ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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人生苦が…
穏やかな日々など期待できようもなく…内的に幾ら引き籠ろうとも外部から容赦なく、しかし日々に底流している、思い当たる節のあるあれこれの具体的な不穏因子が確実に顕在化してクサビを撃ち込んで来る…もう他人事や政治、芸事如きに駄弁を弄する余裕は一切剥奪され、薄々思い当たる節のある人生苦への直面に空しく、鬱屈して萎え…齢も此のくらいに達すれば何事も笑い話で済まされず徒に窮屈なる深刻化を増すばかりの絶望しかない。11月というのは何だか冴えない月である。巷で何かと囁かれるラキスタというのを視聴…日常の細々とした事物への着眼点も其れへの見解もいずれも新しくも無いしそもそもそうした作品上の新しさへの貪欲も予め去勢されている、という作風すらも当然ながら陳腐でしかなく萌えアニメ御宅の内的充実が爛熟してはいる腐敗しきったハードコア感は否定できないだけで、学ぶべきことは全くない以前にもっと見たいとは一切思えない屑には達していた…それにしても最早消費如きでは誤魔化しきれぬ人生苦が日に日にシャレにならなくなる老いが…どうしようもなく野球観戦への駆り立てる…おっさんらがテレビの前に陣取って野球に血眼になっている絶望的光景が切実に理解される…日本シリーズも呆気なく終わり…東京に生まれたらスワローズファンになりたかったと人生唯一の後悔が…JR職員が野球賭博…国鉄時代からやっていた、という証言も飛び出て、昭和も遠くなりにけりという世情にあって、ぬっと昭和が蘇った不気味であり、俄然篤くなる、聴き捨てならぬ事件であった…ドラフト、戦力外通告、秋のキャンプと、オフシーズンでも話題に事欠かない野球にのめり込む要素は多いが、やはり、何でも鑑定団と同じくらい画面構成が完璧に固まった野球中継の実際の試合を凝視していると思考が自ずと、そして恐らく悪い方向に研ぎ澄まされていく…さながら暗く執拗な飲酒のように…契約更改の時期はまだなのかな、と、えげつない欲望が抑制できないほど野球に疼いている、それほどまでの人生苦の四面楚歌の咆哮が、球場全面ががばあっと大口をあけて言葉にならぬ呪詛を絶叫して天を衝くだろうナイター…ドームはそういう意味では息苦しくて詰まらない…日韓戦…いずれにせよ短期決戦などはある意味気楽に視聴できるのは…ペナントレースを半年に渡ってじっくり味わう、という味わいのほうが本物だという達観を知ってしまったからであった…賃貸の設備老化が目に余り…年内にやり残した事が無いよう大家さんに連絡する…野球見ても人生苦は解決しない。
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