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 ロック史を体系的議論から解き放ちながら、サイケデリアの土着性とハードロックの非継承性を論ずる。主要1000タイトル、20年計画、週1回更新のプログ形式。
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休載

朝から晩まで駆けずり回って土日になればなるほど忙しすぎる…書きたいことは腐るほどあるが全然時間が無いというか時間が搾取されているために今週も休載…次回は1/10です。吐き出せないからイラつきとむしゃくしゃで胸を切り裂きたい衝動抑え難い…コメカミと後頭部の頭痛が木槌で殴りつけられるように容赦なくむしゃくしゃする…気忙しい日常…ささくれ立った殺伐が…糞みたいな政治状況への感度が過敏に過ぎて物が見え過ぎて止めたい…もう土日はとことん忙しすぎるので今までは毎週日曜日に掲載していたが今後は平日に移行するかもしれない。頭がおかしくなりそうなくらいに平日に移行するかもしれない。

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忌中

水木先生に続いて野坂先生までも鬼籍に入られるとは…しかし衷心尽くして追悼の文をしたためたく思えども年末の慌ただしさに押し流されて…個人の意志が立脚しえない惰弱の烏合の大勢ゆえに結局マクロ的な政治的理念(基本的人権)も立脚しえないから場当たり的な権力情勢の気まぐれやそれを下支えする司法権や武力や警察権力が齎す一喜一憂のみが大勢を形成する惨めな政治状況にあっても、かような貧相な政治的汚泥を堂々と超越しえる文学者あるいは文士の一分というものを其の作品と人間性で以て体現しえた稀有な作家たちがどんどん亡くなられて…糞みたいな現在…細君がせがむのでファーストガンダムをDVDで見直しているが…昔のアニメや漫画というのは登場人物の顔が皆、どぎついまでに異なる力強い多様性が剥き出しだ…対してプリキュアやらラブライブやらアイカツなどといったものは顔が皆同じで色が違うだけで顔の構造は皆同じで本当気持ち悪い…民放の日本礼賛全体主義傾向に触発されてバスに乗り遅れるなと云わんばかりにNHKまでも日本礼賛ワイルドジャパン、民放には出来まいとばかりに英国BBCに日本の自然を誉めさせる、といった高尚な凝りように吐き気を催す…とうにNHKは国策放送へと堕した…NHKはそんな全体主義傾向の積み重ねに寄与する番組を無神経にうれしげに垂れ流した後、どのツラ下げて他人事のように映像の世紀でアドルフ映像を流すのか…何の自虐か皮肉かはたまたとち狂った無自覚か…恥を知れ…何度も書いてきたがファシストと云うのは経済政策がうまい…日本純正全体主義と欧州ファシズムは峻別すべきというのが小生の持論ではあるにしても…安部・菅政権の経済政策の成果などは本家ファシズムのレベルの足元にも及ばないし時代状況が違うから一概に比較出来ないが…兎に角、自民が憲法改正を目指すのは必定なのだから来年の国政選挙は経済(銭)vs基本的人権の二者択一を有権者は迫られるだろう…有権者が銭を選択すれば此の国は全体主義国家に模様替えになる可能性を危惧せねばなるまい…野党に経済政策の実績が無いのに対し自公は円高是正に成功した実績があることと(円を大量に市場に放出したのだろう…その出所は?日本国債?肉を切らせて骨を断つ極めて危険な日銀政策の今後の影響は留意せねば…恐慌の煽りを受けるのは底辺の国民自身…)、自民の憲法改正案(小生が此のブログで過去に詳細に論じているが近日中に更に議論を深める予定。現行「公共の福祉」と改正案「公益及び公の秩序」の差異について)から、此の両者の二者択一は必定である…心すべし…首相安部が中国を牽制するため国際会議で欧米との「価値観」の共通を説く時に其の口から出る単語は「民主主義」と「法の支配」だけであり、彼の口から「基本的人権の尊重」と云う言葉が出されたことは全く無い…「民主主義」も「法の支配」もそれらは政治的手段に過ぎず、此の両者から一党独裁やファシムズが生まれる事もあるのだから、つまり、これらの手段が作る政治状況の中身は「基本的人権の尊重」か、「ファシズム/翼賛/一党独裁」か、のどちらかしかないのであって、この中身こそが「価値観」なのである…最近では此の国ではユダヤ人にビザを発給した邦人外交官の美談と、難破したトルコ船の船員を救助した邦人の美談、といったプチプロパガンダ映画が相次いで公開されているが…それはそれで結構だが本来ならば他人を振り見て吾振り返れ、例えば南京虐殺事件の映画を日本人自ら制作し、かの事件を自ら検証すべきものを…現代人として負の歴史ときちんと対峙しそれを改めて検証し現在取るべき行為に生かそうとする理性的誠実さが此の国では頭ごなしに自虐史観と云うレッテルで弾圧されるというもう本当に純正全体主義でしかない…犠牲者数が20万人か30万人かで揉めている場合ではない…韓国では、慰安婦問題で独自見解を提出した教授が起訴され…韓国検察は公の秩序のためには学問や表現の自由は制限されると公言する体たらく…情けなくも韓国は奇しくも安部自民と「価値観」は共通している…改めて云うまでもないが公の秩序を決めるのは国家ではなく主権者国民であって、学問・表現の自由は公の秩序とは何かを論ずるための国民の主権そのものである…だから学問・表現の自由を、公の秩序と云う名目で国家が制限することは国家が、公の秩序を規定する権利を国民から剥奪したに等しく、即ち国家が国民主権を否定し民主主義を否定する事に他ならない(特定の個人を悪意や無根拠なでっち上げで誹謗中傷する名誉棄損は例外だが…厳密には此れとの区別は難しい部分もある…)…人間個人の意志が厳しく常に問われる啓蒙思想など、どだいアジア人には根づかないのか…スターウォーズ…昔見た時はあんな詰まらない映画初めてだと思ったが一昨日また見ても本当に詰まらなかった…映画が始まった途端物語の背景を説明する文字群が物凄い速さで宇宙の彼方に消え去るからまず前提が全く理解不能なまま、動き、表情共にキレが無くダサい登場人物たちが旧態依然とした中世の騎士道物語らしきを、手の込んだ美術セットの中で演じるという白けはおさまらない…ガンダムの方が遥かにかっこよい…最近のアメリカ映画は、売れなかったら銭を支払ってくれる保険があって、だから保険会社は売れる映画にしか保険を契約しないから必然的に過去の成功作品の続編や売れ筋映画だけしか作れないという絶望状態にあるらしい…腐敗極まれり…

