忍者ブログ
 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
[317][316][315][314][313][312][311][310][309][308][307]

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今週こそ休載

むしゃくしゃいらいらがひどくて手におえないので今週は休載します。今週もカレー探訪…一楽章というカレー屋が旨い、おすすめです…ライスは日の本カレーの定石にして少し固めに炊飯しておる…ルーは薄いスパイス味が幾重にも重なろうとも至って浅く軽く辛い東南アジア系と、何やら具材をこっくり煮込んだゆえの重厚な味わいの欧州系の二点が楕円軌道を描く…それが少し固めに炊いた飯と絡まると、合う…、としか言いようがない…チキンカレーがよい…インド風の味付けのシナモン鳥がごろごろ…うっかり大盛りを注文したらば店員の中高年女性の気まぐれで本当に食えないほど山盛りにされる…どうにも食いきれずに七分の一ほど残さざるを得ぬ。冷やの量もよい。500mLくらいの冷水を出してくれるがあっという間に飲み干すほど心地よい辛さだ。店内の調度もウッディな古格ある喫茶店風であり、モザイクガラス造形が奇怪な照明も古格である…脂ぎったテーブルの払拭を今少し丁寧にしてほしいところ。古格と不潔感との訣別の難しいこと。BGMはクラシック。それでいて、さまざまなトッピングの中に、豆腐とワカメを載せたカレー、といったにわかには信じがたい突飛なことも提案してくる。日替わりカレーではそれこそ日々、常態に甘んじることなくいろいろと冒険している。常備してある漫画はもう少し工夫したいところだ。歴史上の偉人伝を、世に問う画を持たざる、イラストレベルの絵で糊口をしのぐらしき下流漫画家が編集部の監修の元にとりあえず漫画に起こしたらしき、ペラい内容のその時歴史は動いた的なシリーズ…連載再開した最強伝説黒沢「新黒沢」第二話のあまりにひどい状況がいまだに忘れられないが、山田先生の傑作処女作「大正野郎」もまた、モーニングかその傍系の雑誌でへうげものと交互で連載再開されるとのこと、陰ながらお慶び申し上げます。皮膚の下層に膿が溜まり噴出する持病が少しく悪化…指定の軟膏をすりこむ…幼児期に罹患したが治っていたのが、社会社で有機溶剤に手を突っ込んでざばざばやっていたのが祟ってあまり強くない皮膚がついに限界、再発とあいなった次第…手袋すればよかったのだから自己責任だがしかし…人差し指の指の腹の下層に膿が溜まるのが分かる…無茶苦茶にしたい、根こそぎ台無しにしたい、無かったことにしたい、破綻を招来したい、さしたい、誰というのでもなく、という凶暴がまた鎌首をもたげ…ジョージ・オーウエル1984ばりの全体主義管理社会ならばこんなことをここで書いた時点で思想犯だろう、もう、権力のサイバー部隊からすでに目を付けられているのかもしれない…じぶんになにかあったらもはやいいのがれできないことばかりきじゅつしているようなきがするがじつりょくによるむさべつてろにはなんのきょうみもない。のみなれぬかんちゅーはいいっぱいごときでわるよいしてなけなしのふんばりががかい、むだにせんしゅうげつようびこころのかぜでやすんだばっかりにおあつらえのきゅうちにまたしてもおちいいりてにおえないほどいらついている、ちんしごとでじたいがこうてんしたことはぜったいにない、しゃかいしゃににゅうしゃいらいむさいげんにころげおちつづけているじたいのあっかのじぞくせいにのろいあれ。あべのみくす翼賛体制の昨今において数少ない反骨をしめしているのがグランドジャンプ連載の本宮先生の男樹四代目。「大上段の経済政策」が破綻後の銀行破綻金融破綻国債破綻、血走った民衆による全県の警察公安官公庁襲撃と暴動、治安の悪化、というか治安の消滅をまざまざと挑戦的に描いており…しかし連載開始時に見られたアナーキーな思想は少し薄まり、政治経済を裏でこそ有効に操れると自負する「真のフィクサー」としての大物ヤクザの登場、という主題の輪郭がはっきりしてきた…裏だろうがフィクサーだろうがそれは無政府ではない、ただの政府的なもののコピーであるからしてアナーキーとは異なる…とはいえ今日び、メジャー誌ではっきりと安部政権批判している漫画はコレだけなので今後も注視したい。なにかしら突き抜けた感が生じた時、だいたいこの国は危うい方向に突っ走っていることがあったじゃないか…太宰の「右大臣実朝」での「明るさは滅びの姿であろうか」を引用するまでもなく。閉塞感のほうがまだましである。閉塞感に耐えうる胆力がないと創造はできない、創造とは閉塞感の打破ではない。憂さ晴らしにニーチェを読む…王道なきロック史は、小生にとって、小林秀雄の「ドストエフスキーの生活」でありニーチェの「悲劇の誕生」でありたい。どんなに自分の元気がないときでも、社会的に承認された覇気とやらに負けるつもりはない。たとえ元気がなくとも、題目のように唱え続ける…riot of my own!(おれ自身の暴動!)金子(きんす)のように重たい糞が4本どかどかどかどかっと家族のように出てきた。尻拭いて水に流す。生き物番組で多用される「いのちのドラマ」という言い方に我慢ならない。いのちをドラマなどという既定路線の情緒で矮小化し馬鹿にするな。胸に拳をがっと突き入れて、ぶるぶる窮迫する心臓を掴み出し遠くへ投擲したい。真鍮のトロンボーンをこの上なくへし折りたい。

拍手[1回]

PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

忍者ツールズプロフィールは終了しました

HN:
々々
性別:
非公開

08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

ロック史最新記事

(03/03)

ブログ内検索

最新トラックバック

忍者アナライズ

Copyright ©  -- 仄々斎不吉 --  All Rights Reserved

Design by 好評ゼロ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]