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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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「お休み」

右手首と左手首の筋が痛むゆえ、今週はお休み…キーボード打ち過ぎなのか、別件の作業のし過ぎなのか…右手の親指の付け根も痛むし…怖いもの見たさ、下手物見たさでついまたNKHニッポンのジレンマを見てしまい、ヘドが出るような引き裂かれた憎悪と憤怒に苛まれる深更…男女共同参画とやらをテーマに女性論者に喋らす…このままだと国民総生産が減って日本が駄目になるから少子化対策と労働力不足解消のための女性の産業進出促進、専業主婦否定という政権の政策そのままを民間の立場で代弁する事で、政権の思惑を国民の総意として醸成させる手先の役割を、恐らく官邸から直接は頼まれもせず率先して演じる、社会的発言力を獲得したらしき女性論者のスマートな口舌を数秒聴いていると…彼女らの有り様から小生が想起させられたのは、戦前の、「国防婦人会」の発足である…軍国主義と思想統制に関して、軍部はいまだ政治への介入に関しては躊躇していた時局において何故か官憲から頼まれもせず軍部協賛機関を、民間の、それも戦死した息子をもつ母親たちが、率先して軍部への忠誠として社会運動にした歴史は、その後の軍国主義の促進にあたって国家のためらいを払拭せしめるに充分であった。昨今の、市場原理と共同体原理(と生命原理)の乖離を限りなくゼロに近づける、幼稚な洗脳政策の論理を流暢に開陳する女性論者を観覧する、恐らく民主的協賛の図を演ずるためにかき集められたらしき「同世代の女性」たちの表情は一様に固く…何とはなしの違和感を感じながらも論者らを反駁しうる論理を構築できずにいるもどかしさに鬱屈、質問してもプレゼン上手の女性論者に速攻で鎮火せられて歯切れは悪い。市場原理と共同体原理が生命原理を紐帯として結託するのであるが人間は生命原理を超克し、市場原理と共同体原理の自堕落な同一化を引き裂く意志を興すものである…この女性論者たちは、結局、人間の何たるかを知らない、現政権を組織する国家主義的男どもの、かように怯えた奴隷的論理におもねて暗唱できるようになったために社会的発言力を得たに過ぎず、そうした国家主義への民主的協賛の図に利用すべく集められた観覧者の「同性代の女性」たちの社会的立場とは乖離している、という違和感を、観覧者自身や視聴者たちに知らしめる結果になった。国民総生産だとか国力だとか平均値だとかいった単なる計算値にして人間個人そのものと何の関係も無い妄想の維持向上を目的に、人間個人を動かそうとする国家主権の国家主義的政策への論理的批判は小生が過去に書いた。ただし、国力減退による戦力減退に、近隣のゴロツキ国家が付け込んできて国民の財産と主権を簒奪するかも、という推測に対しては、戦力減退が実際に起こるならばその兆候をデータで把握しつつ、決定的なほど戦力が減退する前に情報戦も駆使して戦力減退を隠蔽しつつ外交戦略で専守防衛するしかない…間違っても浮足立って戦備えに汲々する愚策に多額の税を投入してはならぬ。とは言え、戦備えが近隣のゴロツキを刺激して戦端を開くきっかけになるやも、というのは小生とて人の良い平和ボケの、過剰に知性的な情緒的勘繰りに過ぎないのは分かるし、結局ゴロツキは、相手が弱ければ攻めるし強ければ攻めてこない、という、それ以上でも以下でもないドライな野生の原理に従っているだけなのだから適当なる専守防衛を備える事に対して、相手国に情緒的に気兼ねする必要は皆無である。名目だけかもしれぬが曲がりなりにも日米安保を確約させた東シナ海のある程度抑制された状況と、当事国の戦力不足に付け込んでやられ放題の南シナ海の状況を見れば一目瞭然である…まあ…理屈を張り合うと碌な事にならぬから、「うまいことやる」しかないのだろう…手首が痛い。ギリシャのデフォルト…それ自体もかなり深刻だが、実際、対岸の火事ではない…

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