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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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楽しめぬ春の陽気…政治力学の練習問題

先週提唱した口腔内の激烈な痛みの式=(虫歯+歯根膿胞+歯周病)×口内炎は間違っていた。此れだと口内炎=ゼロだと口腔内の痛み=ゼロになるから、以下のように訂正したい。

口腔内の痛み=(虫歯+歯根膿胞+歯周病)×(1+口内炎)

それはそうと爽快極まりない春の陽気…鶯なぞがホー法華経と啼く暢気な休日なれど全く楽しめない心境なのは…遅々として進まぬ治療への苦悶と其れによる食欲減退、美食が楽しめない鬱屈もさることながら…細君の知人がいわれのない痴漢容疑で逮捕され、本人は今の処は否認されているようだがどうしても其の人がそんな事をするとは思えない、冤罪ではないか、と云う話を聞いたからで…其れでなくても司法の冤罪の話を聞くと腸が煮えくり返ると云うのに、痴漢冤罪と云う、日本在住の男性に対する最悪の人権侵害を思うだに猶更腸煮えくり返り頭に血がのぼって居ても立っても居られず取るもの手に付かない殺伐とした絶望感に苛まれる鬱屈で鳩尾が殴打されるような心境に陥るのである…痴漢と、痴漢冤罪との関係についての私見については後日述べる。

しかしイラつきと絶望感に苛まれてばかりいても何も手に付かず詮無いので皓然の気を養うため政治力学の退屈極まりない練習問題を、写経に専念するように淡々と解いておく…

定理:権力構造の実態を為す法、規則、習慣、決まり、等々、人間の行動を規制するものは、権力が整理する階級の末端に行くほど其の規制を守る事に関して厳密性が強化され、其の規制からはみ出る事が寸分足りとも許されないが、逆に階級の上層に行くほど厳密性が弱まり、要するに決まりを厳密に守る必要性が薄められる…規則の厳密性の両極端としては、下層の極が、死刑囚や懲役服役囚あるいは自殺を強要された人、であり、上層の極が、法自体を変える事が出来る人や法の執行権、運用権、あるいは解釈権がある人としての国会議員や裁判官、行政官僚等、である。理念的には法を変える上層として国民を措定する国民主権と云う考えがあるが、同時に国民は法の順守が要求される下層でもあるので、此の定理から云えば、法の順守の厳密性に関する下層と上層をメビウスの輪のようにくっつけた処に、民主主義という理念の恐るべき独創性と困難性と本質性が明らかになるだろう。

演繹的事例:
①刑務所⇒国家権力構造の最底辺を構築する受刑者には、諸々の煩瑣な決まりへの厳密な遵守が執拗に要求される…
②就活する人⇒己の全人格を、市場が要求する「人材」に適合させる、人間の商品化に己を供するために…商品としての人材として見劣りしないように…一定の服装やら清潔感やら面接での振る舞いが厳密に強要され、規定される…
③戦前の皇軍が最も分かり易い…軍の最末端に行くほど、軍人勅諭の暗唱など、種類が過剰に多い煩瑣な軍の規則の丸暗記や規則遵守が厳密に求められ、上官から懲罰的に不意に当てられた時にはすぐさま正確に暗唱せねば鉄拳制裁は当たり前だが、当の上官は部下の暗唱が正しいかどうかを手帳を見ながら確認する、即ち暗記出来ていない始末…軍末端には降伏も逃亡も許さず無闇な特攻を命じるくせに、いざ敗色濃厚となると将官クラスが速攻で飛行機で地獄の戦地を後にして何食わぬ顔で内地に帰国したインバール作戦や満州へのソ連侵攻を思い起こすだけで十分だろう…敗戦後に陸軍大臣が自決した事なぞ、取り返しの付かない皇軍の愚業に比べたら何ら反省の表明には足りない些事に過ぎない…
④理念的には国民主権ではあるが…実際に立法権が表出される国会議員や法の執行の上層部である高級官僚どもによる法の愚弄、規則への愚弄の数々を見れば、上層ほど規則の厳密性が緩まる実態と云うのが明らかであろう…加計問題での友人への便宜疑惑や森友問題での財務省官僚による公文書改竄や財務官僚によるセクハラなどが、不幸にも好適な事例である。そして不幸にも、と云うよりかは満身の怒りを以て訴えるべき事だが…財務省上層部から、規則を守る事を厳密に要求されていた財務省の末端組織の担当者が、上層故に本質的に嘲笑的に特権意識的に規則を軽視してもいる財務省上層部から、反規則的行為を強要され、其の矛盾に引き裂かれた挙句其の責任が、実行犯だからという名目で自分になすりつけられる不条理にも引き裂かれたと云う意味で財務省上層に事実上殺されたかのように自死を選んだのであった…

設問:財務事務次官のセクハラ問題露顕について、上記の定理を用いて、要因から発生に至る継起を動的に示せ。

と、ここで…本論である、設問への解答を書く前に時間が無くなり…次週に回す…それにしても…もういちいち指摘するのも馬鹿らしいが…さすがに此処に来て、政権安部の実像、総理安部が「膿を出し切りたい」などと、どのツラさげて云っているのかあきれ返るが総理安部自身が其の膿の本体である事は国民の殆どが周知しているという笑えない滑稽…政権安部こそが、官僚機構ぐるみで国家権力を私利私欲に腐敗させ国民主権を破綻の危機に陥れた主体的元凶であり、総理安部が直接種々の反国民主権的疑惑的事象に手を下したとは現状では思えないがしかし、そうした疑惑的事象を周囲の人間が実行せざるを得ない権力構造を主体的に構築したのは他ならぬ政権安部と自民党と其の支持母体である事は明らかだ。

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HN:
仄々斎不吉
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非公開
自己紹介:
 数寄の天下を獲らんがため号するは、仄々斎不吉。

 三千家(裏千家・表千家・武者小路千家)及び諸家茶道流派に例外無き教条点前に豪を煮やす一方、近代数寄者(益田鈍翁、高橋掃庵等)以上に見立ての幅が広がった現代茶会に更なる侘びの新風を吹き込むべく研鑽を積む。

 利休の、無産有産といった階級をも併せ飲む侘びの骨頂に根ざしながら、そうはいってもありがちなブルジョア金満足だけは厳に慎みたい労農茶人。

 草木に臥してなお風雅を愛でる仲間であるために、茶の湯だけでなく、路上観察、テレビ跋渉、音楽及び納豆評論、 30人31脚批判もこなす趣味人にして愛陶家。 猫舌。


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