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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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忌中

水木先生に続いて野坂先生までも鬼籍に入られるとは…しかし衷心尽くして追悼の文をしたためたく思えども年末の慌ただしさに押し流されて…個人の意志が立脚しえない惰弱の烏合の大勢ゆえに結局マクロ的な政治的理念(基本的人権)も立脚しえないから場当たり的な権力情勢の気まぐれやそれを下支えする司法権や武力や警察権力が齎す一喜一憂のみが大勢を形成する惨めな政治状況にあっても、かような貧相な政治的汚泥を堂々と超越しえる文学者あるいは文士の一分というものを其の作品と人間性で以て体現しえた稀有な作家たちがどんどん亡くなられて…糞みたいな現在…細君がせがむのでファーストガンダムをDVDで見直しているが…昔のアニメや漫画というのは登場人物の顔が皆、どぎついまでに異なる力強い多様性が剥き出しだ…対してプリキュアやらラブライブやらアイカツなどといったものは顔が皆同じで色が違うだけで顔の構造は皆同じで本当気持ち悪い…民放の日本礼賛全体主義傾向に触発されてバスに乗り遅れるなと云わんばかりにNHKまでも日本礼賛ワイルドジャパン、民放には出来まいとばかりに英国BBCに日本の自然を誉めさせる、といった高尚な凝りように吐き気を催す…とうにNHKは国策放送へと堕した…NHKはそんな全体主義傾向の積み重ねに寄与する番組を無神経にうれしげに垂れ流した後、どのツラ下げて他人事のように映像の世紀でアドルフ映像を流すのか…何の自虐か皮肉かはたまたとち狂った無自覚か…恥を知れ…何度も書いてきたがファシストと云うのは経済政策がうまい…日本純正全体主義と欧州ファシズムは峻別すべきというのが小生の持論ではあるにしても…安部・菅政権の経済政策の成果などは本家ファシズムのレベルの足元にも及ばないし時代状況が違うから一概に比較出来ないが…兎に角、自民が憲法改正を目指すのは必定なのだから来年の国政選挙は経済(銭)vs基本的人権の二者択一を有権者は迫られるだろう…有権者が銭を選択すれば此の国は全体主義国家に模様替えになる可能性を危惧せねばなるまい…野党に経済政策の実績が無いのに対し自公は円高是正に成功した実績があることと(円を大量に市場に放出したのだろう…その出所は?日本国債?肉を切らせて骨を断つ極めて危険な日銀政策の今後の影響は留意せねば…恐慌の煽りを受けるのは底辺の国民自身…)、自民の憲法改正案(小生が此のブログで過去に詳細に論じているが近日中に更に議論を深める予定。現行「公共の福祉」と改正案「公益及び公の秩序」の差異について)から、此の両者の二者択一は必定である…心すべし…首相安部が中国を牽制するため国際会議で欧米との「価値観」の共通を説く時に其の口から出る単語は「民主主義」と「法の支配」だけであり、彼の口から「基本的人権の尊重」と云う言葉が出されたことは全く無い…「民主主義」も「法の支配」もそれらは政治的手段に過ぎず、此の両者から一党独裁やファシムズが生まれる事もあるのだから、つまり、これらの手段が作る政治状況の中身は「基本的人権の尊重」か、「ファシズム/翼賛/一党独裁」か、のどちらかしかないのであって、この中身こそが「価値観」なのである…最近では此の国ではユダヤ人にビザを発給した邦人外交官の美談と、難破したトルコ船の船員を救助した邦人の美談、といったプチプロパガンダ映画が相次いで公開されているが…それはそれで結構だが本来ならば他人を振り見て吾振り返れ、例えば南京虐殺事件の映画を日本人自ら制作し、かの事件を自ら検証すべきものを…現代人として負の歴史ときちんと対峙しそれを改めて検証し現在取るべき行為に生かそうとする理性的誠実さが此の国では頭ごなしに自虐史観と云うレッテルで弾圧されるというもう本当に純正全体主義でしかない…犠牲者数が20万人か30万人かで揉めている場合ではない…韓国では、慰安婦問題で独自見解を提出した教授が起訴され…韓国検察は公の秩序のためには学問や表現の自由は制限されると公言する体たらく…情けなくも韓国は奇しくも安部自民と「価値観」は共通している…改めて云うまでもないが公の秩序を決めるのは国家ではなく主権者国民であって、学問・表現の自由は公の秩序とは何かを論ずるための国民の主権そのものである…だから学問・表現の自由を、公の秩序と云う名目で国家が制限することは国家が、公の秩序を規定する権利を国民から剥奪したに等しく、即ち国家が国民主権を否定し民主主義を否定する事に他ならない(特定の個人を悪意や無根拠なでっち上げで誹謗中傷する名誉棄損は例外だが…厳密には此れとの区別は難しい部分もある…)…人間個人の意志が厳しく常に問われる啓蒙思想など、どだいアジア人には根づかないのか…スターウォーズ…昔見た時はあんな詰まらない映画初めてだと思ったが一昨日また見ても本当に詰まらなかった…映画が始まった途端物語の背景を説明する文字群が物凄い速さで宇宙の彼方に消え去るからまず前提が全く理解不能なまま、動き、表情共にキレが無くダサい登場人物たちが旧態依然とした中世の騎士道物語らしきを、手の込んだ美術セットの中で演じるという白けはおさまらない…ガンダムの方が遥かにかっこよい…最近のアメリカ映画は、売れなかったら銭を支払ってくれる保険があって、だから保険会社は売れる映画にしか保険を契約しないから必然的に過去の成功作品の続編や売れ筋映画だけしか作れないという絶望状態にあるらしい…腐敗極まれり…

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HN:
仄々斎不吉
性別:
非公開
自己紹介:
 数寄の天下を獲らんがため号するは、仄々斎不吉。

 三千家(裏千家・表千家・武者小路千家)及び諸家茶道流派に例外無き教条点前に豪を煮やす一方、近代数寄者(益田鈍翁、高橋掃庵等)以上に見立ての幅が広がった現代茶会に更なる侘びの新風を吹き込むべく研鑽を積む。

 利休の、無産有産といった階級をも併せ飲む侘びの骨頂に根ざしながら、そうはいってもありがちなブルジョア金満足だけは厳に慎みたい労農茶人。

 草木に臥してなお風雅を愛でる仲間であるために、茶の湯だけでなく、路上観察、テレビ跋渉、音楽及び納豆評論、 30人31脚批判もこなす趣味人にして愛陶家。 猫舌。


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