ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
行く春を惜しむ
誰も決して求めはしないだろう無駄の余白の勘違いの荒野へ永久機関のように人間味無くひたすら簡素な演算をびっしり撒き散らすだけの作業を、極めて冷酷冷静に推し進める今となっては小生の生身は元よりここでの駄文もまた生気の無い抜け殻に過ぎないのだが…しかし、生が無価値であるならばそれと同じく芸能・技術・思想の産物すべてにも価値は無い。翻って芸能・技術・思想の産物すべてに価値が無いのであるならば生にも価値は無い。のんびりした陽気の昼下がりの休日…如何ともし難い幽閉蟄居閉塞感に伴うクサクサ感から得体の知れぬ脅迫妄想による怯懦が生活を窮屈に仕向ける動悸が時を選ばず胸騒ぎを発作させる安逸ならざる惨めが…さておき、以前にも零したかもしれないが東急ハンズが提案するクリエイティヴな品々に比べてロフトという小売業者の生活雑貨のつまらぬ事といったら耐え難いものだった…しかしながらそれは恐らく素人目線の話であって、本職のプロからすればハンズといえど使い物にはならぬチャラい工夫に過ぎぬ道具と思うけれども…動悸の日々とはいえ生活の草草にものする創意というのは沸沸と沸いて止まず、老舗の生地屋でポップ且つ斬新な裂地を買い上げ…それは、深紅の艶っぽいサテン生地に蝸牛の目玉ほどの極小の螺鈿貝みたいなグリッターがばらばらでなく整然と緻密にびっしり貼りつけられたポップ感覚なので…所蔵の茶入に着させる仕覆の仕立てへの創意が一段と盛り上がりつつ、型紙の勉強の必要に肉迫される。と、ここで激烈な眠気…無理してタモリ倶楽部を見たのが助長する寝付けない浅い眠りとなかなかシャットダウンしない思索の噴出によって夜中に何度もメモを取らないといけないから午前中ひいては午後3時頃までは何もやる気がしない倦怠感がひどい…そこへ、ピンポンピンポン鳴り、家人に内緒でこっそり注文していたヴィブラスラップが予定より早く到着してしまい動揺が収まらない…カーッという音は出るが何だか思ったような音質には聴こえないが、演奏している本人にはそのようであっても少し距離を置いた家人からはいわゆるカーッという妖怪音が聴こえるという事だったから御の字としたい。加えて、所持している麦藁帽子の、本体と鍔の接合部分に巻いてあった黒いリボンが気に入らなくて外したもののそれだと何処か引き締まらず、替わりに種々のリボンを買い求めて家人の協力もお願いしつつ試したもののしっくりこない…そこで夜中に思いついたのは金属、という材料の大々的転換であって、帽子に、アルミかステンレスの針金か展伸リボンを巻くと地味ながらエッジが効いていい気がする…発条を巻きつけるというアイデアもある。
官邸に放射性物質を積んだドローンを特攻させた人は蓋を開ければ今時珍しい思想犯だったようで、聴けばメッセージ性と完成度の高い漫画作品もものしているという…思えば数年前、消えた年金問題で国中の緊張がビンビンに高まった時局において所轄の厚生労働事務次官夫妻が宅配業者に化けた男に暴行乃至は殺傷された事件があったが、すわ思想犯かと思いきや、蓋を開ければこの男、自分の愛犬が保健所で殺処分された恨み、であったという馬鹿げた腰砕けの珍事の、絶望的な表層感、物語の無効性に時代の先鋭を感じさせられたが…昨今のガチの思想犯の出現とあっては工夫の乏しさは否めないもののかつての珍事を面白がる余裕すら失われた時局の急迫が現実化していると見ていいのだろう。
敵愾心に満ちた胸糞悪さと己の無力感へのキツイ自責の念に苛まれるのは取りも直さず労働問題であって…最近ではブラック企業、ブラックバイトなどとまるで現代特有の新しい問題かのように錯覚させるが中味は産業革命以降旧態依然とした労働問題が政権と資本の結託によって劣悪化の一途を辿っているが…労働問題というのはまず体制犯罪である。これは、個別的人間の本然的自由意思や偶然性に依拠する個別犯罪とは異なる。体制犯罪とは、個人の自由意志を仮設的戦略的に制約する事で個人の尊厳をある程度保障しようとする名目たる体制それ自体に依拠した犯罪なのである。例えば人種差別政策や思想弾圧、らい病患者隔離政策や官憲による冤罪工作など…それらと同列に労働問題はある。しかるに現政権とその追従マスコミ及び彼らの金銭スポンサーである経団連企業資本は…専ら、ブラック企業・ブラックバイトといった体制犯罪に対し、小手先の傾向と対策といった対処療法をその場しのぎ的に推奨するばかりでその根本を根絶やしにする気がないという事はそれの、つまり劣悪労働体制犯罪の存続を社会的に承認していると見ていい。体制犯罪は本来、体制の元締めである国家が国家の存在意義をかけて撲滅を目指し、撲滅を目指せばそれが十分可能なものである。個別犯罪は人間本来の自由を原因とするため国家は対処療法的に事後的に処理するしか出来ないし、根本的に対処しようとすると人間の自由を絶対的に否定し尽くす必要になるから事後的に対応するしかない。しかし体制犯罪は体制の根本を担う国家の責任に帰結されるものであり、民間による申し訳程度の対処療法にまかせるものではない。労働問題の発生自体を体制的に野放しにすることは国家が体制犯罪を追認しているのを証明するに等しい。無論、民間が派遣ユニオンや学生ユニオンを自発的に結成し資本に対抗するのは正攻法として大いに促進されるべき勇気として賞賛、激励すべきものである。
