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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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来年もアメイジング・ジャーニー!

どうにかこうにか懸案の論文を製本まで済ませる…何とか今年中にけりをつける事が出来たものの…しかし、少し読み返す度に粗が見えて来ては後手後手の訂正に追われる年末で休まる暇は無く、へとへとで…もう、金輪際読み返すのは止めようと決意するが果たして…つくづく思うのは、やはり、一人で書く事の限界であり…かなり際どいテーマを扱う論文で、ちょっとした気の緩みでいい加減な事を書くと其の些細な不正確さによって、此れまで築いて来た論理の全てを瓦解させてしまうから…途中段階で批評してくれる優れた編集者と二人三脚でやれたら、もっと完成度の高いものが出来たのに、と詮無い事を思う…平成最後の、と云う枕詞が途端に流行り出した此の頃だが…元号による時代の支配による人民の支配が相変わらず功を奏する人間の中身の変わらなさにげんなりしつつ…ダパンプのUSAが持て囃されるのは…ノリの良い歌と踊りもさることながら…アメリカがもう、日本を経済的にも軍事的にも守ってくれるとは限らなくなったがために、今や殆ど敵国状態のくせ者揃いの隣国たち(中国、韓国、北朝鮮)とガチで向き合わないといけない厳しくも不本意で胸糞悪い現実から目を背けたい現実逃避のままに、バカっぽいアメリカを対象化して面白がる趣向の裏には、あてに出来ないアメリカにしがみつくノスタルジーが未練がましく行き場無く蟠っている日本人の貧相な心理状態が垣間見えて、曲調の明るさが余計其の日本人の深層心理における未来への怯懦を際立たせる…クイーンの映画がヒットしたようで…クイーンの音楽も悪くは無いので多くの人々がロックの修養を深める機会になったのは良い事だと思うが…小生はザ・フーのドキュメンタリー映画アメイジング・ジャーニーに感涙…ユーチューブで最近は往年のバンドの演奏を確認出来るのだろうが何となくついて行けず音源のみに意固地に集中していたが…近所のレンタル屋でワイト島を返してこっちを借りると…飯食いながら見ようと云う事にしていたがあまりの凄さに其れは不可能と云う事で食べ終わって改めて居ずまいを正して視聴に及ぶ…演奏してる処はきっと想像以上に凄いんだろうなと常日頃思いを致していたがそんなもんじゃなかったキース・ムーン…ミッチ・ミッチェルが全然普通の人に見える…なんと云うか…まず、ドラムを演奏しているんだけど、ドラムを演奏しているようには全く見えない、演奏が上手いとか下手とかそんなレベルはとっくに逸脱して、人智を超えた驚異が現前しているとしか思えなかった…ブリキのおもちゃの兵隊相手に出鱈目に指揮棒振ってる、あるいは空爆された街中で一人、ゲラゲラ笑いながら瓦礫や猫と無邪気にあるいは執拗な気まぐれさで能天気に遊んでいるようにしか見えないのになぜあんな凄まじい音が出るのか、そんな映像を目の当たりにすると、こっちも頭がおかしくなりそうになるほど…唯一無二のロックの実存に久方ぶりに大混乱…でも釘付け…ライブでのアーティスティックな破壊行為以上に、既に十分に其の音楽性が破滅的だから、楽器破壊行為は寧ろ御愛嬌…愛くるしく目がイッていたキースが長生きできないのは誰もが納得だろうが…一見紳士的な佇まいの演奏スタイルだがファッション狂いで70年代の遊び癖が抜けず悪い御薬で亡くなった奇人ジョンの死をも受け入れつつ、残された二人の道行きには此れまでになく新しい信頼が滲むようで…取り敢えずもう一週間レンタルを延長しました。

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まだ年の瀬…

どうしてネットに接続しているパソコンは日増しに動作が重くなるのか…其れに対し、ネット接続から恒久的に外し、文字入力のみに使役しているウインドウズXPはネットから外してこの方、速度的には支障はない…漢字変換が何故か年々馬鹿になる、例えばよく使っている「私」を「和他紙」などと、万葉仮名みたいな事ばかりして小生の成果を地道に遅らす事はあるが…その一方で、ソフトの衰え知らずとは別に、ハード面の致命的な老朽化が急激に危篤を迎えつつありかなりビビった事もあった…ソフトは起動するものの、画面全体が激しく点滅したり、ついにはほぼ真っ暗になると云う…其れでも、夜道に目を凝らせば辛うじて何かが見えるように、うっすらとソフト画面は視認できる…恐らく液晶画面への通電が滞っているように思えて…強制終了して再起動を三回くらいしたら正常になったが…自ずと買い替え時期が現実味を帯び、落魄した気分もひとしおとなる…結局西郷どんの最終回は、白雪姫のため悉く見逃す…来週のある曜日に、歯医者予約済みである…此のパソコンが、何かしらんがウインドウズ再起動してよう分からんプログラムをインストールしろを云って来て勝手にカウントダウンし始める事甚だしいので今日は止める…

