ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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小康状態…
身に迫る世界的危機が解決した訳でもなく寧ろ悪化の一途を辿る中、其れでも見かけ上の小康状態に刹那的な安逸をむさぼる休日…爽やかな秋晴れの空気にむせ返るような金木犀の香りに誘われて近所を散歩すると折よく神社で例大祭…ちょうど太鼓と横笛の演奏が始まった処に出くわし、しばし境内で足を止める…とは云え、地元の人が練習した賜物ではなく…どうやら、最早昔ながらの祭りを継続する活力の衰えた各地の祭りに雇われて笛や太鼓を演奏する業者のようで…改めて此の国に全的に散見される衰退の風を一抹に感じつつ…しかしそう云った個人の感慨と関係なく、秋晴れの青空に響く和太鼓の大音量の迫力にしばし魅せられて…気分が小康状態なのは、半年以上に及んだ歯医者通いを一旦切り上げたからで…此れも核心的病巣が解決を見た訳でもなく、玉虫色の、生煮えの、先延ばしの結論ではあったが…歯医者通い中は、毎週重大な決断を迫られ…神経に響くのか、歯茎は痛いのか、痛くないのか、痛いのなら歯茎の掃除の効果は見られるのか、我慢できる程度なのか、出来ないのか、等々、四六時中口腔の事を考えなければならない心労で日々の課題への集中力がげっそり削がれるのだが…取り敢えず三か月ほどは通いを保留する事の妥結と相成ったので、そうした煩瑣な判断決断に迫られる心労が無いから、其れだけでも日々のささやかな解放感はひとしおであった… 次回は11月6日です。
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