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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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「public image limited/metal box(1980)cocy-78002」


磨哲刀 蜂図竹茶合…オークションにて目撃(この画像をクリックするともう少し大きい画像が出てきます)



ミモザではないドライフラワーが部屋の湿気でのっしり草臥れている…これ、CDなんだけれども、ケース側面のギザギザ加工の谷部分に虫の枯れた卵か黴のようなカーキ色の粒立った粉末が付着していて気味悪かった。長い間聴いていなかったから…先週の木曜日、日差しにほだされて霞んだ青空を見上げると飛行船がぽっかり浮いていた。のどかだった。風も穏やかで風鈴による執拗な嫌がらせが一旦幕を下ろし、そういえば夜半のまどろみで確かに聴覚したとおぼしきは、風の緩急によるファジーな翻弄とは異なって、何か人の手が釣り下がった風鈴を撤去した際に洩れ出たような人為的な風鈴の音をカチカチッと聴いた気がする…小生がこれほどまでに苦しんでいた事には関知しなかっただろうがそこの家主のふとした気づきによって風鈴がようやく撤去された僥倖なのかしらんと安心しながら寝た記憶が…なるべく窓を開けたくないと思っている小生…窓は締め切るものであって…窓を全開にして空気を入れ替えたがる細君の所業を疎ましく思っていたが細君が花粉症を兆す季節になったため窓を開けなくていいからほっとしている…作業状況の切迫まで思い起こされる近隣の工事はいつでも喧しく救急車のサイレンが引き切り無くこめかみを痛め、風も風鈴もたまったもんじゃなく喧しくて激高しかねぬこの界隈、たとえ静閑であっても外界の空気を入れたくない…よって閉め切っているために窓際に寝る小生の蒲団が窓ガラスの結露を吸収して硬湿り、寝る前に掛け布団に掛ける丹前は寝相から弾かれて毎朝脇の窓ガラスに先陣を切ってべっとり吸湿くっつくからこれまた硬く湿って黴臭い重みを増す…実家色の強いため疎ましく思っているこの丹前はシーズンオフになったら棄ててやるつもりだ…

洗濯すると皆裏返るなぜパンツ
佐藤信夫コーチ似の土工ケーキぶら下げ
家族の字家康に見ゆ菊の蕊
だまされる暇のある者だまされる
佐村河内来し方行末めでたやな
七人中六は黒人琵琶湖マラソン

