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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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「大龍(?)/?(?)?」



妙な夢を見る…たいてい、現実よりも夢の中のほうが過酷で苦しいが、今回はそうでもない…亡くなった祖父を偲ぶ会らしき集まり…和風の、しかしゴシック調のホール最奥に拵えられた祭壇にはうつけ者風の祖父の遺影の隣に、何故か、祖父の仕業らしき、赤い珊瑚に細密彫刻を施した盆が二枚…生前は仕立て屋だったと記憶するが…八ミリカメラによる生前の彫刻風景が映写される…湖に浮かべた丸太の上に立つ褌一丁抜き身一本の祖父が、器用にバランス取って丸太を小刻みに回転させながら、ぶんぶん日本刀を丸太に切り付け、抉り、仏像に加工するという…度肝抜かれる曲芸的超絶技巧…ピンク色の色調の式場の扉を開けると町議会の議場が…だから何なのだろう、解釈など幾らでもできるが…カフカ読みてえな、審判とか城とか…一体、どこにいったのだろう…実家の、親の金で小生が買った本が詰め込まれた段ボールの一つにあるに違いないが…買った方がはやい…実家…運不運ひっくるめてほとんど呪いに等しい…中学生じみた強迫観念…iPS細胞などが発達してバイオ工場の反応器から人間が大量生産される、あるいは工芸家が匠の技で独自に規格外の人間を作る、そんな時代を所望…アンチ・オイディプス…欲望機械と器官なき身体の相互貫入…云わんとすることはよく分かる…流れと切断を矛盾の深刻ドラマ化する事無く書けている…接続という事か…デジタル思想?…アナログにおいては矛盾が相克し悲喜劇を大袈裟にするとでもいうのか…屑のような気持には屑のようなノイズ音楽…困った時の実験音楽も過ぎ去り、排泄としてのノイズミュージックへと移行…実験音楽ですらない、在り来たりな、ちんぴらの、柄の悪い、開き直る戦略すらも無い、無能極まる、さして珍しくも無く毎週排出される家庭ごみに等しいほどの日常的なごみに過ぎない…下劣な即興を繰り返す、才能の欠片も無いサックスを軸に、ギロギロのギターノイズや短絡的な、工夫なき電子雑音…無茶苦茶にハウリングする拷問の絶叫風景…鞭…肉を叩く音…あえぎ…女があけすけに許しを懇願…作者もタイトルもレコード会社もレーベルも発表年月日も、そういった、身元証明は何も記されていないジャケット…猫の死体…この辺では時節柄、猫よりも狸の死体が多いが…大龍という文字が裏に見えるから、これが作者か…下にヘミングウェイも文字もあるが…どうでもよいのだろう。もう、土曜日の夜、正確には日曜日に突入…ここで睡眠してさらにもう一回睡眠すればまた社会社へ出社…早くも先取りでくさくさしてくる…来週、やる事ないかもだからまずい…仕事の半分が、来週の仕事作り…それを怠ったから…「ワーッワーッワーッ」大声でなりふり構わず叫びたくなる、趣味にまみれた堕落の独居房で…天井だって落ちるかもしれない…地獄というのは無限でもあるが繰り返すというのがミソでもあり、鬼に体が引き裂かれた後また元に戻ってまた引き裂かれる、というパターンが多い…古来からの地獄絵図や今や消えつつある秘宝館の地獄ジオラマなど、地獄の描写は多くの場合生き生きとしている(都築響一氏)…対して極楽の情景は、のっぺりと平坦で、むしろ死というものに近い…光に満たされているが輝きに乏しい。もう、なんか、ノイズが普通に聴ける。全然無理せず聴けるようになった。来週はメルツバウでも聴くか。低レベルの、あるいは音楽の底辺のノイズを聴きながらタモリ倶楽部、余市の水割り、コーンスナックをチョコレートに浸したコンビニプロデュースの菓子、空耳アワー…木綿豆腐、巻いた…開けて、飲、もう…水割り追加…本当はXTCばかり聴いている…碇シンジはイヤホンでウオークマンをしばしば聴いており、且つ、XTCの文字がプリントされたTシャツを召しているが、XTCを聴いているのかどうか気になる…採用されているオープニング音楽がサイケデリアの獰猛に近いので思わず、金曜日の夜にはNHKで障害者の情報バラエティをよく見る…障害+セクシャルマイノリティの事例…脳性麻痺で且つ性同一性障害の方の、首コルセットが、錯覚かもしれないがデニム生地で、イカしていた。マフラーや、首に巻く筒状の防寒布などは既にあるが、首コルセットの斬新化は、これからは新しいのではないか。眼帯と首コルセットの御洒落を、創発したい。これからは、首コルセットが、クる。今宵のカワイイTVも、興味深かった。ガングロ、ヤマンバ系がシヴヤで復権しているようだった…「ゴキブリ」と蔑まされようが、男への媚び、ひいては社会社への媚びを拒否する街のヤマンバ・ギャルたちよ、永遠に勃発せよ。サイクルが年々早くなる印象。所詮テレヴィに騙されたのだろう、尖ったセンスの若者が跋扈しているに違いないと思ってわざわざ足を運んだ原宿の竹下通りとか裏原宿とかぶらついてみたがお洒落な人など人っ子一人皆無、田舎のアメリカ人みたいなダサい連中ばかりだった痛恨の記憶あり、生活がかかっているらしき黒人男性の罵倒まがいの激しい押し売りの、悪い記憶あり…ヒャダイン…

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