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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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「elmore james/21 blues giants elmore james(1952-1956)pcd-3742」 2010年4月17日 蓑桜

 

 桜が散りながら枝先の新緑が芽生え始めるの季語を蓑桜(みのざくら)という。小生が勝手に作りました。
 
 蓑桜あるじ濡らして萌えいづる
 
 フライパンのテフロンコーティングは世界的化学メーカーのデュポン社かダウ社の発明であり、有名な話だがマンハッタン計画における原爆製造実験でボトルネックとなっていた、反応器やパイプの内壁に生成物がこびり付く不具合を防ぐために考案されたフッ素樹脂コーティング技術である。たしかにテフロンコーティングのフライパンは料理がこびり付かないが、それでも長いこと使っているとコーティングが剥げるのか変性するのか、こびり付いてくる。調理のため炎で加熱した後、水で急冷するとコーティングに負荷がかかると思って、徐冷してから洗うようにしても、いつかはこびり付く。しかし、小生がだいぶ前に採用した、マーブルコーティングなるものを施したフライパンは、今のところ全くこびり付かない。しかも安かったように思う。経験的には、テフロンならばそろそろ焦げ付きが始まるころだが、今のところ、このマーブルコーティングはまったくその素振りもない優れものである、と激賞したい。金属製の、フライ返しなんかを使っても傷つきにくいし、フライパン界の新生である。

 エルモア・ジェイムズ。アメリカ、ブルースの巨人。恐らくシカゴ。暢気な、リフというよりも脱力した出囃子のような、ダラララララララララララっズッチャズッチャズッチャズッチャ…という工夫ということを考えた事をおくびにも出さぬか、あるいは考えた事も無い特徴的なモチーフを、生姜汁じみた弦のギターで愚直に繰り返す。ほとんどの楽曲がこのモチーフでできており、変奏というほどの才気走りがありようも無く、このモチーフがほんの少し調子を変えただけであったり、スピードが少し違うだけ、といった違いがあるだけである、各々の楽曲において。それでいて先ほどの弦は、時折苦味走るのだから、レッド・ツェッぺリンの最高傑作と小生が思う「フィジカル・グラフィティ」における、ブルースの巨人たち歴代の様々な奏法が走馬灯のように繰り出される波濤攻撃の中にも、このエルモア奏法はしっかり取り上げられている。
 ブルースを聴くと、嘆きの歌怒りの歌であるとは重々承知しつつも、アフリカ系の黒人さんというのは、病むということがあるのだろうか、とつくつぐ思う。「病気」と「近代」との関係、についてここで首を突っ込むつもりはないが、世界とか人間といった、言葉により乖離された有様とは無縁な、健康でも病気でもない自然というのが屈託無く奏されるゆえ、ブルースはほっこり心地好くもあり、物足りない退屈さでもあり、黒人さんは、尊敬に値するが、いくらシャウトしようともロックの荒み(すさみ)にはならぬという限界がある。
 
 家の酒呑み尽くしてぞ春の闇
 
 他の人から聴いた、「へうげもの」の役者案を追加。皆もどんどん提案しよう!

 古田織部:オーディション(サマーズ大竹?蛭子能収?)
 神谷宗湛:蛭子能収
 北条幻庵:蛭子能収

 ようするに蛭子さんに何かやってほしい。

 世界五大漫画家

 手塚治虫
 藤子不二雄
 水木しげる
 大島弓子
 蛭子能収
 

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