結局いまだにナショナルな感情の疼きと苛立ちに悩まされ、何とか抑制、鎮静したいがそれがこらえ切れぬばかりに懊悩が日日を塗り潰しかねぬ無駄な不安に一層襲われている…ネットやメディアなどは無視、摂取を拒否すればいいものをそれが断行出来ぬ意志の弱さでついつい摘まみ食いしてしまうが故の食中毒が日常となりつつある…中韓関係の…自分でもくだらん事を愚痴愚痴と窮屈に試論する愚に辟易しつつも一度走り出した思索の暴走の窮屈が止めきれずに走り書きしたメモランダムを文脈の整除無視して、推敲せず、書き写す…それをきちんと整理して「説得力」などというものを降臨させんとする努力にも辟易、これ以上関わりたくないし、きちんと向き合おうがおざなりにしようがこの不快と苦痛、ドスの効いた憤怒と憎悪は抹消されぬのは分かっているゆえ…国家や民族の枠組み内での思考と感情を煮詰まらせた声明合戦と小賢しい多数派工作に対話の糸口は見られない。人間の基底に降下した根本的思考を辞さぬ前提で無い限り対話と緊張緩和の糸口にはなりえない。政治化された言葉、政治に粉飾された言葉。政治化以前の、現実に目を凝らした事実の言葉という他の原理によって括弧に入れ、主張を揺るがすしかないのか。政治化された言葉が国家間社会での利得の安全を保証するならば、その政治化された言葉を中韓が自ら捨てる事はないだろう。相手を非難するということはそれ自体で形式的には相手との対話への欲望を表明する。しかし中韓は専ら彼らの政治的優位と利益を確保するため、非難の潜在的対話性を形骸化させておいて、相手との問題解決に向けた対話を拒絶することで、問題を寧ろ延命させ、安全な場所から利得を吸い続ける悪意の蛭の如きである。中韓が政治的行動の駆動力としている利得とは何なのか微塵も知りたくもないが…対話を拒否し非難が続けられる事で利得を増すからますます非難を続け多数派工作に抜け目無く世界中を走り回り、肝心の、当の相手との問題解決を先延ばしすることで利得を得んとする狡知の姿が貧相なる茶番を呈している。かような茶番は解決に向けた直接対話は巧妙に潜在的に拒否し続ける事で相手の尊厳を踏み躙る侮蔑的悪意と、その相手(日本)には思われるから。国家間社会での多数派ごっこによる孤立者晒しを、その孤立者への貶めと見なす国家内=インターナショナルでしか通用しない幼稚な茶番に付き合う馬鹿馬鹿しさを思えば大人としての凛とした断絶もやむなしか(国際連盟脱退、松岡洋右…)下らぬ…それも負け惜しみのごときだ…負け惜しみというのも多数派の遠吠えの枠内に過ぎぬ偏狭な屁理屈なのだがな…日本の主張すべき誠は過日、その大筋を書いたからここでは繰り返さぬ…それに付けても…中韓は不満を本気で解決したいなら外野でワーワー騒いで要領のいい小賢しいガキが教室内で己の悪行を隠匿するために多数派工作に立ち回る稚儀に走るのが傍目にはバレバレで己をわざわざ卑しめる事無く、当事者と直接会って抗議なり対話なりすればいい、靖国が不満ならそれも含めて対話すればいい、己の歴史と思想総動員して根詰めて議論すればいい。一回で合意できないならば何度でも会って対話すればいい。安部総理がいつでも対話のドアをオープンにしているのは全く正しい。中韓がそれをしないということは、日本は、中韓が上記のような単なる下劣な悪意と嫌がらせに基づく政治判断を此方に仕向け此方の尊厳を侮辱し続ける嫌がらせなのかと勘ぐるしかなくなる。だから中韓への蔑みと憎悪が此方にはわだかまるのである。対話によって何処に達するのか、対話における妥結とは何かと言えば、それは、結局、互いの意志と主張の独立とその尊重に他ならない。人間というのは結局人のいう事はきかない、という厳然たる現実を諦念するしかない。希望があるとしたら独立が尊重で以って調和する事のみである。ナショナルな感情の拘泥から解脱したい。

だいたい、いつの頃から、歌舞伎の女形「おやま」を「おんながた」と読んで恥じぬようになったのか。一体いつから、おじいさんおばあさんの事を「じいじ」「ばあば」などと呼称するようになったのか。赤ちゃん言葉で己を措定して恥じぬのは誰か。赤ちゃん言葉で呼ばれるのに反発せぬ鷹揚な態度が大人の余裕、という事なのか。「団塊スタイル」とか「人生の楽園」のせいなのか…不気味に憤激が甦る昼日中の曇天の明るみで…言い掛かりとやっかみを止めたい。どういう事情なのか最近、ネットオークション界で、竹彫茶合界がアツい…素人風流人の手すさびの粗悪な彫りの茶合ばかりが出回っていたこの世界だが、しぶとくチェックしていると、最近はなかなかの佳品に廻りあう事も多い…何があったか。この、アナ蜂を彫った茶合は、磨哲、という謎の彫り師の作だが、本気で獲りにいこうかと身を乗り出したが入札者90人以上、落札額が17万円まで釣りあがって断念せざるを得なかった…自分で彫れるようにならなければ。猛省を促す。

