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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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今週休載、ではなく

所用につき今週休載…次回更新は九月二十日です。次期総理と目されるガースー…叩き上げ、苦労人を自身の売りとしているようだが…苦労人だからといって他者の痛みに共感できるとは限らない…しごかれたスポーツ選手の典型的人格「私は殴られる事で人として成長する事ができました」が現役引退後にコーチとして暴力指導を継承したり、家庭内暴力における虐待の世代間連鎖の事例のように、理不尽な苦労や苦痛を引き受け続けて来た人間というのはえてして、他者にも同じような理不尽な苦痛を強いる…聞けば政界一の厳しさと云われる菅事務所…自身が早飯だから秘書も早飯でないと務まらない由…早飯早糞が掟の皇軍→不合理な根性論ばかりまかり通り合理的判断は機能不全→310万人の国民を死に追いやると云う失政の末路を想起させる…菅氏はふるさと納税の立役者でもあるし、最近提案しているスマホ料金四割減は確かに国民の窮状を掬い取っているように見えるが…見下した態度で一方的に消費者から搾取するシステム屋どもを懲らしめるには今のところ国家権力しかないから大鉈を振っていただきたいが…できればついでにNHK代も半額にしてほしい。コロナ対策でも、感染地域の検査拡充によって無症状感染者をあばき出して隔離すると云う合理的根本的対策を徹底的に無視しながら、国民個人に手洗いや三密防止と云った根性論を強要し、経営基盤の弱い処の犠牲を強いる状況は、上層部の無能を現場の実行部隊の常軌を逸した頑張りがカバーするが多大なる犠牲も強要される皇軍末期と同型写像だろう…そのくせ…感染対策と経済対策の両立などとさも合理的であるかのようにのたまうが実際は荒唐無稽な観念論…其の中身を見ると、ワクチンによるコロナの排除を前提としており…withコロナと云いながらコロナを排除する矛盾の露呈…此の自己矛盾にも気づかない底なしの愚昧…結局、コロナを排除しないと安心できないから経済は立ち行かないのに、国民個人に根性論を押し付けるわりには、国家自身は現在の感染症対策に対しては懐手して野放しを決め込む…ワクチンのない状況では、検査による無症状感染者の抽出→隔離しかないのに…未来を見据えたワクチンの手配は重要だが、ワクチンが無い現在の状況に対する尊大な等閑視ぶりが目に余る…まるで、無症状者の洗い出しなどと云った合理的判断は如何にも左派リベラルの視野狭窄による小賢しい皮相の観察と見なしている節がある…其の尊大な無能ぶりは…時局に対して韜晦した観念論をこねくり回すだけで現場の具体的窮状を一切無視する非情に徹する事が矛盾をものともしない大器たるべき大本営だと云わんばかりの誇大妄想の壮士気取りであり、そんな体たらくが戦争に勝てた試しはない…こんな悠長な輩が今度は敵基地攻撃云々と議論を始めているらしいがちゃんちゃらおかしい無様なのは笑止を通り越して憐憫すらこみ上げる…コロナ対策で合理的判断も実行も出来ないオツムの連中が、有事に際して先制敵基地攻撃?そんな大それた、高等な戦略を運用する決断力も能力も到底持ち合わせていない事を、此のコロナの一件で内外に晒したのがまだ分からないのだろうか。傲慢なる愚かさと云うのは全く底なしである…急ごしらえのワクチンだって本当に大丈夫なのか怪しいもんである…よかれと思って医療従事者に優先接種したらことごとく重度障害を負い、其の方々の悲憤察して余りあるのと同時に、日本の医療全滅なんて結末にならなければいいが…だからこそ、ワクチンに頼らず検査と隔離で終息させる方法を確立する必要があるのに…最近、感染者が減少傾向にあると云っても其れは経済を犠牲にしているからであって、つまり国民を犠牲にしているからであって、感染症と経済の両立が上手くいった結果ではない…此のままだと年末には失業者で溢れかえるが、此れは最早コロナという天災のせいではない、明らかに政治権力の責任である。話は変わるが、日本国憲法第一条は象徴天皇制を規定すると同時に、天皇制は主権の存する日本国民の総意に基づくとあるから、逆に云えば、総意が得られないならば天皇制は廃止にもできると読み取れる事にふと気づいた。総意とは原則全会一致であり多数決ではないから、天皇制について全会一致で其の存在を承認した議決過程もなければ、仮にあったとしても思想信条の自由が実態となっている日本人の全会一致は不可能だから天皇制の根拠は第一条を以て払底されていると考えられる…一方で、天皇制を認める総意を条文で以て日本国民すべてに強要しているとも読み取れるが、あの日本文を読む限り其れは強弁であり、この地位は~総意に基づく、と云う文言は、象徴天皇の地位に関して述べる処を開陳するならば、~総意に基づく、と云う風に、天皇制と云う主題についての条件的陳述の意味に他ならないから、総意の強要説は、少なくともあの条文の日本語からは読み取れないと考えられる。仮に総意の強要説が正しいとしても、其れは思想の自由を規定した条文と矛盾するのは云うまでもない。条文の順番が条文の階級を示している訳でもなく、全ての条文が平等に重要だからだ。結局、休載する予定が、書いてしまった。しかも、パソコンかブログ屋の不具合で今まで書いてきたものが全部消えた後改めて思い出しながら書き直した理不尽をも乗り越えて。

