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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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今週休載 再び・・・

淡々と雲を歩む目出度い寿ぎ、風に遊ばれる流水の妙と花につれて数週間前の小さな旅での始末でも滔滔と滴れたらと思えど…休日特有の何もしたくない無為への強欲から発する単純な空腹から発する貧しいギタギタ感、ギスギス感で幾たびも内的に荒廃、訳あって馴れぬ損得勘定に没頭してしまう愚の最中、損得の天秤の狭間でガシャガシャ気ぜわしく地団駄する赤熱の音頭取りに、我を忘れる愚昧、割引を何としてもゲットせんとして汲々する貪るが如き浅ましい生活必死にかまけて、その金の額とは比較を絶して、その金をひとまずの呼び水としてなさんとする体験の方が遥かに尊い事を忘れておった次第…外界の情報を隔絶しようと踏ん張ったところで根からいぎたない見聞きのサガ、ある手法を駆使して2時間半の会見生放送の内1時間半はがっぷり視聴してしまったスタップ会見とその余波に係る報道が隙間風のように小生の情念に忍び込むにつれ、憤激こみ上げるのであって、臓器が各々膨張し急激に高まる内圧から胸骨が、割れたファスナーよろしく吹っ飛び肋骨が割れるようにガンと広がって憤怒と憎悪が制御不能へと限りなく膨張するアキラ化で、思念が瞬時に焦げ付いては噴出繰り返してすこぶる濃く煮えくり返る溢れ返る言説の嵐が小生の意識を席巻するのであるからこれを文字に起こす事も身の破滅なのは必定、だからそれをここで控えんとするほど行儀のいい思弁ではあらねど、要するに少女マンガみたいに「もう、頭ぐちゃぐちゃ」なわけで、駄目だ。こんなに息巻こうともいざ書いてみると数行で終わる程度のちんけに終わる蓋然性が高いとはいえ。歯止めの効かぬ休載に次ぐ休載、判読不能な走り書きのメモばかりがメモ帳の紙を無駄に蚕食する仕儀、そして生活苦と生活不安の奈落へ一挙に突き落す可能事態が今勃発、残酷な遮断を余儀なくさせる。本当にこんなことしている場合じゃなくなった。むしゃくしゃして良寛の歌を兎に角急いで書写する。良寛という人は晩年の、子供と毬ついて遊ぶ好々爺ぶりが評判だが、若い頃は曹洞宗系の過酷な修行に明け暮れた、触ると切れるが如き人物である。 書写するとよく分かるが良寛の歌は、一首を構成する各句にいちいちきちんと情報を入れ込んでくる、盛りだくさんの歌である。

誠をば求めんよりは求めんとする心の底を破り捨つべし
一筋の道辿りけり一筋の道去りゆけどむなしきものを
春を惜しむ川辺の桃の花びらを浮かべし水にこの日暮れゆく
山の影の木々の緑に君をとえば雨にけぶりて芍薬の燃ゆ
おちこちの花の香りを仄聞けば語る言葉も無き夜更けゆく
雁金のさりゆく山の道野辺に野菊香れるこの夕べかも
山の端に月出でにけり琴の音も君いまさねばむなしきものを
緑なす人なき庭の苔の辺に落ち葉散り交ふ声を聴きおり
蛙鳴く山の辺遠くいねがての夏の一夜を悲しみにけり
在りし日はなべて幻いにしえの文読む夜半の雪にほだもゆ

表見せ裏見せて散る紅葉かな

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