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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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「…」

雨ざらしの春…移って、粗く寒気がまぶされた風が大きいが光は晴れて、しかし、居住する賃貸アパートのガスコンロに放置された鍋の底には四日前のカレーが、まるで腐った脳みそのようだ…心身の疲労困憊劇的に著しく手足の関節を挟んだ、痩せて細まりつつある筋肉が酷使された目刺の乾物のようにずたぼろで、神経は、休まらぬ動悸で疼きが序破急の青天井でどこまでも、多少の緩急つけながら限りがなく、臓器全部吐き出して早まりたい…何だか浮世の壁の落首をつぶさにみるとアナーキーな傾向がくっきりとあからさまだ…ジャンプ系の雑誌に連載中の本宮ひろし先生の男樹四代目では国家否定を明言する展開、ヤクザ稼業の莫大な遺産を引き継いだ四代目が40万の若者それぞれに金を与え、無言のデモ行進…統一された政治的主張ではなく各員がそれぞれのやりたいことをプラカードに掲げての…江頭2:50の名言集…「法律こそ最大の人権侵害だ」…表向きの反動保守の盤石なる台頭とは裏腹に、急進的性急的無政府傾向が針のように降り注いでいる…江頭「ハイリスク、ノーリターン」…いよいよもって他ならぬ小生も屑のボヤの如き体制内テロを敢行する事と相成り…無論、体制内テロとは、何かしら大きい物語に支えられたイデオロギーを本願する上等な行為とは見なされず、体制内では単なるしくじり、と見なされる事が成就の秘訣であり肝要…無計画無自覚ゆえに登り詰める事が可能な、生産体制/政治体制にとって決定的かつ致命的な瞬間、その瞬間ないし一事を無残に台無しに帰する…とはいえ体制内テロとは自爆テロと同義であり、己の安全を犠牲にしなければ成就不可能…所詮一瞬のボヤに過ぎずその後すかさず徹底的に叩かれながら火消しされるに過ぎぬ、結果として大した損害にはならぬかもしれない…社会社内の行く先々で胸ぐら掴まれて体をがくがく揺さぶられ、連日の、難詰者に独り包囲されての取り調べ…かような表現の五分の一程度が実際になり、小さい有限の枠組み内でしか現実的ではない理屈に責められたところで狂人のたわ言に過ぎぬと他の理屈では分かっていながら、直接的な攻撃をまるで現実のように体制からやられるとそれでも疲弊と動悸による小生の消耗は激甚であり、朝5時起きで10時過ぎまで攻撃にさらされ、…さすがに日日の動悸が苦しいので体制内テロリストとしての自我というのを立派に定立(キャラクタライズ)してそれに縋ろうとするも、覚悟などというものは己が安全安心したいがための心の小手先操作に過ぎず、ばかばかしいこと限りない…もう、どうとでもなるだろう…生産体制とは、それに所属する集団が集団内組織によって物資の変成を換金もしくは食材化する仕組みであり、要するに分業であり、それがぶち壊されたら現状ではその集団の生がたちどころに維持できなくなるのでぶち壊した張本人を集団がこぞって攻撃するのは当然である。しかし小生は分業制を自明とは思わぬ。分業制の次代の姿として、アナキズム工芸論、もしくはアナルコクラフトアーティヴィズム、無政府共産ならぬ無政府自産、を小生が樹立する予定であるが(これくらいのこと、19世紀に誰かが言っているとも思われるが…空想的社会主義の復権?)、それは稿を改めたい。メモ。分業=体育会系集団統制工業による美と人間の奴隷化、自産=美の勃発点在としての生産の勃発点在化、統制の駆逐、人間の復権…吉本隆明詩集…「絶望から苛酷へ」…詩の題名であるが、その題名以降の詩の本文はどうでもよい…今はもう、専ら、題目を唱えるように、この題目を心中、唱えている…「絶望から苛酷へ絶望から苛酷へ絶望から苛酷へ…」殺せるものなら殺してみろよ…何にも手につかない、課題山積、不動で、荒れている。何も手についていない、ということが、これらの駄文となって顕現している。この国の草の根のファシスト状況も嫌でも散見され、先週の丸刈りアイドルと、焼き肉屋で隣席となったファシスト教師らの言動への憤怒の詳細までこれから書き進める気概も潰える…一言…ヒトラー、ムッソリーニ、ヒロヒト…彼ら独裁者はファシストではない…ファシストとは大衆のみが有する属性である。ファシズム社会でファシストではない有り様が許されるのは独裁者(=大衆の奴隷)のみである、なぜならばファシズムでは反ファシズムが許されぬのだから(ヒロヒト=独裁者、とするのは雑すぎるだろう、日本型無責任の体系…)…ただ分かりやすい場所にあるから何となく足を向けてしまう御粗末骨董&レゲエ、水煙草、タトゥーショップで、すんのりと侘びた佇まいの錫の茶器と、生け花で花器の底で花を支えるらしき亀の鋳物を連れて帰る…眼前にこれらを並べて独酌していると、妻「何してるの?」小生「歓迎会…」妻「こんなに寂しい人、見た事ない…」苦しみに気が付くと息を止めていたこともあるが、生きる。

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