単調なリズムが恨めしいほどだ…ジャーマンロックが魁、ポストロックが取り澄ましたこの種の音楽を此れほどまで存分に苦しんだ音楽があるのだろうか…怒りから殺意へ、という悲惨な、拠り所の無い絶望が…青年から壮年へ…車で歩行者につっこむのが大抵30代であるのを知るにつけ…ふかふかによく耕作されたアスファルトで足萎え、両脚でばったり倒れるのか引き摺るのか…片ちんばが珍奇扱いされ等間隔の歩行が承認されている事を告発する…文明と文化の交差点で行き先を失った地団駄が…この音楽の出自と歴史的意味付けの説明などに徹頭徹尾興味は無いとしても…シラスをびち切る…虱潰しの雑言を汚く壁になすり付けるだけ、雨によって洗い流されることは無い…あくまでも血によって糊塗されるを渇望する焦熱の、見た目ではその発熱は分からぬが触ってみて即座に火傷となる悲惨な抵抗の発熱金属が、速さの基準を喪失、緩慢と急迫から外身児同然にさ迷う奇怪がリズムそのものとなって聴く者の記憶を鮮明に抹消してくる…笑いの基盤も悲しみのあても拵えきる器用を取り扱えずに…何にもならない。抜け出せない、公共幻想の限界。四曲目で鼻水を啜り上げる汚い音も聴こえた。情けない泣き言が殺到する群衆の靴底で完膚なきまで踏みくちゃにされる…六曲目socialistの浮ついたリズムがむしろ空恐ろしくキチガイじみたインストで短いのがいい…ユーゴーのレ・ミゼラブルを読み始める…ゆったりした構えで脱線と詳述と遅延を打ち寄せるのが、ゆったりしていい…18、19世紀フランスの世情の空気が臭い立つわ…塩と芋と油のみと謳う健康志向ポテトチップスを選んでも結局口内炎を発症し苦しむのだからもう駄目だと思ってやけくそで、添加物まみれの一般的なポテトチップスのり塩を暴食、すると一刻も経たぬ内に鼻かしらに吹き出物が出来口内炎の爛れも発症する毒素チップスやめられない…ラーメン屋に入ってしばらくすると細君が「心がざわついて」と不快を訴えてくる…小生らの後に入店してきた一家への嫌悪が噴出したようなのであった…家族二組、8人乗れる馬鹿でかいファミリーカーからどやどや、座敷席になだれ込むなり野球のユニフォームとジャージ折衷の、休日の練習試合が終わったと思しき丸刈り少年3人ががさつな動きで箸を倒す早速のけたたましさで狡猾な猿のような顔を寄せ合いながらジャガイモか猿のような思考しかできぬくせに、あてがわれたスマホいじるのも細君にあってみれば我慢ならぬらしく、スポーツ少年団の監督でもあるらしき態度の父親のふてぶてしいジャージ姿、母親もジャージorスエットのスポーツ一家の有り様が疎ましいらしいのだった…食い終わって車中で怒りをぶつけられる小生…これまでも激マズ寿司とかラーメン屋、牛丼屋といった庶民の荒みスポットに連れて行かされた恨みをぶつけられ…ああいう、一家総出で親かかりっきりで子供ごときの野球にのめりこんでいる階級への憎しみ、「ああいう、マッスグな感じの家族好きになれない、ただでさえ平日はああいう人たちを相手に仕事しないといけないのに何で休日まであんなのの顔を見なくちゃいけないんだよ」、という事のようで、そしてまた統制的スポーツ思考しか出来ぬ頭の悪そうな監督親父の下でそうした人種が子々孫々繁殖再生産されるのを想像できるから嫌、という、偏見ともいえるがその例外がほとんど無い切実というのをこの年になると経験的に分かってくる絶望的階級的嫌悪感をぶつけられたのであった…分かるよ…今後は一人で行こうと思う、ファミリーカーがどしどし駐車可能な駐車場面積を誇る郊外型バカデカ看板の豚骨塩辛舌痺れ系ラーメン屋。風鈴鳴ったよ。嗚呼。エジプト、シリア、ウクライナ、南沙諸島、尖閣諸島…きな臭い。

ジョン・ライドン:vo
ジャー・ウーブル:b
キース・レヴィン:g
マーティン・アトキンス:ds

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