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年の瀬か

ついこの間正月を迎えたばかりと云うのにもう年の瀬か…。年内に何をどこまで済ませるかが鋭く問われる…。此の半年間は本を全く読んでいない…参考資料で該当箇所を探すために致し方無く飛ばし読みするくらい…自分の中はもうすっからかんなくらい、溜まりに溜まってこじれた反吐を全部吐き出すべく…それくらい、文字を書きまくっているが故に…何としても今年中には終わらせないといけない。もういい加減、言葉から解放されたい、思う存分数寄に興じたい。其れにしても、大阪の大学や三菱ケミカルが研究開発している人工光合成技術は凄いと思う。二酸化炭素と水を、光触媒を使って化学反応させて電気エネルギーとプラスチックを生成させると云う、文字通り植物がやっている光合成反応を人工的にやってしまおうと云う、コロンブスの卵としか云いようがないナイスアイデア…!実用化できれば、空気中の二酸化炭素を使うから温暖化対策になるし、エネルギーと化学製品の、化石燃料依存と云う大きな問題も一挙に解決するから、期待度は高い。日本初の此の技術、実用化に向けて国の惜しみない支援は必要だろう…。ディズニーの、白雪姫と七人の小人を見る…此れが1937年の作品か?こんなもん戦前に作れる国に戦争で勝てる訳がないだろ…アニメーションならではの、一瞬たりとも気が抜けない心憎い創意の炸裂が凄まじすぎる…あきれるくらい圧倒的なクオリティ…何より動植物たちの愛くるしい描写が絶品…昨今の犬猫番組の、動物の内面を勝手に人間がアテレコする堪え難い愚劣とは一線を画する、媚びの無い美しさ…白雪姫に集う大小の動物たちは洋の東西を超えて涅槃図であり…何となく奥歯に虫歯があるんじゃないかとと云う心配が拭えぬ日々…そういう心配があると云う事は、其れを裏付ける何とはなしの痛みが、気のせいで誤魔化しつつ払拭出来ぬ状況なのだが…ようやく一段落ついた歯医者生活だったのにまた再開する億劫が先立って問題を先送りしているが…御正月に歯痛発生したらさえない事この上ないので歯医者に行くのが賢明な判断なのは分かるがどうにも忙しすぎる事を口実に行けていない…年の瀬が迫り、此の問題とも対峙せねばならぬ気ぶっせいで鬱屈が止まぬ氷雨の夜。