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嵐に備えて…

強風による電柱倒壊→停電→断水、と云うお決まりのパターンを恐れてとりあえず風呂桶に水を溜めておく…いよいよ風がドフドフ吹き付けてくる…停電になる前に一筆啓上しようと思って重たすぎるパソコンを立ち上げたが…頭がぼーっとして何も思いつかない…毎週末の半沢…楽しみに見ているものの、感情的になるのに気おくれして、少々見るのが辛くなっているけど見る予定…こんな時でもプロ野球の試合が…奇しくも一点差にまで追いつく…

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夏の終わり…

政権安倍の功績としては、大規模金融緩和による円高是正と、集団的自衛権の行使容認である事は認めざるを得ないが…前者は国債の天文学的増大を招いて得体の知れぬ金融的将来不安と云う禍根を此の国に残したし、後者は何より憲法違反であって…此の事に関する自分の意見の立ち位置は既に発表したので繰り返さないが…此の二点の他は徹底的に日本の政治を劣悪にしたのだけは目に余る…其れを列挙するのも最早冗長に過ぎるだろうが…其の常習手段は、選挙を祭りに貶める事で民主主義の意義を粉砕した事でもあり…古代から祭りは、為政者がにっちもさっちもいかない時に其の問題をごまかすために執り行われた…そうした欺瞞でしかない祭りに、本来は政治的理性が発揮される唯一の場である選挙をすり替えた罪業は、一人の人間が背負える責任ではないレベルの悪行であろう…困った事にぶち当たると、理性的判断の踏ん張り処を投げ出して嘲弄するように選挙に打って出て自己正当化を図るが、当の問題は何も解決していない、と云う…一義的には選挙民の責任ではあるが…そして今回…ウイルスは合理的でしかないのだから合理的に対策すればいいものを絶望的に頭が悪すぎるのか合理性を全く理解しないのでコロナで困ってどうしていいか分からない(日本国民の命への選別的悪意の可能性もあるが…死ぬ奴や倒産、失業するような劣等国民の生存権などあるものかと考える差別主義者ゆえの)、しかし最早選挙してごまかせる事態でもないと気付いた挙句が…自分が辞めると云う、極私的な人事の祭り…。慢性病の再発では仕方がないし、本人的には慙愧の念に堪えぬ事推し量るが…結果として同情の施しをもらって当の問題への無責任をごまかすに至ったのは打たれ弱い本人にとっては御の字だろう。此れまでさんざん危機や国難を煽って選挙を祭りにすり替えていながらマジの国難にはてんで弱い無能を晒した見苦しい政権末期であった。情勢から見て、次はガースーで決まりのようだし、最悪である…政権安倍は間の抜けた処もあってまだ批判しようがあったが…総理安倍よりは頭がよさそうな、しかし安倍と同じ国家主義者ガースーに上手い事大人の政治をやられては、いつの間にか日本人は目も口も塞がれて全体主義まっしぐらになると云う懸念…其のガースーもなぜかコロナに関しては無能無策を決め込んでいるが、直接のコロナ担当を外された冷遇をも好機とばかりに利用して、飽くまで安倍失脚を狙っての政治的日和見かもしれず…首相になった暁にはコロナ対策も合理的に処理されたら、其れは国民にとって良い事だが、ガースーの手腕が称えられるのだから…全体主義予防と云う観点から云えば必ずしも喜ばしい事ではないかもしれぬ…