しかし一方で体制とは個別的人間の個別的背景や自由意志を捨象して主権を移譲することで社会的福祉を講ずる形式である。この主権移譲は仮説的即ち戦略的即ち虚構的であるにも関わらずその虚構性故に招かれる恣意的解釈と個別的意識に付け込んで、体制の運営者が(←これも虚構)、被支配者=被雇用者に隷属を強い搾取を正当化する…まさに体制特有の犯罪傾向である。要するに国民主権という、個別の人間という「現実」に根差した本来を忘れるか、勘違いしているのかあえて認めない性向によって、国家主権乃至は体制主権という「虚構」を奉ずる国家主義者による奴隷貿易という、人間の尊厳を踏みにじる最悪の体制犯罪なのである。そもそもこうした体制特有の犯罪傾向を抑止するために憲法を骨格とした立法府の存在意義があるのである。したがって体制犯罪を体制的にゼロにせず野放しにするのは立法・行政・司法の三権を総合する国家の怠慢としか言いようがなく国家の存在意義を自ら貶めるものである。従って労働問題のような体制犯罪が一つでも起きればそれは時の内閣の仕事が全否定されてしかるべき大事件ととらえられるべきであり国民は労働問題によって己自身の尊厳が蹂躙されたと肝に銘じなければならない。そもそも労働問題とは労働現場という生活の根幹をなす現場での直接的人権蹂躙なのであり逆鱗に触れないほうがおかしい。しかるにいまだに止まぬ過労死や長時間労働、封建的な強制労働や給料不払い、残業代不払いや残業強制労働への恫喝、業務上のしくじりを理由に罰金を取る違法などといった劣悪労働実態が現実問題として存在する事が、報道でも政権の態度においても、政権転覆ほどの大事件であるにもかかわらず、まあよくある、不可抗力として発生する犯罪であるかのように取るに足らぬ事として処理されるのは常軌を逸していると云わざるを得ない。明らかに選挙法を違反した国会議員小渕が何事も無く選挙で再選を果たすような体たらくなのだから何を云っても無駄なのだろうが、この問題への不感症は結局国家が国民の総奴隷化を推奨し国民は自らの総奴隷化を追認する事になると肝に銘じよ。従業員が数千人以上の大企業が何回か行政の指導・勧告を無視した場合に限りブラック企業として公表するという政策をしぶしぶ出しているがブラックの大半が労組の無い中小企業なのだから意味の無い、子供だましの野放し追認政策に過ぎない。家族経営やパート、アルバイトだろうが何だろうが従業員数が二人以上の会社は原則労組を結成しないと営業禁止、派遣会社の登録者も原則労組結成しないと派遣業を禁止し、労働条件を団交する事、労働基準法に抵触した企業は一発で御取り潰しにするくらいしないと駄目だ。それにしてもこの国の選挙制度に巣喰う後援会制度というのは疑似氏族制度というか一族郎党みたいなのを囲っておいて確実に権力を世襲するシステムの封建擬制に他ならない。投票率が悪いからこうした封建制をのさばらすのだろうが、何とかならないのだろうか。
それはそうとヴィブラスラップ、思っていたような音と違って落胆していたのを家人が見かねてアドヴァイスしてくれて、発音部分の蝶螺子を緩めて角度を調節する事で、期待通りのカーッという化け物出現音を出す事に成功した。感謝感激欣喜雀躍である。
官邸に放射性物質を積んだドローンを特攻させた人は蓋を開ければ今時珍しい思想犯だったようで、聴けばメッセージ性と完成度の高い漫画作品もものしているという…思えば数年前、消えた年金問題で国中の緊張がビンビンに高まった時局において所轄の厚生労働事務次官夫妻が宅配業者に化けた男に暴行乃至は殺傷された事件があったが、すわ思想犯かと思いきや、蓋を開ければこの男、自分の愛犬が保健所で殺処分された恨み、であったという馬鹿げた腰砕けの珍事の、絶望的な表層感、物語の無効性に時代の先鋭を感じさせられたが…昨今のガチの思想犯の出現とあっては工夫の乏しさは否めないもののかつての珍事を面白がる余裕すら失われた時局の急迫が現実化していると見ていいのだろう。
