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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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横道編「bum kon/drunken sex sucka(1982?)smooch19」kapital



 歳を重ね無為の奥山梅雨の入

 中陰のような誕生日を迎える。祝いというよりも喪に服したい心境である。一廉の人物なら功成り名を成していてもおかしくない年齢に達し改めて愕然、憮然としてあまり書けそうにないので箇条書き。

 天体ショー、というマスコミ用語には本気で腹が立ってくる。人間としての思い上がりも甚だしい、情けない、自然を馬鹿にしきった言葉である。「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」「想定外は許されない」「絶対の安全性」・・・博物館での収蔵品でしか物を考えられない人間が、全てを生み出す大地を小賢しいメッシュ=言葉で区切って推し量ろうとする、翻って非科学的=科学的な増上慢。

 社会の椅子取りゲームには勝てそうにないが、電車の椅子取りゲームには勝つ自信のある、卑賤なる魂の小生。電車の乗降口が位置する予定の場所に形成された長蛇の列の最後尾にいようとも、小生は、電車が到着した途端、群衆の遅鈍なる動きをすり抜けて電車内の椅子に座る自信がある。

 買って、開いた途端、壊れてしまったコンビニの折り畳み傘。

 
 噴火の有無の可能性は兎も角、富士山の噴火に際して、頂上の火口からの噴火あるいは宝永の頃のような山腹からの噴火、双方の美的価値の是々非々を大いに問いたい。そういうお題のディベートなら歓迎したい。

 北朝鮮では美男子の象徴なのか三代に渡っての領導様の肖像によくある紅顔太眉の軍人が印象的な朝鮮の戦争絵が印象的なジャケット。韓国のバンドかと思ったら、中味の英文を斜め読みする限り米国のバンドのようである。ハードコア屋さんでジャケ買いした一枚である。音数は多くけたたましいが耳障り感に欠ける、男臭いハードコア。音数や音量が大きく音質が歪んで複層的な周波数を連発しようとも、統制された音となってしまう事があるのは決定的なところで構造におもねる美意識があるゆえだろう。とはいえ、悪くは無い。割り切れない生活の形。矛盾のあらまし。そっけなく粗野なリフはよい。

larry denning:guitar
erik oberhausen:bass
mark thorpe:drums
bob mcdonald:vocals

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