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改善する日…

隣人のベランダに設置してある室外機の騒音被害…以前から我々を苦しめてきたが此の猛暑、ますますエアコンの能力の最大出力が求められる状況の中、最早看過できぬほどひどくなる有り様…隣人とは交流がないため疑心暗鬼が生じ、一方的に不信感を募らせていたが…他人の財産の状況に口を出す事に躊躇してられぬほど、最早対処せぬ訳にはいかない、一晩中騒音のせいで眠れぬ日もあったので最早交渉あるのみ、と云う事になった。事前に準備を入念に整えた。仕切り板越しに隣のベランダを除いて問題の室外機の様子をじっくり観察し、騒音の原因を探るに…基本的には耐用年数を超えたがための老朽化であちこちにガタが来てスムーズな回転が出来ていないのが根本原因であるのは間違いないく、更に永年掃除されていないので詰まった埃のせいでモーターなどに負荷がかかり故障を助長していると見受けられる…しかし問題は其れだけでなく…どうも隣人は、引っ越してこの方、恐らく十年くらい、一度もベランダに出たことが無い、と云う現実を物語るベランダの惨状であり…ベランダ全体がゴミ捨て場と化して家電や家具の巨大な段ボールが足の踏み場もないほど放置されていて手すりの高さまで段ボールで溢れかえっている…尚且つ、あろう事か熱風を排出する室外機の真ん前に灯油のポリタンクが置いてあり、其れだけでなく室外機の周囲は風雨で腐りきって退色し果てた段ボールやら枯れた植木鉢で埋め尽くされて隙間なしと云う状況で…此の状況については数年前から当方は熟知していたが…改めて視認すると常軌を逸している…そうしたキツイ状況が室外機を苦しめているのは想像に難くない…そんなゴミの隙間から室外機を注意深く観察すると…どうも、室外機をコンクリートブロックに乗せているだけで、きちんとした固定具にネジ止めしていないのも原因だろうと目算を付ける…目視で観察する限りではそんなに大きな音が出ている印象でないのに、ウチの中では矢鱈とうるさく響いているのは、コンクリートブロックが騒音をアパートの構造躯体に伝導、増幅させているに違いない、と…対策するには室外機本体とブロックの間に防振ゴムを設置する事が考えられるが…ゴミ屋敷の主と見られる隣人に任せても埒が明かぬだろうと予測して、此方で防振ゴムを購入して所定の大きさに裁断し、準備しておく…そして、先方に任せてもいつになるか分からないから、此方で隣のベランダに入って設置作業する方法を模索…仕切り板の横の手すりをとび職まがいにして伝って抜けて隣に入るしかないので其のシミュレーションに余念なく…脚立を設置し、命綱の片方を、物干し竿をかけるフックにかけ、もう片方を小生の腰のベルトに装着する算段…其のためにロープも自腹で買い、三メートルに切っておいて、両端をもやい結びで輪っかにしておく…更に、此のベランダ、一度も人間が出てこないものだから、スズメバチの巣作り先遣隊が出城みたいなものを作りつつあるのも確認し…こうなったらしょうがないから蜂用の殺虫剤を隣のベランダに一斉放射して、20匹程度のスズメバチを蹴散らす…加えて、追加の殺虫剤も購入…こうした事前準備を済ませていざ交渉…室外機の音で隣人の在室を確認できるが、朝早く出て夜遅く帰る隣人…あまり失礼な時間に訪れてもいけないので機を待つこと数回…よっやく面会が叶うと…部屋は明らかにゴミ屋敷だが、とりあえず人間として最低限の交渉ができる、言葉が通じる人間である事が確認できた事だけでも安堵の収穫である…事情を説明し、此方で防振ゴムの設置と、室外機周辺の段ボールの除去等を申し出る…さすがに隣人も