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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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ひとまずの安堵…

自分のライバルは最早、人間ではなく、今後急速に発達するだろう人工知能であるのは明白なのだが、其れでも、自分がやろうとしている事が先を越されるとしたら人間の中では円城塔だろうと思って密かに恐れを抱きながらも、実際に先を越されてたらどうしよう、先越されてたらどんな方向転換が有りうるのか、と云うケチな料簡が先に祟って円城塔から目を背ける日々が続いていたが…もうそんな事云っている場合ではないので一旦決着を付けるべく、新刊屋に出向き、円城塔との対峙を目論む…結果は、不安が外れて、いや、よかった、少なくとも先越されてなかった事が分かって一安心…結局の処…円城氏とて此の世界の根源には気が付いてはいるだろうし、其の根源を根源のまま出現させる事もある程度は出来るのかもしれない…しかし、恐らく、根源を出現させる事が刹那的に可能ではあっても、其れが出現した途端、根源とは恐ろしく取りつくしまの無い凡庸なものでもあるから、ほとんどの覚悟者は使い勝手が分からず持て余してしまうのだ…根源を出現させるには、出現させ続ける訓練が必要なのであって、訓練が必要なんだと気が付いた者は先ずいないし、円城氏とて其の例外ではない…訓練と其の効能、其れが齎す爆発的な境地にまで至ったものはまだいない、円城塔をもってしても…だから円城氏とて、所詮は、根源とはどんなものかを解説する物語程度にとどまっており、そんな物語はいくら奇妙奇天烈であっても世の中に溢れかえっている子供だましの虚仮脅しだから恐るるにたらんのだ、と思い、安堵するも、そんな慢心に浸っている場合ではないのは十分熟知している…計画の遅れは如何ともし難いが…それにしても最近の円城氏の創作レベルは、何処までも解説物語に留まるにしても、油断ならぬ旺盛さであるから目が離せぬ…と、店にある氏の著作5、6冊の文字づらをぱぱっと見て、3冊買って2、3ページめくっただけで思っただけだから、精読すると判断は覆されるかもしれないが…いや、恐らく其れはないだろう、あのレベルの文章ならたかが知れてる…
それと、自分の全体主義研究でずっと抜けてる部分だったイタリアファシズムの研究にも着手すべく良書を求めるが…あまりよい本はないな…ナチズム関連は充実しているし、日本軍国主義関係は既に政治的に色分けされた連中が恣意的な主張をぶちまけているか、個人的な戦記物ばかりだからこの辺も困ったものだが、…取り敢えず自分が着眼しているファシズムの崩壊過程とパルチザンの台頭を詳しく論述した本はないものかと思うが思うようになく、概観的な歴史書レベルを購入…もっと詳しいのがいいのだが、まずは此れで基本的な経緯を把握すべきだろう…
菊池…あまりに長引く打撃不振で2番から8番に落とされた途端復調し、撃つわ撃つわで直ぐに2番復帰…腐らずに自分を見つめ直した結果が直ぐ現れる筋書きのないドラマ、野球…不振の頃は得意の守備も精彩を欠き…体の正面で捕球すると云う野球の基本から外れたプレーも成功すればプロならではの魅せるプレーと云う事になるが基本から外れてしくじればあざとさが祟る羽目にもなって…しかし、しっかり直ぐ復帰した菊池はさすがだが、今年になって目に見える「采配」を振るうようになった緒方の監督ぶりも板について来たのか…。しかし福井は勝てんな~。まだ5回だけれども。張本の喝のおかげなのか巨人の猛攻止められず。

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