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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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低調はこうべを垂れて…

思想の骨肉を作る論理や批判の緻密と威力を著しく欠いたまま自堕落に綴られる巷間の雑感垂れ流しブログとほぼ堕したまま奮起せぬ衰えは如何ともし難く…今は継続の姿勢のみに希望を託す自堕落の出口無き強化だけが…誇りの麻痺した日常を演じて…此れと云うのも一方で別件の、専ら小生の根本が試される過酷な文章を別の箇所で書き溜めているがためのその他での衰弱が否めないと云う言い訳も成立するが自分としてもどうでもよく…使いそびれてしなびた茄子を、塩昆布と和えて浅漬けにせんとする過程で、少しく刺激が欲しいと、乾燥した鷹の爪などを少々刻み入れたりもする工夫を着実にこなすも…うっかり、鷹の爪を持った指先で洟を噛んだが最後、赤熱した野太いクサビを両の鼻の穴にぶち込んだが如き、希塩酸を吸い込んだが如き爛れた、冷熱の区別すら破壊された激しい刺激に、元元過敏な鼻の粘膜が直に襲われてもんどりうって苦痛にのた打ち回ったのであった…水も包丁も俎板も床板も底堅く冷え切った台所の床で独りむーむー無言でのたうち回り…30分ほどしてようやく鼻水が何だ何だとばかりに事態の深刻さを理解してなさげな愚かしい感じで無責任に垂れ流れて刺激成分をそれなりに洗い流してくれて…回復するのに正味一時間は、鼻面と目を真っ赤にしながら馬鹿馬鹿しく費やしたのであった。

さまざまな連関を思えば徒にきつく縛り合うのみで事態は複雑なまま既成事実だけが権力化する自堕落の許容を強要されるのは一旦棚に上げるとして…それにしてもおよそ人間にとって最も重要な尊厳や人権、権利といったものが蹂躙される過程で、そうした事態が、まるで取るに足らぬ事であるかのような、そうした事に異議を立てる事がまるで詰まらぬ事にいちいち目くじら立てていると見なされる事がいつの間にか大勢・体制を占めてしまっているようなそれこそ深刻な事態が現実となりつつある薄気味悪さに毎日気が狂いそうだ…躍起になって異議を唱えていると、何故こんな事でそんなに怒っているのか分からないとばかりのぽかんとしたアホ面を示されて幼稚な宥和に利用される集団アイドル歌謡のアニメ声で巧みに宥めすかされながら、抵抗の動きなんかダサい、おとなしく死刑台に登る事こそが絆を大事にする日本人の在り方だとばかりに…こうした深刻な事態がその後齎すであろう歴史的過程について、論理的段階で以て自ら予め一段、また一段と推論を進めていく、という単純な思考過程すらもままならない意志の薄弱の方がむしろ大勢・体制を占めるという…その場限りの刺激に消費される一発ネタばかりしか摂取できずろくに文章も読めない、政治的意味での文盲がほとんどの国民…まかり間違って自分が政治的理由で国家から死刑にされる時は最期の最期まで見苦しくとことん抵抗するつもりである…

漫然とテレビニュースを見ていると…シールズも参加している安保反対シンポジウムで思想家柄谷行人氏が講演…彼自身の言葉は其のニュースで報じられなかったがアナウンサーが要約するには…GHQからの押しつけ憲法であっても日本人は9条を守って自分らの物としてきた、戦争が可能になる今回の安保法制に反対するという主張…いわゆる従来の護憲派の意見に留まるものであった…彼が本当はどんな事を語ったのか、小生はその場にいないしニュースでも封じられているため分からないが…各論の相違は兎も角として其の思想の水準において此の国における最高の知性の一人である柄谷氏が安保反対護憲系運動にささやかながら実質的に参加しているのを見て…不謹慎ながら…戦艦大和の最期、を連想したのであった。戦争末期、米軍による沖縄陥落間近で制空権制海権も失い資源も底をついて最早無駄と知りながら連合艦隊最強を謳って建造された此のものの温存など許されようも無く出撃させるしかなかった戦艦大和と、其の最期に至る全ての事情に通底する悲壮感、を先取り、連想してしまったのであった…資本と市場と云う、人間が社会に導入した「人工の自然」の成り行きに従属する被虐趣味に付け込む政治の相乗と、それら以外に立脚しうる人間独自の思想とでも云うべきものの全面的放棄を無自覚に盛り上げるポピュリズム右翼が嘲笑的に一方的に規定するリベラル勢力、などといった規定に収容されるはずもない、もっと出鱈目に広大野蛮高潔なる知性の本源の最中に身を置いて仕事をする柄谷氏を、リベラル勢力の戦艦大和、などに矮小化するつもりは小生とて毛頭皆無であるにしても…時局は、もう、旧態既成リベラルとの混同を懸念する余裕すらないほど、つまり柄谷氏が旧態既成リベラルと混同されることを気に掛ける余裕もなく旧態既成リベラルの集会に公式に参加せざるを得ない程に、深刻の度を増している、ということで…無力で無為な軍歌漂う悲壮感に依存するにはまだ早いと小生とて思いたい。小生の、上記の直観は浅はかだったと思いたい。しかし…

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