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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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暑中見舞い

 打ち続く疲労と憂鬱によるのか必然的な衰えによるものなのか分からぬが、それでも、最近は、王道なきロック史において、理論的なことが何一つ書けていないことを、少なからず悔やんでいる。頭の中では青写真ができているにも関わらず、出力する気力が後退している…悔やんでいるからといって、次回から何とかなるかというと、その保証は何も無い…。
 それでも、熱烈に、超絶モダーン今焼を欲しているが、どこでどのようにお助けしたものか、その方法が分からない。陶芸雑誌の個展案内など見ても、見た時は、たいてい会期が終了しているし、そもそも鯉江良二だの西岡小十だの各務周海などの、既に作風が固まった連中ばかり掲載している…破れかぶれで無茶苦茶な、屑のような、イってしまっているようなモダーンで凶暴な焼物は今、最早、山田先生のへうげ十作の界隈にのみ集結しているのだろうか…そう思ってオフィシャルページを覗いても、覗いた時は、またもや展覧即売の会期が終了しており小生が眼福の栄に預かるのを拒否しているとしか思えない…可愛さ余って憎さ百倍の愚かさ承知しつつ、へうげ十作の、波を起している感じが疎ましくすら思えてくる…ただの逆恨みだ…一体、どの程度の品物なんだ!見たい、しかし、見るために必要な情報を得るのに必要な最低限の能力が、小生には、根本的に欠けているとしか思えない…
 最近の「…」の多用は、福光しげゆき氏の漫画の影響であるが、こうした内向性が陥りがちな露悪趣味に陥ることもどうでもよくなっているから使っている。
 それにしてもショーペンハウアーは小生の性に合っている。形而上も形而下も区別せぬ、乱れた生活圏を乱れたまま貫く思想である。小生が勘付いていながら悶々と言葉に出来なかったことを、かゆい所に手が届くとばかりに直言してくる…かといって、気の合うのばかり読むのが読書ではないとは思いつつ…。

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