申し訳なく思ったのか、今から自分でするという事になったが、ベランダで待っていても一向に出てこない…しばらくすると、自分の部屋の窓から自分のベランダに出られない旨を申し出てくる…一度もベランダに出た事がない原因と結果の両方として、ガラス窓前に荷物やゴミが堆積していて、直ぐには出られない、と…此の事態も当然予測していたから、其れでは此方で対処すると云う流れにして、小生自ら、準備通り、隣のベランダに、住人の許可の上で侵入…足を滑らせて落ちると、下に車があるから死にはしないが骨折や後遺症は間違いないので、かねての算段どおり命綱をかけて予定通り侵入を果たすと…文字通り足の踏み場なくゴミの山…早速出迎えたスズメバチ5匹程度にダブルジェット殺虫剤を噴射して蹴散らす…エアコンの排水のせいで恒常的に腐り切ったり乾燥してボロボロだったりの有象無象のバサバサグチョクチョの段ボールをかき分けて、寄せて…何とか室外機周りにスペースを作り…面前のポリタンクを持った時、ゾッとした…中に液体が入っていたのだ…タプタプと…そして此の臭いは…明らかに灯油だ…熱風が当たり直射日光が当たり続ける室外機前に危険物が置いてあるのか…とても放置は出来ない、今でも自分のベランダにさえ到達できない隣人に此の事を伝えて処理させようとしても遅きに失して危険すぎるので、当方にて処分する決意を固めて回収する…首尾よく防振ゴムを設置して、自分のベランダに戻る事に成功…細君にベランダの惨状を写真で取ってもらい…事の次第を隣人に報告する…ポリタンクの灯油は此方で処理する旨も半ば強引に同意してもらい…段ボールにスズメバチが巣を作りつつあるので、早急にベランダを片づけた方がよいと進言しておく…騒音の方は…音の発生自体をなくした訳ではないから少しは聞こえるが受忍レベルに落ち着く…今までの、神経をイラつかせて痛めつけるゴガガガガガ…と云うような激しく耳障りな騒音レベルは半減した模様…防振ゴムの効果だろう…後日…灯油をガソリンスタンドに引き取ってもらうと…隣人が菓子折りを持って御礼に来た…ある程度の常識のある隣人で良かったが…それにしても段ボールで溢れかえったベランダで何かの拍子で灯油が発火して火事にならなくてよかったよ。ほんとに。実は、あそこにポリタンクが放置されているのは何年も前から知っていて、其の危険性も懸念していたが…仕切り板の隙間から棒で突いて中身の有無の確認を試みたが…周囲をがっちり段ボールで固められてビクともしなかったから、有無を確認できず…まあ、まさか灯油を入れたまま外に放置はしないだろうと希望的観測を抱いていたのであったが…現実はそんな楽観が許されるような甘さではないと改めて痛感させられたが…此度此の現実にきちんと対処出来て、一先ずよかったと思っている…ヤマシタのせいで断捨離。にはハマっている小生…自分の処はある程度は目途が付いたので、いっそのこと此の隣人の家を断捨離したい欲求にさえ駆られており…どうせ室内の電源周りは埃だらけのゴミだらけだろうからいつ火事になってもおかしくないのだろうし…どうせ室内のゴミの堆積のせいで容易にベランダに出られないだろうから自らベランダの段ボールを除去する事など容易には無理だろう…スズメバチが来ているのは確かなので、此れを理由に、また隣のベランダに入って、当方で処分したいと申し出たい欲求に駆られている…何よりあのまま放置しているとスズメバチが巨大な巣を作るのは必定、危険極まりないから。其れに乗じて防振ゴムを追加して更なる騒音低減を図りつつ、段ボールを此方で始末した代わりに、と云う訳ではないとしつつ、其れを取引材料にして、隣人にエアコンの買い替えを促したいと云う企みもある…。