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始動…

何か凄すぎる中谷美紀の結婚報告に触発されて、十数年前の婚約記念に交換し合った銀色の懐中時計の存在を思い出し…、其の頃は買ったもののどうしてよいか分からず持て余したまま押入れの奥に突っ込んでいたデッドストック品であったが…埃まみれになりながら押入れから取り出し、まず、蓋が開かないと云うトラブル…長い期間閉めっ放しだったからバネの機構が痛んでいるのだろう…どうにかこうにか開けて、説明書を小一時間熟読後、カリカリと適当にネジを巻く…すると、小気味よく秒を刻む音と共に、ようやく時計としての機能を発揮し始める…手巻き式時計のようなこういうものは使い続けないと駄目になるから今後は寵愛せねば、と思いを新たに早速出先に同行させるが…蓋が開き難いし蓋を開けないと時刻が分からないから一般の腕時計と比べると其の不便さたるや…しかし小生が所持する腕時計も諸般の事情により時刻が読み取りづらいのでどんぐりの背比べではある…ネジを何回巻けば何時間持つのか不明だったから実験する…20回巻けば22時間は持つようだ…ガッキーのドラマ「獣になれない私たち」を釘付けで見ている…結局、体制への反抗の拳を振り上げかけたが体制的抑圧によって拳を収めざるをえず屈辱の再服従を誓わされた男女が社会的傷を舐め合うように一夜を過ごすと云う身も蓋も無い現代的顛末だったが来週は此れ如何に…恐らく、ガッキーが勤める会社の横暴社長が社員を監視するためにオフィスに取り付けた監視カメラが、逆に、声と態度がデカい此の社長の横暴を証拠付ける事になり、此れを元にガッキーの反撃が始まるのではないかと踏んでいるが…何だかんだで最近のドラマは其れなりに世相をてんこ盛りにしてあって飽きさせない堅実な作りには学ぶべきものはある…日産の御家騒動はどうでもよいがマクロン政権の成り行きには目が離せない…事実上、たとえ建前であっても世界の民主主義の正当性の屋台骨をなしているのはドイツとフランスの二国だけであって…ドイツもメルケルの引退を見越して任期満了までは殆ど死に体であり、前回の選挙では辛うじて退けた右派勢力の台頭段階に入っているし、同じく前回の選挙では辛うじて右派勢力を退けたマクロン政権であるが、元元政権基盤が弱い処へ、国情や国民性は種々あるものの企業優遇庶民搾取と云う在り来たりな経済政策への不満が爆発しているようだから、このままマクロン政権が弱体化するとそれこそ右派勢力の台頭と云う歴史の教科書通りのセオリーになりつつあるのが見て取れるから、リベラルの牙城である独仏が右傾化すれば世界のファッショ化は止めようがない…EU離脱で揉めている英国が超然的に民主主義を維持していても国際社会への影響力は期待できないし、同じ英連邦を成す豪州やカナダが独仏の現在の役割を果たすとも思えず、アメリカはトランプによって言わずもがなだからだ…フランス国民の憤りも分かるが、マクロン政権の個別の政策に対して是非を問うのはよいとしても、大局としては革命の精神を維持してほしい、安易に右派勢力の台頭を許す事なきよう自制を求む…此処で云うヨーロッパの右派と云うのは移民問題と云う特殊な問題への対処方法で特色づけられるものであって、日本の右派のように国民主権と基本的人権の破壊を目的とした組織的犯罪集団とは一線を画すものだとしても…そうは云っても隙あらばネオナチが見え隠れする土壌でもあるから、楽観視は出来ない…。日本の国会はもう死んでいる。フランスが、今の日本のような自民党政権の支配下にあればデモや暴動どころではない、とっくに革命でも起きているのではないかと思われるが…日本の野党が苦し紛れのパフォーマンスに終始せざるを得ないのは野党の無力と云うよりかは主権者国民の責任に帰する。一切のまともな議論が成立せず全てが多数決で与党の独裁で決まる状況では、野党にできる事は皆無だからだ。しかし巨人はセ・リーグMVPをお買い上げですか…。