敵愾心に満ちた胸糞悪さと己の無力感へのキツイ自責の念に苛まれるのは取りも直さず労働問題であって…最近ではブラック企業、ブラックバイトなどとまるで現代特有の新しい問題かのように錯覚させるが中味は産業革命以降旧態依然とした労働問題が政権と資本の結託によって劣悪化の一途を辿っているが…労働問題というのはまず体制犯罪である。これは、個別的人間の本然的自由意思や偶然性に依拠する個別犯罪とは異なる。体制犯罪とは、個人の自由意志を仮設的戦略的に制約する事で個人の尊厳をある程度保障しようとする名目たる体制それ自体に依拠した犯罪なのである。例えば人種差別政策や思想弾圧、らい病患者隔離政策や官憲による冤罪工作など…それらと同列に労働問題はある。しかるに現政権とその追従マスコミ及び彼らの金銭スポンサーである経団連企業資本は…専ら、ブラック企業・ブラックバイトといった体制犯罪に対し、小手先の傾向と対策といった対処療法をその場しのぎ的に推奨するばかりでその根本を根絶やしにする気がないという事はそれの、つまり劣悪労働体制犯罪の存続を社会的に承認していると見ていい。体制犯罪は本来、体制の元締めである国家が国家の存在意義をかけて撲滅を目指し、撲滅を目指せばそれが十分可能なものである。個別犯罪は人間本来の自由を原因とするため国家は対処療法的に事後的に処理するしか出来ないし、根本的に対処しようとすると人間の自由を絶対的に否定し尽くす必要になるから事後的に対応するしかない。しかし体制犯罪は体制の根本を担う国家の責任に帰結されるものであり、民間による申し訳程度の対処療法にまかせるものではない。労働問題の発生自体を体制的に野放しにすることは国家が体制犯罪を追認しているのを証明するに等しい。無論、民間が派遣ユニオンや学生ユニオンを自発的に結成し資本に対抗するのは正攻法として大いに促進されるべき勇気として賞賛、激励すべきものである。
しかし一方で体制とは個別的人間の個別的背景や自由意志を捨象して主権を移譲することで社会的福祉を講ずる形式である。この主権移譲は仮説的即ち戦略的即ち虚構的であるにも関わらずその虚構性故に招かれる恣意的解釈と個別的意識に付け込んで、体制の運営者が(←これも虚構)、被支配者=被雇用者に隷属を強い搾取を正当化する…まさに体制特有の犯罪傾向である。要するに国民主権という、個別の人間という「現実」に根差した本来を忘れるか、勘違いしているのかあえて認めない性向によって、国家主権乃至は体制主権という「虚構」を奉ずる国家主義者による奴隷貿易という、人間の尊厳を踏みにじる最悪の体制犯罪なのである。そもそもこうした体制特有の犯罪傾向を抑止するために憲法を骨格とした立法府の存在意義があるのである。したがって体制犯罪を体制的にゼロにせず野放しにするのは立法・行政・司法の三権を総合する国家の怠慢としか言いようがなく国家の存在意義を自ら貶めるものである。従って労働問題のような体制犯罪が一つでも起きればそれは時の内閣の仕事が全否定されてしかるべき大事件ととらえられるべきであり国民は労働問題によって己自身の尊厳が蹂躙されたと肝に銘じなければならない。そもそも労働問題とは労働現場という生活の根幹をなす現場での直接的人権蹂躙なのであり逆鱗に触れないほうがおかしい。しかるにいまだに止まぬ過労死や長時間労働、封建的な強制労働や給料不払い、残業代不払いや残業強制労働への恫喝、業務上のしくじりを理由に罰金を取る違法などといった劣悪労働実態が現実問題として存在する事が、報道でも政権の態度においても、政権転覆ほどの大事件であるにもかかわらず、まあよくある、不可抗力として発生する犯罪であるかのように取るに足らぬ事として処理されるのは常軌を逸していると云わざるを得ない。明らかに選挙法を違反した国会議員小渕が何事も無く選挙で再選を果たすような体たらくなのだから何を云っても無駄なのだろうが、この問題への不感症は結局国家が国民の総奴隷化を推奨し国民は自らの総奴隷化を追認する事になると肝に銘じよ。従業員が数千人以上の大企業が何回か行政の指導・勧告を無視した場合に限りブラック企業として公表するという政策をしぶしぶ出しているがブラックの大半が労組の無い中小企業なのだから意味の無い、子供だましの野放し追認政策に過ぎない。家族経営やパート、アルバイトだろうが何だろうが従業員数が二人以上の会社は原則労組を結成しないと営業禁止、派遣会社の登録者も原則労組結成しないと派遣業を禁止し、労働条件を団交する事、労働基準法に抵触した企業は一発で御取り潰しにするくらいしないと駄目だ。それにしてもこの国の選挙制度に巣喰う後援会制度というのは疑似氏族制度というか一族郎党みたいなのを囲っておいて確実に権力を世襲するシステムの封建擬制に他ならない。投票率が悪いからこうした封建制をのさばらすのだろうが、何とかならないのだろうか。
それはそうとヴィブラスラップ、思っていたような音と違って落胆していたのを家人が見かねてアドヴァイスしてくれて、発音部分の蝶螺子を緩めて角度を調節する事で、期待通りのカーッという化け物出現音を出す事に成功した。感謝感激欣喜雀躍である。
PR
この記事へのコメント