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彼岸過ぎまで

今やエアコンは生命維持装置…ないと多分死ぬ…それほどの猛暑で、ほとんど外出の気勢が削がれる…此の休みに何かしら会得したいところだったがむしろ急がば回れで、目的に対する直接的な行為ではなく、日頃の課題のせいでそこまで手が回らないが普段から気にかかっている日々によって微力ながら静かに精神を痛めている些細な懸案事項に取り組むことにする…汗牛充棟さもあらんとばかりの押し入れの中…主に本と茶道具の桐箱だが、それだけでなく伏魔殿のごとき有象無象がぎっちり押し込まれている…果敢に挑みかかり、本と資料と道具に分類しつつ、不要なものを冷徹に見定める…成果あって現時点での必要物をすっきり残す事が出来てスペースも獲得し…地味なストレスから解放された気分になり、明日から心機一転して課題に取り組む気概横溢といった処…更なる断捨離の課題も見えてきつつ、ではあるが…次はCDの分別…此れは此れで至難の技だろう…本や物は一目で中身が分かるが、音楽は聴いてみないと其の良し悪しが判断しにくいからだが、頑張るつもりだ。故あってリモート帰省宴会に参加…複数の他者の姿と同時に、他者から見られた自分の姿を確認しながらコミュニケーションしなければならない現場にいきなり投企され…人間の認識能力の拡張を強いられる、示唆的な、新鮮な体験であった。暑さ寒さも彼岸までと云いながら来週は更なる熱波…

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盆休み

どういう訳かここ数年、戦争中も人々は日々の生活を其れなりに普通に生きていた、戦争の悲惨さを伝えるだけでなく人々が日常を暮らしていた事を知る方が共感できる云々と云う言説がはびこっているが…批判すべき事は山ほどあるが意中の花瓶なんかを買いに行って暑熱にあたり疲労しており…半沢のために体力温存すべき時なので今週は此の程度で済ませたい…花入れは幾つか持ってはいるが、其れだと花束を活けるには小さすぎて不便な事が過去に、稀ではあっても幾度かあり…かと云って花束をもらう事などほぼないのだが…たまには豪奢な洋花の束をどっさり買い付けて活けてもよかろうと。

