味わい深いなと思う…

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今週休載

今週休載します。次回は11/26です。

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悦ばしき邂逅の旅路…(前篇)

先週末の三連休何してたかと云うと…昨年夏に故あって一人で訪れた、米子の水鳥公園の風情が感銘忘れ難く、前世が小鳥であった事を自認する細君に、あの神話的で不思議な世界における鳥の楽園を見せてあげたい念願を今こそ叶えたく思い…、高速道路の冬用タイヤ規制が始まる前で、且つ、白鳥が越冬しに来日した時機も見計らった上で、折良く先週末、日帰りの小さな旅を計画したのであった…其の企みをふとした話題で漏らしたのには、そこはかとなき期待が滲み出ていないとは言い切れぬ、卑しからぬ人情の範囲ではあろう…そんなこんなで話がトントン拍子に進んで先方の御尽力によって前日だと云うのに風光よろしき宿さえも予約でき、思いがけぬ邂逅による悦ばしき事態の進行に気分が追い付かぬ浮ついた心持のまま翌日、高速道路で山間部を激走している自分にも邂逅したのであった…突入する度に視界が狭くこじ開けられる朝霧の切れ間に青空が見えると眼前の山腹には退廃的に色付いた紅葉の山並み…ぱかぱかの軽自動車で防音が御粗末だからかけている音楽なぞ微塵も聞こえぬ暴力的なロードノイズの中を突入し続けた挙句ようやっと辿り着いた水鳥公園は相変わらず地の果て至上の時のような鳥たちの楽園…中海の沿岸に沿う形で浮かぶ細長い島…かつての干拓事業の名残りで中海の底土を浚渫した土で構築した人工島のようだが…干拓中途で力尽きた感で、其の人工島の中に広大な池が残り…其の池の畔には丈高い葦が生い茂る豊かな生態系で…湖の中に池が浮かぶ不思議な地形を見晴るかせば大山が聳えるはずが其の日は生憎雲が掛かって中腹以上は御目見え出来ず…尾をぷりぷりしながら頭ごと半身を水中に突っ込んで餌を漁る多種多様の鴨群の中に、小白鳥や大白鳥の群れが水面をしゃばしゃばしたり首を休める寛ぎの時…水辺のベンチで仰向けに横たわって行雲流水、秋の鱗雲を漫然と眺めながら澄んだ光に包まれて…風の音、鳥の、姿態に似合わずげへげへと濁った鳴き声、波音などに集中する暢気にしばし遊ぶ…水鳥公園に向かう途中に誰しも目にする特異な地形として、草原から唐突に盛り上がる小山の頂上に甍をチラ見せさせる粟嶋神社が気になったが其の日は行けず残念であったが…其の後…件の神社には一度連れて行った事がある由、伝えられ、自分が、かつて其処に行った事をすっかり失念していたのは何の因果か考えさせられ…思い返せば過日…荒み茶会の狼煙を大山周辺で挙げんがための野点を転戦したのであって…其の中途にて…確か猛吹雪の中…青磁茶碗に雪を盛って本殿前の石灯籠の火袋に供えたり、雪で墨を擦って短冊に歌を詠み、八百比丘尼のホトに擬した岩窟に供えたりと荒みの狼煙をあちこちでやりたい放題挙げたのだったが…そんな重大事を此の粟嶋神社で成し遂げたのをすっかり失念していた事は…神の加護か仕業か知らねども何やら神がかった妙事と云うか配慮と云うか神慮と云うか…例えばもし仮に現在の小生がのこのこ行って、過去の小生が供えた青磁や短冊に能天気に邂逅しようものなら粒子と反粒子の衝突⇒消滅、のような取り返しの付かぬ不吉が起こるのだが、神慮によって小生に忘却を齎してくれていた、と云う事なのかと、はらはらしながらしみじみと思い返すのでもあったが…其れは兎も角として…あちこちの観光地を巡るでもなく割り切って一ヶ所を充実して過ごす贅沢を満喫し…蕉翁の故事を引くのも烏滸がましいが何も思い浮かばず一句…粟島やああ粟島や粟島や

僥倖を得た其の日の御宿、皆生シーサイドホテル海の四季に向かう…同乗二人とも方向音痴でさんざん迷いながらいつの間にか目的地に付き…合流…一部屋にて合議の末…其の夜の宴の場所を手際よく選定…ガラパゴス携帯ですらない、年配向けの簡単携帯を後生大事に使う小生からすれば…とうとうスマホが操られているのを見て隔世の感…生まれて初めてのオーシャンビュー…晴れ渡った明るい曇天の下、寄せては返す日本海の向こうに北の将軍様=きれいなジャイアンの面影を思い…一休みした後…月夜の海辺を散策しながらふくらむ期待も波間に揺れて…浮世離れした温泉地特有の浮ついたザワツキの中…接客、料理申し分なき誠実なる個室系居酒屋に向かう…人生の本質の意味において大袈裟でなく類稀な再会を祝して、生けとし生けるものに乾杯…地元の食材を生かした料理と地ビールを味わう…シロイカの新食感忘れ難く歓談相楽しみ…此処でリベンジの一句…粟島や鳥の目揚がる満月に…細君たちをホテルに残して温泉街をそぞろ歩き…スナックから漏れ聞こえるカラオケ…各旅館の中で娯楽が完結しているようで、温泉街の通りにはラーメン屋と風俗店、スナックばかり…我々はこれまた手際よく検索されたバーへ…多少は時局に噛み付くが、風光明媚に遊び美酒美食を満喫した上機嫌では日常的にハラワタ煮えくり返っている政局への怒りもほぐれて鎮火するは致し方無く…ロックバンドなぞの演奏を聴いた後の、現代と云う時代の当事者になった荒んだ気持ちでおでんや焼そばや牛筋などを摘まみながら熱燗を煽らないと日頃の論理的義憤の成果が出せない…バー御主人が過去に出遭った、豪胆なる酒飲みの逸話(南米メキシコなどの本場ではマティーニの縁に塩ではなく芋虫を潰したものをなすりつけて苦味を効かす、コロナビールを常温で飲む、等…)に耳を傾けながら、ウイスキーのピート臭なるを実地で学習する…何となくほろ苦い風味を感ずるが其れがピート臭と云う事で合っているのか否か酔いの舌では判然せぬが芳しい風味が自分好みでもあり…ナショナルジオグラフィックで昔見た、スコットランドの凍てついた泥炭層の中で肉や毛皮も腐らずに眠る、生贄にされた古代人の、ブロンズ像のように固く締まった遺骸の写真などを想起しながら夜は更けて、程よい処で切り上げる(続く)…

後日、情けない気持ちで即席麺を購い一句…

救いあらずやタラぺぺ味の俺の塩

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HN:
仄々斎不吉
性別:
非公開
自己紹介:
 数寄の天下を獲らんがため号するは、仄々斎不吉。

 三千家(裏千家・表千家・武者小路千家)及び諸家茶道流派に例外無き教条点前に豪を煮やす一方、近代数寄者(益田鈍翁、高橋掃庵等)以上に見立ての幅が広がった現代茶会に更なる侘びの新風を吹き込むべく研鑽を積む。

 利休の、無産有産といった階級をも併せ飲む侘びの骨頂に根ざしながら、そうはいってもありがちなブルジョア金満足だけは厳に慎みたい労農茶人。

 草木に臥してなお風雅を愛でる仲間であるために、茶の湯だけでなく、路上観察、テレビ跋渉、音楽及び納豆評論、 30人31脚批判もこなす趣味人にして愛陶家。 猫舌。


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