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師走…

政府からの密偵が忍ばせていた政府からの密書には西郷をシサツせよ、とカタカナ表記であったのを、刺殺なのか視察なのかはっきり確認出来ないまま、積み重なった状況による被害妄想のままに刺殺の意に解釈して西郷立つ、となったと云う話だったのか西郷どんは…役者もいいし演技もいいのだが、どうも第一話からところどころ腑に落ちない、身勝手な脚本である…ドラマだからフィクションである事前提とは云え…ワイト島でのジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスの演奏をたっぷり二時間近く視聴してお腹いっぱい…殆ど照明の無い真っ暗闇の中に60万人もの観客が蠢くのを迎えてのジミらの熱い夜のギグ…インプロ部分が思いの外長く、其れが満腹感に繋がったが…ジミはもちろん、やはりミッチ・ミッチェルがいい…恐ろしく手足の長いクモ男がドラムセットに覆い被さって一心不乱に交接しつつ時折独自に明確な意志を示す異様な冷静さを示す事延延二時間公開…改めてロックと云う音楽の、其の都度其の都度に創意を発揮できる自由度の高い懐の深さをジミが其れこそ自由自在に展開する様子がまざまざと映し出されており感無量…其の後、テレビで、キング・クリムゾンの最近の来日公演の様子を見て思わず吹き出す…ドラムが3人3セットを前面に出す常軌を逸した編成…老いてなお盛んと云うべきか、急坂路線を登り切る三重連の蒸気機関車を強く想起させる…ドラム2セットはザッパのバンドで見受けられるが…三セットも擁して一体どうするつもりなのか…電気毛布のせいなのか、近頃は変な夢ばかり見る…素敵な麦藁帽子と骨董を扱う骨董屋の情報を知人から得るが、其の知人からは、其の店はそうとうやばいから止めた方がいいと云う忠告を受けたにも関わらず車で乗り付け…すると、女将が対応し、其の店の玄関で脱糞する事が入店の条件と云う…上り框においてあった新聞紙を広げて脱糞しようとした処で店主が玄関から入って来て夢が終わる…昨晩は…宝籤で10億円が当たった夢を見たと云う夢を見たのであって、正夢であっても10億当たった夢でしかない…山一は…旧日本軍と同じ構図であり、其れは云うまでも無く現在までも続く、此の国に根付く純正全体主義の現れなのだろう…世界理論があと少しで完成する…あと一点、うまく説明できれば終われるのだがなかなか手ごわい…要するに、自己相似形の意識と理性の相互作用は、多様性原理における生成と消滅の相互作用なのか、二項対立による虚無への不可逆性なのか、そのどちらで説明すべきなのか…いきなりこんな事云っても訳わからないと思われるだろうけれども…此れさえ解決出来れば此処半年ほど取り組んでいた論文が完成する…と云うよりか、もう、終わらせたい…今はもう、文字を見ると若干吐き気を催す程、文字を書いたゆえに…多分原稿用紙で700枚くらい書いたんじゃないのか…数えてないけれども…もう理屈っぽい論文から離れて、数奇に興じたい気分…日産の事件は、ゴーンがビーンに見えるくらいで、どうでもよく…そんな事よりも、外国人労働者問題に係る自民党の議会への破壊工作の確信犯的所業もさる事ながら、水道民営化の問題は大きい…モリカケにメディアがかまけていたせいもあるのだろうが…高千穂六人惨殺事件…どうも日本の田舎と云うのは、こじれた人間関係が出口無く煮詰まって五、六人皆殺し、と云う陰惨な結末を迎える事件が断続的に勃発し続ける…数年前に山口や淡路島でも似たような事件があったような気がする…

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秋晴れの頭痛…

晴れているのに朝から頭痛…深まる秋に託けてワインをきこしめば…細君が切る爪の音も拍子木に聴こえる目出度さで…大阪万博決定…土建業者は人手不足だと云うのにどうして、どうでもよい仕事を増やすのか、此れから温暖化のせいで災害は増えるしインフラの補修や空家の解体や建物の新改築で忙しく、税金も資金も人手も資材も足りないと云うのに、国際的に決まったからと云う理由で恐らく最優先にされるであろう一過性のお祭りになけなしの税金、資金、人手、資材を投入する余裕など全く無いのは分かり切っているの云うのに…大阪新都心構想の夢の跡の再利用などと云う、地方都市の過去のしくじりの尻拭いのために日本国民が犠牲にならなければならないのはどうにも合点がいかず…新井の護摩壇修行継続はよいとして開幕前の3月に引退式とは、何だか士気が下がる計画…先日のファン感謝デーに引退セレモニーしてもよかったのでは?しかしそういえば黒田の引退セレモニーも3月だったか…あまりそんな印象無いが…

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今週お休み

頭の中が忙しすぎて…今週はお休み…日米野球も終わり…今シーズンも終わりかな…いや、今年中どころではない、何とか今月中にも仕上げねばならない事があって…。

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餅撒き…

安田さんの事は、結局此度はメディアが自己責任論を批判する論陣を張ったので今更私から述べる意義は薄い。私独自の論点もありはしたが、結論はメディアの其れと収束するので、疲労困憊した今、其れをおしてまで書く気力が奮起せず…土日は土日で何だかんだと忙しく休まる暇がない…毎日頭の中がフル回転で…さしあたっては、アメリカの中間選挙、下院を民主党が奪還したのは朗報だろう…祭りの餅撒きで餅をゲットできるか否かは、確かに、男が試される瞬間だった…地面に落ちた餅を、殺到する民衆の脚に蹴られながら辛うじて一個獲得できたから何とか面目を保てた次第…去年上梓した、此の世界で二冊しかない私家本でも提唱しているし、此のブログでも去年の中頃くらいからちょこちょこ記載しているが…昨今の世情を鑑みるにつれ、愈々以て現実味を増してきたスマートファシズムあるいはソーシャルファシズム(SF)あるいはソーシャルネットワークファシズム(SNF)への警鐘を大々的に啓蒙すべき時なのだろう…理論化はほぼ出来ているが、詰めの処で手こずっているのが自分でももどかしい…日米野球…岡田のストレートが通用するはずがないとだべっていたら本当にホームラン打たれたから、最早気の毒で…。

