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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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ジャズではあって…

描写そのままだが…

夕立に負けじと喚く蝉時雨

頭の中が発泡スチロールに置換しつつあるような…そうはいっても追い打ちを掛ける、去年の冬から続く惨めな体の痛みは…今後悪化する事はあっても治りそうにはない絶対的不可逆性がジワリと老いの一手をうってくるようで…すべての事や思索に性根が入らなくなる、削ぎ落とされたような、投げやりな気分に満ちて…暑すぎるのであった…無神経な…麻痺した感覚著しく…とうに世相について行けなくなったところで千代の富士死去…手持ちのジャズの聴き直しが始まるのであって…其れも最早手当たり次第…行き当たりばったりに手に取った…何の因果で所持しているのか失念極まりなく…数枚聴いた処で取り敢えず落ち着く結論は…解き放たれたような境地云々とは言い条、結局…どうにも鼻に衝く、聴くのが苦痛なジャズと、己の今の気分になじむジャズに大別される、と云う、…論評にも値しない下らない見解であって…ピアノの音は今の自分にはどんなに軽やかに弾かれようとも重う感じて…心臓に煉瓦を重ねるような拷問に思える…乾いた木工のドミノが永遠に倒れ終わらないようなウェス・モンゴメリーのフルハウスと云うアルバムと、…場面の隅でならず者の金管楽器が気ままにばらけて解散しているようなチャールズ・ミンガスのアット ザ ボヘミア云々と云うアルバムが良かった、とか、この程度の慰めしか書けないようになっても…来るべき茶会に備えて柄杓の先を小刀で尖らせたりはしている…勢いまかせのやる気などとことん剥奪されてはいても…国民投票に向けて何とか奮起せねば…憲法21条(表現・結社の自由)改悪を阻止する行動にだけは何とか打って出なければ…よくしたもので憲法12条には…大意だが…国民の自由と基本的人権は国民自らが其れを維持すべく努力し続けなければならない、と、きちんと明記されているではないか…要するに国家が、国民の基本的人権を保障する義務など皆無とばかりに…それはそうと…其の奇矯な造形が、茶会で使えるかも、と創意して、旅先で肉ほろほろのテール煮込みを頂いた後…持ち帰った牛の尾骨…洗剤とブラシで隅々まで洗い、特濃の界面活性剤水溶液に数日漬けては水溶液を替える、と云う処置を数回施しても…其の牛尾骨を水道水に漬けると出し汁が滲み出て…臭い…このままではとても茶の湯の清然には堪えぬ…其処で、有機物は500℃以上加熱すれば水と二酸化炭素などに分解するはずだから牛尾骨をガスの火で炙ると…うっぷ…此れはあれだ…いわゆる…遺骨、の臭いである…部屋中が、火葬後の遺骨臭に満ちて…半狂乱となり…牛尾骨は廃却と相成った。そうした経緯で此の数日は牛の骨を丹念に観察していたが…骨と云うのは…炭酸カルシウムがぎっちり詰まった塊、と云うわけではなく…断面は海綿みたいな多孔質を呈しており…何やら神経やら血管を束ねて通すための太い管と、骨髄中枢を繋ぐ二つの穴などがきちんと穿ってあり…骨片一つと云えど実に緻密な自然の造化である。

やれ鳴くな蝉の下腹死化粧
エアコンの排水舐める小蜂あり

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