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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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胸に閊える…

結局、例のゴキブリの御遺骸…旅先から帰って来たら、ゴキブリに向けて殺虫剤を噴霧した現場の部屋のベンチシート下に設置してある、コロコロやウェットティッシュなぞを収容した、云われてみればちょうどゴキブリ色をした籠の中で発見されまして…仰向けにひっくり返って六本の脚を広げ切った硬直した姿なれど、自身と同じ色をした籠の中を最期の死に場所に選ぶ事で擬態への執念を見せつけられつつ、当方としては当惑するのみ…故あってある種の体の不調を患い医師を訪ねるが…医者は当然ながら、小生の主訴から導かれる判断で以て薬を処方する訳で、確かに小生の主訴からすれば其の薬を処方するのは至極な訳で反対の仕様がないが…小生としては此れは些か説明しづらいが、小生の秘めたる考えでは…確かに直接の原因は「其れ」である訳だが「其れ」は云わば呼び水と云うかきっかけに過ぎず、其のきっかけによって、別の本質的病状が発現されていると思っており…確かに、表面上の症状は、「其れ」による症状と、本質的病状による症状で区別はしにくいが…小生としては其れとなく暗に、別の本質的病状の存在を示唆してはみたものの…通じるはずも無く…結局、「其れ」に対処する薬のみ与えられ…しかし実際は「其れ」のせいかもしれないからしおらしく云いつけ通りに其の薬を試すものの…案の上、悪くはならないにしてもさして良くもならないと云う膠着状態となり、本質的病状に対処した薬であれば改善が見込めるものを、実は其の、本質的病状の薬を小生は持ってはいるが既に少量で且つ期限切れで効能が落ちているから、此れを期に、其の薬を入手したいと云う存念であったがままならないもので…何かしら歯車の噛みあわない、喉元に骨が刺さったままのような、胸に閊える後味の悪い感じを引きずる状況で…今週は休載し、次回は7/2です。

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