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今週休載…

目新しく押し寄せる時事、持続的に憂国の情抑え難き時局のもろもろにつき…言い募る事山ほどあれど年の瀬に託けて押し寄せる激務甚だ芳しからず…今週休載…暫定的に次回は12/20と致します…頭がパンクしそう。

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消化試合…

茫洋とした鬱屈の十一月が終われば現金なもので慌ただしい年の瀬…馬鹿犬が相変わらずやかましくギャンギャン吠えまくり…高周波系の耳鳴りが断続しながらの頭痛に加えて寒気が誘発する腰痛…むしゃくしゃが徒に先鋭化するイラツキがガタガタにひどく…何も手につかない…今月は掃除月間と位置づけ…悦部屋で容易に処置し難い程埃が分厚く、物品数に比例して表面積が大きいために隙間のありとあらゆる処に堆積して絶望的に手の施し難い状況を打破すべく毎週末所定区域を抜本的に埃掃除する決意…埃によるダメージが大きく…翼賛自民が今度は来年夏に衆参ダブル選挙の企みをマスコミにチンコロ入れて世論の様子見…衆院だけでなく参院までも3分の2以上の議席を確保する事で愈々もって憲法改正発議→国民投票によってまたしても合法的に翼賛体制が成立するのを指をくわえて見ているべきか否か、来年は初っ端から此の国の根本が問われるが…野党の情けない体たらくから云ってこのままいくと合法的に翼賛体制成立必至…此の国の翼賛醸成の根本を断ち切る真の思想の樹立などに手間取っている余裕はないのか…対処療法的に過ぎないにしても直接行動による逐次対応に受け身的に浮き足立たされるのか…翼賛自民は普天間問題にしても県から裁判所に訴えられるよりも先を制して寧ろ国が県を高裁に訴えるという先手必勝を期するに躊躇しない、勝負に臨んで肝が据わっている事だけは認めざるを得ないから翼賛自民の絶えざる組織的策謀インテリジェンスを上回るほどの洞察力と陰謀力と実行力を年初には立ち上げないと翼賛体制が民主主義的合法性を以て成立し得るという危機感を鋭意涵養しなければ…此の国の政治経済外交環境と民度を、WW2頃と現在でざっくり比べてみると…