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物の別れ

年を経て身の回りの物がうるそうなる典型的な老いの成り行きにご多分に漏れず自分も収まりつつあるのか…週一回のヤマシタ流の断捨離にて、今後の未来の自分の人生に連れて行ってもよい物を地道に選び続ける目を養う日々…より厳しい目で見たらばもっと手放し候補は増えただろうが取り敢えず此度選ばれた、此れまで一度も使われなかった、あるいは一度しか使われなかったが今後は使われないだろう陶磁器を、いつか紹介した心情により、海に返す予定を実行する…元は島だったらしき小さな半島を廻る道沿いの磯に向かって、割合に多い散歩やランナー、サイクリング、磯遊びの子供連れの目を盗むようにして、海中に投擲したり、磯の巨石の隙間に鎮座させたり…其の中の一つ、萩焼藁すぼ形徳利…徳利特有の、口がすぼまった形状ゆえに…海面に着水した途端、全体の半分ほど海水が中に流入したものの、半分ほど空気が残ったまま逆さになったから、其のまま空気が閉じ込められる事で徳利は水没する事はなく…釣りの浮きのように半身を波間から浮き沈みさせながら徳利はゆっくりゆっくり沖に旅立っていったのであった…西方浄土…ニライカナイ…其れにしても…いつでもだれでもどこでもなんどでも検査する事で無症状も含めた感染者を洗い出して隔離していくと云う、根本的な感染症対策を不合理に無視し続けて怠りながら、相変わらず、今度は産業別のガイドラインなる小手先の対策で胡麻化す事にも飽き足らず、逆に感染を広げる旅行キャンペーンで税金を使ってせっせと感染を広げる念の入りようは現政権による日本国民への悪意の現れとしか考えられない…其の責任は…当初は対策の中心から外された官房長官ガースーも責めを負わされてしかるべきであろう…此の期に及んでガースーも根本的な大規模検査をなおざりにし続けるのであるから、ガースーも政権安倍の悪意的無能無策の一端を担いでいると思われても仕方なく、次期総理の資格など無い。…最早手の施しようもないほど全国で感染が広がる…此の恨みを自覚的に政権にぶつけられないようでは人間終わってる。加えて温暖化による梅雨の長期化…各地での目も当てられぬ浸水被害…田畑の被害、農作物の被害たるや…一刻も早く感染を収めて経済を立て直さないといけないのに経済回復を妨げるために感染を広げ続ける政権安倍の悪意に気付くべきだろう…大規模検査ができないならできないで仕方がないが、政権はせめて、できない要因を分析して列挙して国民に公表するのが最低限の仕事であり…そうすれば、できない要因を知った国民はそれぞれの立場から対応策を立案するだろうし、何よりも感染が収まらないなら経済も糞もないのだから、経済界が総力を挙げて対策案を出すし其のために何ら労を惜しむ事はないのは必定…しかるに政権はできない理由も公表せず自分らで抱え込み続けるから、できない原因と其の責任はいつまでたっても政権に帰する訳で…せめて検査ができない理由を公表して国民側に具体的な対策の判断を委ねるべきだ…しかし人間として本質的に未熟な保守政権だから…自らの限界を認知して大衆に委ねる成熟した大人の態度など望むべくもなく…仕事ができない人間に限って無暗に仕事を抱え込みたがり、其の挙句に仕事を台無しにする典型的な無能集団である、政権安倍は。最早民間や、自治体レベルで検査体制を整えるしかない…無能無策の国の怠慢に耐えられず東京都の区と医師会が自ら発熱外来を設置して院内感染の砦を築いたように。

