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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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不穏のメモランダム…

堪え難く日増しに募る人生問題、生活問題の緊迫、と云うよりは、緊迫状況に陥る可能性の暗雲が無暗にはびこらせる不安による精神のざわつきによってまとまった考えを構築する時間が取れず…其の内、ざわつきの感度が嵩じて些細な物事が全て心配事へと増幅するとざわつきの振幅と波数が極限まで増幅して巨視的には平滑な一本線にもなるのか…件の虫歯治療の過程で、切削した歯を保護する素材を剥がしてしまったが故に露顕した、削った歯の奥に潜む0.3mmほどの黒いシミ…高説は立派だが実際の治療の腕にどことなく信頼できない一休であったが…実際の腕を見るために任せた簡単な虫歯治療ではあったが…案の定残っているらしき0.3mmほどの虫歯の巣窟を見つけたにも関わらず、結果を云えば其れに対処する行動を起こし得ずに其の巣窟の存在を隠蔽する銀歯装着への流れに抗う事が出来なかったのでもあり…(どうでもよくなり…)

アナロジーのメモ

【民主主義】市民={主権者(主体) 且つ 臣民(法に従う者)}
【量子力学】量子={粒子 且つ 波}
      (あるいは 量子={不確定性 且つ 統計学的限界})
 
こうしたアナロジーにおいて批判的に注意すべき事は…量子力学で民主主義を正当化したり、逆に民主主義で量子力学を正当化する事には何の根拠も無いという事であって…従って、量子概念はルソーによる市民概念のようだ、あるいは、ルソーによる市民概念は量子概念のようだ、と云う比喩が真実らしさへの説得力に寄与しようとするならば、其れはたかが比喩にはおさまらない欺瞞であると云わざるを得ない。

そうはいっても瞠目すべき事は…量子の発見とは畢竟、自然科学における主体の発見であった、と云う事である。少なくとも小生はそう思っており、そう主張したい。自然科学は有史以来、自然の主体性を否定し、ひいては自然の一部としての人間の主体性を否定する正当的根拠として長らく君臨し、そして悪質な事に、主体性を否定する自然科学を無根拠に奴隷根性的に後ろ盾にして、一部の奴隷商人的社会科学は人間の主体性を否定して来たが(自然機械論=人間機械論)…其の自然科学自身が遂に、自らの方法を完遂した結果として、量子=主体を肯定せざるを得なくなったと云う事なのである…無論、自然科学は現在でも、そんな哲学的主張は社会科学のたわ言として容易に認めないだろうが…いずれにせよ其の争点は、プランクやアインシュタイン、ボーアらの内省や論争(いわゆるコペンハーゲン解釈…)において網羅されているかどうか、今後確認しなければならない…。

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