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シーズンの終わり…

福岡で一勝もできないと負けは確定的だと思っていたし、逆に福岡で一勝さえできれば鯉に勝機ありと読んでいたが結果は前者…短期決戦故の、実力を出し切れなかったが故の敗退と云うよりかは、実力を出し切った上での負けっぷりだったからぐうの音も出ず…丸の不調もあったがホークスも柳田、松田が不調だったから条件は同じであったし、西武みたいにこてんぱんにのされた訳ではない、がっぷり四つに組んでの拮抗したゲームもあったから、猶更、あの、金鎖を首にジャラつかせてギラついた連中の鼻をあかせたら胸がすくだろうと期待してしまったのであったが…やはり如何にもな肉食系の、生き物としての強さが優ったと云う事なのかと思い知らされ(きっとビール掛け後に焼肉行ってるし、今日もホークス全員で朝昼晩三食焼肉屋に行って食うわ喫うわ飲むわしてるに違いないと勝手に妄想している)、いつのまにやら各選手の、二軍から一軍に上がる紆余曲折、其処での苦労までも知り尽くしてしまっているカープ選手らの凡人ぶりが際立ってしまうのである…無論、プロの一軍に立ててる事自体が、一般人からすれば超人レベルではあるのは分かっているが…投手も打者も、技術や胆力含めて相手が一枚うわてである事を見せつけられ、選手層が厚いから采配の自由度に差があるのは否めないがベンチの采配のきめ細やかさでもホークスが上回る、と云うよりかは、セオリー通りの采配が出来ているから、少しでもピンチになると先発だろうが何だろうが事態が悪化しないうちに直ぐ投手を替えて火消しに成功するから全く隙が無い采配ぶりなのであった工藤…ベテラン強打者内川にさえも犠打させる、スクイズも辞さず一点をもぎ取りに来る、ものに囚われない自由な指示も執念の為せる老獪さであって…要するにホークス強すぎました。延長戦で中崎がホールド出来ず不調の柳田から一発浴びるのはもう中崎自身の責任と云うよりも其れが中崎だしあの場面で其れをやってのけるのが柳田の柳田たる所以なのだし、ならば中崎以外に誰かいるかと云うと思い浮かばない心許なさだから、ペナント中もそうだったが延長戦となるとカープは滅法弱い、物量(使える選手層)の足りない総力戦の限界が此処に来ても露呈するのであった…だから其処を責めても詮無い事なのである…何より甲斐キャノンへの玉砕盗塁が、殆ど皇軍末期の悲壮であった…玉砕だから止めろ止めろとテレビの前で絶叫していても馬鹿の一つ覚えかのように盗塁に打って出る度に尋常ならざる強肩によって余裕で刺される事五たびほどか…盗塁かましてバッテリーの動揺を誘うと云う、セ・リーグでの常套手段もホークスには全く通じず…延長引き分けや、六点ビハインドを一点差まで盛り返す奮闘ぶりを示して若干の面目を躍如したものの、万策尽き、第六戦では完封負けと云う、刀折れや矢尽きた感があった…普段から苛立たしく目障りだったのはホークスの松田の空振り後の、バッターボックスをはみ出てキャッチャーの眼前でやらかす飛び六法的な振る舞いであって…あの場違いな荒事が相手バッテリーの気に障り、集中を欠かせるから彼は打率がいいだけなのではないかと邪推するほど、小生は目障りに思っている…勢い余っての事なのだろうがもう少し節度を以て出来ないのか。其れにしてもホークスの武田投手は鶴みたいなセットポジションで佐々木蔵之助や長谷川博己みたいでええ男やなと思った。プレイスタイルにそんなに知悉している訳ではないがホークスの中では唯一内川からは下卑た肉食臭はしないから好感を持っている。実際は一番の肉食なのかもしれないが、あの体格からして…。

安田さんの話は…云いたい事は山ほどあるが今日は疲れたので来週に回す。論点は二点。「自己責任」と、報道機関と云う職種の特殊性である。

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今週休載

所用に付き今週休載…次回は11/4です。それにしても昨日はワールドシリーズと日本シリーズで一日中野球漬け…

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