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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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抜歯!

先週の記事に、下線部にて、今にして思うと取るに足らない事で、過去にも書いたような事を改めて追記しました…日大問題…事態が明るみになるにつれ、もうほとんど、旧日本陸軍の雛形みたいな構図…しかし、関東アメフト連盟が当該学生の証言を是とし監督、コーチの証言を虚偽であると断言した事で大衆には胸がすく思いを与えられ溜飲は下げられたのだろうが、逆を云えば何故大衆は、胸がすく思いを求めないとやってられないほどの消化不良の鬱屈を溜め込んでいたのか、其の要因は何かと云うと結局森友問題では文書改竄も国有地不当値引きと云う背任容疑も、関係者は皆御咎めなしと、恐らく政権からあの手この手で陰に陽に圧力を受けたであろう大阪地検が腰砕けの結論を出したが故の、どうせ権力の不正腐敗私利私欲を明らかにしても権力は罰せられずびくともしない、なぜなら其れが出来る事こそが権力だから、と云う根深い諦めが改めて大衆の血肉になった大衆的背景があったればこそ、マスコミや大衆は惨めに、所詮は一私企業の不祥事であって国民全般の利益とは直結しない日大問題(税金が助成金として多少結構入ってはいるのだろうが)を囃し立てて、件の根深く低俗的なまでに広範に渡る大衆的諦めから燻る敗者としての心理的抑圧を少しでも慰めたいと云う惨めな慰め欲求によって、日大と云う餌に喰いつくのであって…其のおかげで、結局は森友=安部は安泰になり、ひいては大衆は国民として全般的に、結局は日大も自民も含めた権力構造を温存する事に加担する、自らの首を絞める愚昧なる盲目的心理に没入するのである…自民党の支持率が下がらないのと同じように、今の日本国民の未熟な政治的態度からすると、あの問題視された広報が断言したように、日大ブランドは「落ちません!」といった処が、事実になるだろう…要するに日大問題で大衆喝采の裁きが披露された事で、森友問題の一結末が相対的に等閑視されると云う棚から牡丹餅が政権安部に転がり込んだから、一見すると日大問題を正当に裁けたから全体主義勢力を民間レベルで弱体化させ得たように見えたとしても其れは愚かな楽観に過ぎず、結局は日大で露顕したような権力構造の源泉は、日大問題を騒ぎ立てる事で寧ろ強化されたと云う狡猾なる結果に陥ったのである…それはそうと、この辺りの事の政治的カラクリをもっと分析する事はできるがしかし小生はそれどころではない状況で、意識は減退しており…

遂に右下の親不知を抜歯して…気分は最悪とまでは行かないにしてもやはり其れ相応の憔悴と減退は余儀なくされており…歯根の状態を確認するため再度レントゲン撮って、麻酔二本打たれて一時間ほど無為に横臥した後、予めドリルで其の器具を突っ込みやすいようにギャイギャイ掘削した歯根部分と顎骨の間に、ドライバーの先が巨大な耳かきのようになったオール金属製のいかつい器具を突っ込んで、てこの原理でぐいぐい持ち上げて来る格闘の時間を一休(担当歯医者)が患者のためになるべく短くせんと躍起になって思い切りぎりぎりやりまくるから傍目には荒療治ながらも繊細な配慮も求められ…歯医者と云うのは的確な診断力や繊細な手わざに加えて、ここぞと云う時の度胸と腕力も兼ね備えてないと駄目だなと、尊敬とはまた違った冷めた認識を持ちながら…麻酔が効いているとは云え、骨と歯の結合部やその周りの歯がみしみしと軋む嫌な感じは如何ともし難いが…しかしまあ無事に、歯根が割れたり歯肉の奥に残ったりする事なくすっぽりと親不知、第三大臼歯が抜ける…またレントゲン撮ってきれいに抜けているか確認した後、些か呆然としていたのも束の間、抜いた後の処置について、保険治療と非保険治療のどちらがいいかなどといきなり選択を迫られ…そういう事は先週云っといてくれたら自分でも色々調べて判断しておくと云うのにこういう処でそんなだから不信感が拭えないんだよ、と半ば憤り、迷いながらも、直ぐ決断しろと迫るから、呆然とした頭で、自己負担の、通称テルプラグを選択する…保険治療だと、抜歯した後の血の海にレーザーを当てて一応止血するだけなので、抜歯後の、ごっぽり空いた陥没は大して埋められないし止血や痛み緩和の効果もあまりなく自己治癒力に頼るしかないのだが、自己負担のテルプラグは、抜いた後の大陥没にスポンジ状のコラーゲンの塊を詰め込んで、周囲の歯肉を糸で縫合してコラーゲンを固定する、と云うもので、此れだと止血効果や疼痛を和らげる効果が絶大で表皮再生も促進され、尚且つ、此のコラーゲンに毛細血管が入り込んで組織と一体化するから歯肉の陥没がある程度抑制できて、残った近隣の歯の安定性や歯磨きのしやすさからいっても効果的だと云う…結果は、確かに謳い文句通りで…通常は親不知抜歯後は、痛み止めを飲んでも2~3週間は耐え難く激甚なる疼痛に呻き苦しむらしいのだが、テルプラグだと、抜歯当日の麻酔切れ後は思わず呻くような疼痛であったが、痛み止めを飲んだ翌日は、痛みは激減し、生活に差し障りは無い程度に抑えられたから金かけた分だけはあった…そして今は、抜歯自体による痛みと云うよりかは、縫合による痛みが地味に小生を痛みつけている程度で…来週早々には抜糸する予定…。

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