ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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春まだき…
結局、気まぐれな僥倖のせいで事態は更に悪化の一途を辿り…一端上方に上げられてから底辺に突き落とされたから余計にダメージが大きいものの、此の結末もまた予測の範囲内ではあった個人的な懊悩の日々はまだまだ続く…こんな些末な卑小事に拘泥している場合ではないのに…旧来の生命原理型全体主義よりは其の人間性への影響度において深甚である事は間違いないが明らかに現在進行している多様性原理型全体主義としてのスマートファシズムの到来を予見しながら目下の処は漠然としているから未だ来たらざる、あるいは現在進行形で其の全体像は鳥瞰し難いスマートファシズムの構造を自分で理論化した上で批判する作業を控えていたが…此処にきてどうも「なめらかな社会とその敵」は明らかにスマートファシズムの理論的中核を成すに十分である事が明確になったので、自分としては此れを的確に批判すればよく、逆に云えば自分でわざわざスマートファシズムを理論化する手間が省けたから仕事は少し楽になったものの…其れでも、容易に非難出来ぬよう周到に記述されている此れを批判しようと思ったら本一冊また書かなければならないから最低でも一年はかかる…そうこうするうちに、システム屋は其の飽く事なきアクティブな行動力と社会性によって着実に政治と社会に影響力を及ぼしているのは日々感ずる処であるから、其れでなくても周回遅れどころではなく救いがたいほど出遅れているのは否めない私があの本ほどの影響力を世に行使するのはほとんど絶望的であるにしても…王様のブランチで、あの本の二次創作的小説本と思しき「なめらかな社会と、その敵」が売れてる様子を知るにつけ…スマートファシズムの理論を構築したあの本が今や広く世に受容されている現実を思い知らされ…本当はファシズムなど今更どうでもよい、どうあがいても此の大勢は変わらないのだから、本当は自分は、ただひたすら生きとし生けるものを言祝ぎたいだけなんだと云う本来の願いが頭をもたげ、天明調の俳諧の味読に逃避する時間もあったが…さっさと個人的な人生の困難事にけりをつけて、最早手の施しようがないほど間違いが頻発している「多様性原理」を大幅に加筆修正した「不連続体概論」の執筆に着手しなければならず、此れには当然、前著では不十分だったスマートファシズム批判をきっちり盛り込む予定だが…其の準備のためあれもこれも読まねば、資料を取り寄せねば、と思うと、途端に億劫になってきて、数奇事へと夢想してしまう…医療現場はともかく、一般人が使うマスクなんかは個人で手芸屋に行って手作りでもすればいいのにどうして使い捨てマスクにこだわって殺到するのか、全く意味が分からない…因みにウチでは、細君が高機能フィルターを内蔵した布マスクを複数枚、過去に通販で入手し常用しているので洗濯しながら何度でも清潔な其れを使えるので一向に困らないが…トイレットペーパーは流石に作れないので入手困難は本当に困る…細君は「葉っぱで拭けばいいじゃない」と豪語し、さすればどの葉っぱで拭くかがしばし議論にもなったが…方々探して何とか一袋入手したからひとまず安堵…。
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