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片頭痛と乗馬体験…

首筋の痛みから左片頭痛が激しく…其の痛みに触発されるようにして治療中の歯と、虫歯が奥深くに潜在している別の歯も痛む…特に治療中の歯は神経をいじくり回しているから其のせいで片頭痛を悪化させている懸念もあり、そうした疑心暗鬼も含めて…此れまではせいぜい断続的かつ突発的に過ぎなかったのが、首筋痛、左片頭痛、歯の神経性の痛みの連なりが此の二週間強弱はありつつもほぼ連続的に地味に続いており…体の何処かに痛みを常に抱えていると、其れ自体の辛さに加えて、人格がひねこびて歪むと云うか、自分の本意でなく対人関係に対して陰険に攻撃的になってしまう制御不能にまで陥り…しかし今日はそれほどでもないにしても、歯のせいで片頭痛の頻度が上がるのであれば今後の人生のパフォーマンスの低下が想定されて猶更絶望的な気分になる…数週間前に勢いで予約した乗馬体験のため内陸に向かうと、昼間だと云うのにヒグラシがメインで鳴いており…空気が澄んでいる。乗馬クラブの一日体験なので、観光地によくある引馬だけでなく、最低限馬を御するのに必要な、出発と停止、方向転換の合図や手綱さばきをみっちり習う…何よりも500kg近くの大型草食動物、馬と直に触れ合える心的生成は、生命の根幹が喚起される気がする…かと云って、執拗なる体の痛み三銃士の攻撃による意識のネガティヴな陰険がほぐれる訳ではないが、別の精神領域が広がった功績は貴重だった…基本的には、細君が騎乗して私の前を歩く馬の尻からとめどなく糞が垂れ流されるのを見続ける羽目にはなったが…と云うのは、クラブの人の配慮で、優等生的な大人しい馬を細君に騎乗させ、其の後に続く形で、気まぐれな馬に私を騎乗させる方針だったからだが…因みに私の乗った馬は、便意を催すといくら合図しても停止して脱糞し続ける、虫を気にして首をぶんぶん振り回す、勝手に止まり、勝手に進むなど、ある意味正しい生きざま…大河ドラマなどで、馬を疾駆させながら槍を振り回している役者さんの凄さを思い知る…格安体験だったので、乗馬体験が終わった後、別室に案内されて入会の話をひとしきり聞かされたのは致し方ないのと同時に、乗馬業界の内実もまた面白い…其れにしても…政府の、コロナ対策に関する絶望的な愚劣ぶりは最早開いた口も塞がらないほど…こうなった以上は、地域別にはなるにしても感染地域の大規模全員検査で感染者と非感染者を徹底的に洗い出すしかないのに…この期に及んで手洗いだのマスクだの距離を取れだの上から目線で吹聴し、其の重要性は否定しないが其れはどう考えても抜本対策ではない幼稚な策を国民に強制して国民の側に責任を帰着させ己の無能を隠蔽する無能無策の狡猾さの罪深さである…こうなるのは分かっているのだから、感染者が少ない時期に大規模検査の体制を整え且つ実行すべきなのに、もう此処まで燎原の火が広がった時点で大規模検査しようとしたら猶更無駄に実行し難くなるではないか…こうした事も既に専門家集団から数か月前から提言されているはずなのに、蓋を開けてみればたいして検査体制、医療体制は整備されていず心許ない貧弱さ…政権安倍はこれまで、日本人における合理性と云うものを徹底的に破壊し続け、合理的な者は日本人ではない、お前は日本人のくせして合理的な判断をするのかと逆に大上段で罵詈雑言を浴びせる体たらくと云うテーゼを地で行くような下劣政権だったが、其の挙句が此の無能無策の神風頼りでただ感染爆発を指を加えて眺めながら経済優先で感染爆発を加速させつつ全国的感染爆発を座して待つだけのデビルマン的悪意の塊にして、純然たる日本人の敵としか思えない所業の数々である…ようやく新宿区の全検査が検討されていると云う絶望的な遅さ…と、此処まで書いてきたら、今日は穏やかだった片頭痛がきつく再発…ドラマの再放送が続いていたが…やはり、「北の国から」をこそ再放送すべきと改めて提言したい…中でも、馬のエピソードのシーン…あのシーンに涙しない人は日本人ではないとは云わないが、少なくとも信頼関係は築けない…此れから始まる半沢第二話が楽しみだ。最近は、演技や役者と云う仕事の、思弁的重要性を痛感している…ギリシャ哲学とギリシャ演劇は表裏一体の成果なのだ。

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生活の向上

注文していたCDコンポのラジオアンテナが届いたので早速装着…此れまでのラジカセのラジオは前を通行すると音が乱れたが…今回はそういう事は無く、音質も当然こっちがよい…ただ…早速FMのクラシックでも聴くかと周波数を合わせたら、バルトークとコダーイの合作とやらのあまりにレアな楽曲で、朝っぱらから糞騒々しくてささくれ立つと云う予想外の事もあったが御の字…野球中継もボタン一つで澄んだ音色が入るようになったし、音楽環境の向上は最早否定できない…別に注文していた意中のCDも届いたが…思い入れのある曲だけに、解釈の違いが腑に落ちないと云う不満は残った…クラシックではよくある事で、演奏者や指揮者の解釈の違いでとても同じ曲とは思えない曲が出力される事があるとは云え、出鼻をくじかれた残念さはあるものの…其れを解消するために設定を操作している内に音質の設定操作に長けるようにはなったのはささやかな収穫であった。無能の限りを尽くす政府のコロナ対策への悪態をついても無駄に自分の心の平静を殺伐とさせるだけなので、音楽環境が向上しひいては生活の質も高まった事を言祝ぐのみで久々の一句…

