忍者ブログ
 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
[297][296][295][294][293][292][291][290][289][288][287]

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「20代という幼児への虐待」

ああ、巨万の富と暇があれば、萩焼の屋根瓦を葺いた平屋の家を普請したい…鬼萩、休雪白、萩井戸の、雨が降るたびに七変化する屋根瓦…あ、春。一雨ごとに寒さ和らぐ如月の入り、束の間の小春日和に薄着を楽しみながら、思えば早くも過ぎ去ってしまった先週、伯耆大山が麓にて決起仕った厳冬茶会の、望むがまま望む以上の雪降りの中での強行荒み茶会第二回を沸沸総じて、懐かしさ思い余って惨めにも今週末またもや、今週こそが先週の茶会の決日だと韜晦を無理強いする我儘の老いさらばえた惨めが呆けていそいそと茶の湯の支度を繰り返しかねない金曜日の心の落ち目はいかばかりか…無論夢想の中においてではあるが…さりとて今週は致し方なく上の空でいつもにもまして取るもの手につかず、月曜日、大雪の朝、車で下り坂、遠目にも慎重に、前方に停車するのあり、その前にはバイクと女性が転倒しており、小生、急を避けてゆっくりブレーキしたつもりが、効かず、凍結した下り坂をツツーと、ぞっとして、このままでは前方の車に衝突、あわやハンドルをおもむろに左に切って歩道の縁石を乗り上げ、前方の車の隣にて辛くも停車、衝突を免れたのであった…追突事故は免れたがタイヤが破損、交換修理工賃がびしりとのしかかってきた…ふらっと不注意でバックで道に出る時に横から来た軽トラックがスピード落とさずあわや衝突の、暗い山間部、といった、浮ついた危機一髪もあって、ふわふわしながらか細い命を繋げてこれた一週間であった。蛇神様のおかげか…内憂外患いうよりも専ら己が播種してきた事どもが一斉に己に刃を向けてくる…明日月曜日には、いよいよ、小生の、理論家というよりも実践家としての業が試される…社会社での体制内テロが結実するか否かがはっきりする日を前にして、動悸が心臓を嗚咽しそうなほど無闇に苦しい…なぜならばその結果による報いは全て己に帰ってくるのがテロリストの末路故に…予めその事を何度も確認していればよかったものを根回しにげんなり困憊して怠惰が勝り確認を怠ったがゆえにそれがうまくいく保証はよく分からずうまくいかなかった場合のダメージは一人の人間が背負えるレベルではないインダストリアルに巨大巨額な規模となるだろう…そのことを知っているのは小生ただ一人という杜撰な管理の甘さが他ならぬ小生と社会社の陥穽となって共倒れ必至…もう、この時の流れを止めることは出来ない以上、賽は投げられた…持ち前の不発力に期待するも…覚悟は…そんなものは、無い…いつでも現場で慌てぬいてやる所存…心頭滅却して火は無茶苦茶熱し…そして、更なる懸案、にっちもさっちもいかなくなっている、第一回荒み茶会で使った砂利25㎏の撤去問題も先送りできぬ窮迫であり、地球に返すべく、街を彷徨う…元々地球にあった砂利を地球に返すだけの何の罪も無い行為なのに、街というのは全く、突飛な個人の贈り物を許容する余裕など無く、いつでもどこでも他人の眼が光っていて、不審な動きがやりづらい…砂利を乗せて半日ほど思い当たる、しかし手短に済ませたいから身近な処を彷徨った挙句身近だからおいそれと砂利を投棄できる場所もなく無意味に時間ばかりが過ぎて不毛な無駄足が苛立ちを募らせる切羽詰った夫妻…海にも山にも監視の目が…結局、疲労困憊の焦燥極限の判断浮足立ちの中、民家密集する川沿いに停車、川に捨てると音が出るのを恐れて、何となく無人のような、戦後バラックから少し発展した平屋の市営住宅の玄関先の、草が少し生えた狭いところに夜陰に紛れて砂利を放棄したのであった…証拠隠滅、川に捨てればよかったものを…無駄な罪悪感に苛まれる抑圧された土曜日の夜の最悪…その最悪加減は、他人の言を信じて試してみた広島市内での喫茶店での、結果不味過ぎる珈琲による体調不良にもよった…去年の夏、山口市のとある喫茶店でも全く同じ経験をしたのであった…団塊/熟年世代の男がマスターの、店内に古伊万里などの骨董が節操なく飾られた、ウッディではあるものの古格というよりも不潔な感じに脂ぎって埃っぽい、換気が弱く空気が苦しい類の喫茶店で、腐ったダシ汁のような珈琲を出されたのであった…くそ不味いのでミルクで薄まらんかと小手先の対処するにミルクの脂が、その珈琲が何故か発する脂臭をむわっと際立たせ切実なる嘔吐を催す…不味い時は決定的に不味い場合もありうる、という絶望の苛酷な底辺が存在するというのは激マズ回転寿司と同格に珈琲喫茶が芸能になりうる資格があるとは思うが…客層も大概悪く、マスターと同世代の熟年男女らが大声で同窓会の相談しているから落ち着くことは許されない蟄居空間…テーブルのど真ん中に内閣総理大臣大平正芳の色紙「一言重 百金軽」(田中角栄への嫌味か)と、金鱗の鯉の自在置物、というのが狂いそうで笑えたが喫茶には頗る邪魔…恋愛禁止令という企業内私法が敷かれたアイドルグループの一人が、週刊誌にお泊りデートをすっぱ抜かれた事から、率先して、と自ら称して丸刈り謝罪を動画サイトで公開する…泣きながら謝罪の言葉を嗚咽する、手ずからの荒い仕上げの丸坊主姿の20代女子…愛玩される体制マゾヒスト兼草の根のファシスト…(前置きが長すぎたので、続く…)

拍手[1回]

PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

忍者ツールズプロフィールは終了しました

HN:
々々
性別:
非公開

08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

ロック史最新記事

(03/03)

ブログ内検索

最新トラックバック

忍者アナライズ

Copyright ©  -- 仄々斎不吉 --  All Rights Reserved

Design by 好評ゼロ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]