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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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「animal rights benefit(1990)zb001」

 

他にも飲酒の機会に多々恵まれたためか過剰摂取されたアルコールがビタミンB系の吸収を阻害したためか直結する因果応報でいつもの箇所の左下唇裏側に辛い口内炎を発症、飲食の度に容赦なく沁みる激痛、加えて口内炎による顎回りの筋肉の引き攣りによってこめかみに六角ボルトを打ち込まれるぎりぎりした頭痛と慢性的な首筋の疼痛(いっそ頭を帯のようなもので吊るせば頭部の荷重が首に掛からなくて一思いに楽になるのか)が口内炎によって更なる劣悪化で苦痛が堪え難いにも関わらず罪に罪を、罰に罰を加える所業やまぬのか抑え効かずポテトチップス「ディーポ」暴食したためシチリア産の極上岩塩が口内炎をピンポイントで炎上、悲しみの感情とは乖離した、純然たる痛みの涙を目尻に溜めた…何をするでもない、さもしい市民の野次馬根性を満たすためのマスコミのヘリが毎朝七時から終日うるさくてかなわぬ。噛み砕いたビタミン剤をウヰスキーで嚥下しながら、口に含んで口内炎を痺れさせて消毒させる…すると、防汚性に優れた如何なる便器をも染め付けかねないほど毒々しい蛍光イエローの尿が出る。いずれにしても口内の荒れと頭痛がひどく、耐え難い。

粘り気がなく、ぱさぱさなマサ土。…だからこの地方では焼物が出来ない→焼物が駄目だから文化的にも不毛になる、という風に腑に落ちる…亡くなった方の氏名表示(特に高齢者)に、男の場合は「無職 〇〇〇〇」「会社員 〇〇〇〇」と示すのに女だったら「〇〇〇〇」、と名前しか表示せず無職とか会社員とかの肩書き表示が免除されているのは何故か。マスコミの公然たる男女差別である。大声のような脱糞の後、断続的な土砂崩れのような下痢にも襲われたのは何故か。結局「じゃりン子チエ」と「はだしのゲン」のコスプレイヤーが出現しない、その程度のレベルのコミケなど、自分にとっては何の価値も無い。自分がやるべきだったのだろうが、過去に一冊も売れなかった悲しい実績の現場でコスに現をぬかす余裕はなかったし、細君にチエのコスチュームプレイをやっていただくのは忍びなかった…ちなみにテレビ東京の鑑定団では出演する高齢者は男女の別なく「無職」等の肩書きを冠していた。

鉄子の旅、という、鉄道好きの女性を鉄子と名付けた嚆矢の漫画があるがそこでラディカル・鉄の横見さんが「レールクイーン」なる新ジャンルを渇望する。文脈を読み取るとレールクイーンとは鉄道に興味はあるけれどもまだそこまでディープな鉄道知識を有していない女子に限られ…要するに鉄ヲタ殿が「育てる」ことが可能な範囲内の、愛玩対象である。NHKの土曜日の夜でも同じ構図が確認された「ニッポン戦後サブカルチャー史」…講師役の人が、誰でも知ってるような一般的な芸能史年表を、何も知らないが少しは知っているし興味もある若者相手に、反撃される恐れがないのを見越してしゃべくり満足する構図…サブカルというエサを介在させた、愛玩者のおっさんと被愛玩者の若者との生温い馴れ合いの愛玩関係の臭気が耐え難いものだった。丸山眞男の講義録「日本政治思想史1967」はスリルに満ちている…教授が、その時々の研究成果の最高の到達点を、講義という形で共時的に惜しげもなく学生に披露しているのではないかと思われるくらい、臨場感溢れる真摯な有り様がびんびん伝わってくる…

1930年代ドイツ社会派風の画風…街頭の強烈な光なれど夜を照らすどころか闇を殊更に獰猛にする夜道…後ろめたそうに足早にマクドナルドを持ち帰る男を追尾するのは…恐らくそのマックの食材にされた物言わぬ動物たちの呪詛…作者忘れたが「動物農場」というSFを思わせる絶望的皮肉の…口内炎の炎症が上顎の歯肉や首筋、こめかみの痛苦を併発して物に集中できぬ苛立ちが切っ先、常態的な内的人生苦の妄想も徒に暗雲増幅され捨て鉢で遣る瀬無い苦しみに呵責され…無暗に赤熱する一方…見やると…ジャケ買いだったのか…ずっと部屋の隅に転がしたままよく聴いたことはなかった、そして遠い昔、東京のアナキズム屋さんで購入した事も思い出した。透明でも濁りでもない霧が高速でさーさー流れる、突出感が予め去勢された90年代デフレスパイラル音楽、ラディオヘッドなどが流行った時期の…そうした音楽性の中、問題意識の高そうな白人男性が、一語ずつねっしりと歌詞を発音するから言語的メッセージ性の強い作品と見受けられ…透度の高いギターの背後で軽率な希望を圧するシンセの音圧…竜の鱗の彫金…打ち込まれる鏨の精確のようなリズムだがそれを上回る「飛ばし」の技法とでもいうべきか、あえてフッと、要所要所で変拍子寸前にリズムを飛ばすことで、たとえ鱗の数枚が切り出されていなくてもむしろそれによって竜の肉体の長いうねりの高次のリズムを想起させ、さらにその長いうねりが内包する、集中的に打ち込まれる無数のリズムが想起されるから豊かともいえるが、総じて冷たい…ベルギーで製作されたCDのようだ。

神曲の地獄篇か煉獄編で…いずれの党派にも属さなかったがゆえに蜂や虻に刺される呵責を受ける人々がいて、天国からも地獄からも疎まれている様子が描かれていた。
ウェルギリウス(がダンテに向けて)
「この惨めなさまは誉れも無くそしりも無く生涯を送った連中の哀れな姿だ。神に仕えるでもなく背くでもなくただ自分たちのため…(中略)…」
「彼らについては語るな、ただ見て過ぎろ」

黒い糸トンボが道路に着地した途端、車に轢かれるのを見た。

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