ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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秋晴れの朝
先週の土曜日は1000メートル級の山に登山…登山前に、山を見上げながら、最寄りの道の駅で売っていたおふくろ弁当で腹ごしらえ…握りこぶし大の天むす三つに唐揚げ、こんにゃくの煮しめなどの溢れんばかりの田舎風情のボリューム…そして風のない秋晴れの中、山道で登山者に寄り添う野生のリンドウの花…紺青の花は奥ゆかしくも野趣が落ち着くたたずまい…一面に白金色に渡るススキ野原を切り裂くようにして頂上に直結する山道は風化しつつある花崗岩が露呈して険しく、這うようにして登る…うっかり意識が呆然とすれば其のままひっくり返って数百メートル下まで転落するような、そんな道…何度も諦めかけながらむしろ諦めて下りる方のリスクが、其の急峻ゆえに懸念され最早登らざるを得ず…山をナめて靴底が平べったい靴だったから下りると滑落する危険が大きく…山頂へのアタックを決してついに登頂したらば…360度一面に広がる山波…遠くは山陰の風力発電群にその向こうの日本海まで遠望…しばし山上の至福を味わった後、帰りは、距離はあるが緩やかなコースで下山…親子熊の出没情報もあるクマザサの森を抜けるため、一応、枝で武装…思えば去年の月見茶会キャンプも、自分にとってエポックメイキングな人生の画期であったが…此度の登山経験も、自分の感性を刺激した重要な体験でした。
次回は11月29日です。
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次回は11月29日です。
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