梅雨明けやふぐり照る闇椿の実

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緊急処置と思い込みからの解脱

宮崎青島から持ち帰った浜木綿の種…去年六月に発芽し、今では30cmほどの高さにまで成長したものの、どうもひ弱さが目に付く問題を抱えており…その辺に生えている、誰の世話にもなっていない浜木綿は分厚い葉っぱが野放図に伸び放題で、混沌と化した葉叢から何処からともなくぶっとい花茎が天を劈くばかりに生えては彼岸花系の花を咲き散らしているのだが…我が家の浜木綿は其の出身に似合わずインドア派で、外の日差しを当てるとぐんなり、一晩外に置いて自然の厳しさに慣れさそうとすると、梅雨時期の夜の気温にも耐えられずにぐんなり、十分な水も栄養も与えているし、且つ与え過ぎないようにも気を付けているのに…しかし室内の蛍光灯に当てるとしれっと元気を取り戻すと云う…何とか逞しくならないものかと厳しく外に放置していたら、2ミリメートルほどのコバエが土から湧いて出るわ出るわ、始めは数匹だったのが、最近では土の中に数百匹は生息し指数関数的に繁殖を繰り返しているのではないかと云う状況…水はけのよい赤玉土を主に使っているので隙間が多く、小さな虫なら土の中にどこまでも入っていけるようで、コバエどもにとっては頗る居心地が良い模様…ベランダがコバエだらけになり、部屋の中にも必然的に侵入するようになったので抜本的処置を施す…いろいろ調べた結果…まずは鉢ごとざぶりとバケツの水に漬けてコバエどもと其の幼虫を水攻め…その後、浜木綿を丁寧に取り出し根を水で洗い、別途用意した新しい土には殺虫剤を混和して、尚且つ表土には腐葉土などのコバエが好む物を排除するため赤玉土のみを敷き詰めて、さらに化学肥料も追加した後、水をたっぷり与えて植え替え終了…コバエどもを一掃する。
BS朝日の断捨離番組に触発され…自分も少しずつ、毎週どこかを整理する事にする…先週は茶道具をいくつか選別し、いつか海に投げる用に分けておいたが…今週は自分のちょっとした工作や修理用の材料ケースを整理し、積年の不便を解消する…そんな折にふと、毎日英語を少し聴くだけでほとんど使われていないCDコンポの存在が気になり…結局…自分の勉強部屋では勉強したり作業したりに集中しているからほぼ音楽を聴くことはなく、宝の持ち腐れ感も引きずっていた訳だが…そこで、細君と相談し、CDコンポを居間に持っていく事にする…そうすると…なんとした事か、いきなり見違えるように豊かな音楽生活が始まったではないか。此の十数年は専ら音楽は車で聴いていて、其れは其れで充実していたが…居間と云うほどでもない六畳の板敷の其の居間で、例えば日曜日の朝食の時にサティやビーチボーイズなぞ流したら、今まで漫然とテレビを見ながら目玉焼きなんか食べていたのと比較にならぬほど充実した上質な時間ではないか。実は居間には私が高校生の頃から使い倒しているCDラジカセはあったが、そろそろさすがにCDの調子が悪くなったり、あるいは家具の配置上CDラジカセの向きが悪いと云うのもあってきちんと音楽を聴く用を足していず、専らラジオの野球中継用になっていたのであった。其れで、此れまで鉄則としてあった、ある家具の上の有り方を見直し、CDコンポの設置を試したところ、懸念されていたインテリアの悪化も大した事なく、音質は圧倒的にこっちがよいし、今更に取説を見ながら、様々なモード変更で音質が変わるのを確認して其の高機能に驚嘆しつつ…どうして今までこうしなかったのか、此れまでの貧しい音楽生活が改めて悔やまれると共に、この年にしての新たな音楽生活の始まりに心躍る仕儀…。矢継ぎ早に、CDコンポに付属していたはずのラジオアンテナを電気屋に発注する…アンテナを紛失していたが、ラジオも此の音質で聴きたいと欲が高まった。加えて、以前から持っておきたいと常に念頭にあったが後回しになり続けていたあるCDをネット注文…次は、此の数年来御無沙汰になっているレコード屋で思いもかけぬ音楽との出会いを購入し、満喫したいとすら思っている。

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