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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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忌中

時勢の転変の尖兵なのか己に直結する生活すらもいちいち棘立って小生を苛むし、時代の大局=時局は時局で小生の神経をいちいち刺激する転変を殊更に激しくするからそれらにいちいち反応している内に神経の苛立ちが磨滅して見えるほど微細になり過ぎて肉眼では磨滅している心…結果として深甚なる経験を重ねた奈良旅行を終えてほとぼりも冷めやらぬ内に心の隅で覚悟してはいた親族の訃報、葬式と云った一連の流れに巻き込まれ…反吐が出るほど見飽きた各地の桜風景の中を新幹線ですっ飛ばしながら…小生の本質が脅かされる経験ではないにしても寿命がごっそり10年は縮む疲労が伴う葬儀への参列…世界各地の神話の創世の古代人の寿命が異常に長いのは、まだ人口が少ないために葬式が少なかったせいなのか、と間の抜けた愚想にふけりつつ…進行役の、葬儀屋の係員の眉間を分かつ、やくざの戯画のような露骨な縫い傷と眉毛の無さが印象に残る…とはいえ訃報が三月の奈良旅行に重ならなくてよかったと内心安堵もしている現金な思いも否めない…紆余曲折合って冷静さを失ったまま赤熱した頭でこたつ布団を怪しげな業者に発注してしまったがゆえの漠然とした不安にも苛まれ…何にも手につかない…米を買いに車で出ながらザッパのファーストアルバムを久方ぶりに聴く…此の音楽を聴いて喉元からこみ上げるものが無かったら小生は人間として終わりであろうが幸か不幸か如何わしくも誠の男たちの歌、演奏に相変わらず熱いものがこみ上げる…奈良市は今西本店の奈良漬けは絶品である…胡瓜の奈良漬けを包丁で切ると其の切断面のねっとりと艶っぽい漆黒はさながら黒曜石の其れを思わせて妖しくも美しすぎるし、馥郁と幾重にも醸された風味は形容しがたい…一切れで飯一杯イケる事請け合い。繰り返すがザッパのファーストを聴けばまだこみ上げてくるのだからまだ大丈夫だ、と己に言い聞かせるほど、シャレにならない人生苦、生活苦が…

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仄々斎不吉
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非公開
自己紹介:
 数寄の天下を獲らんがため号するは、仄々斎不吉。

 三千家(裏千家・表千家・武者小路千家)及び諸家茶道流派に例外無き教条点前に豪を煮やす一方、近代数寄者(益田鈍翁、高橋掃庵等)以上に見立ての幅が広がった現代茶会に更なる侘びの新風を吹き込むべく研鑽を積む。

 利休の、無産有産といった階級をも併せ飲む侘びの骨頂に根ざしながら、そうはいってもありがちなブルジョア金満足だけは厳に慎みたい労農茶人。

 草木に臥してなお風雅を愛でる仲間であるために、茶の湯だけでなく、路上観察、テレビ跋渉、音楽及び納豆評論、 30人31脚批判もこなす趣味人にして愛陶家。 猫舌。


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