①政治経済外交環境:悪い←WW2<現在→よい
②民度:悪い←現在<WW2→よい

要するに政治経済外交環境は現在のほうがよいが民度は現在のほうが悪いので相対的には翼賛体制成立の確率はWW2頃と対して変わらない、と推察されると思う…
②は、ざっくり云えば、政治に限らず社会現象や自然現象を主体的に判断しうる力と云えようか…しかしそうならば、詳細は割愛するが諸々の歴史状況を勘案すると…WW2:封建制の名残りが農村等で大多数を占める知的脆弱性…現在:過度な文明化、ネット情報化による思考力の退化による知的脆弱性(人間や自然との直接から乖離し、ショッピングモールでスマホいじるだけでは奴隷しか生まれないだろう)、ならば…

②民度:現在≒WW2

かもしれない…いずれにせよ翼賛体制成立を阻止する最後のチャンスは来年の参院選あるいは衆参ダブル選挙である。其のタイムリミットまでに如何なる行動、生き方を自分として発現させるべきか、何が出来るか、何をするべきか、今、無茶苦茶悩んでいる。

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未虫が…

低温と高湿度、人の脂をいぎたなく好む忌むべき未虫の季節…傲岸携帯会社が一方的にADSLは採算が合わないからワイファイにしろと云うて来て強圧的な指令によって導入したワイファイに未虫が大量発生…此の界隈はワイファイ受信環境が劣悪な事が導入後に判明…ネット接続の度にたまにしか繋がらない理不尽を強いられ惨めな慷慨を募らせてもワイファイ頼りから抜け出せないのを見越しての惨めな隷属は兎も角として手放せないワイファイに否応無くなすり付く手脂を餌にする未虫どもが…風呂の修理も無事完了し…故あって近所を散歩すれば庭師が手入れした植木もすっきりした家々は寒く静まって…年末の構えが親方然としている…先週は植物園…今週は動物園見物…お目当ての麒麟と駱駝と獏にご挨拶…愛憎入り混じる人生苦は今の処解決の目途は全く立たず…気落ちする怨念が衰弱の一途を辿り…どうにかせねばと奮起する種火がその度毎に消沈…京都くんだりだとインテリ白人が工夫を凝らした古民家に棲みつくのだろうがもう此の界隈は手の付けられぬ日系マイルドヤンキーと其の予備軍の糞みたいな中学生が至る処で貧相に出没、連日屯しながら下卑た雄たけびを挙げている薄汚さに辟易…鼻水が止まらない…昔見た時より思いの外大きく老いたマレー獏は熱源を備えた室で一匹、横たわる元気の無さ…大きく黒く潤んだ瞳…散りぬべき時知りてこそ世の中は花も花なれ人も人なれ…細川ガラシャの辞世…人脈が全く無く…だから高い金ふんだくられた挙句に糞不味い物を食わされる惨めが色濃く…其れは兎も角としてちゃんとした、重厚なる油絵が一枚欲しい…莫迦犬が吠え立てる…正教のイコンなどあれば…敷居の高い画廊では門前払い以前に気が引けるから感じのよい骨董市なぞで、プリントなどではない、本物の油絵具を盛り立てた、人間の精神が剥き出しの絵画が…其れでもまだ莫迦犬がギャンギャンギャンスカ神経をイラつかせる…小筆が…下す度にぼさーっとなって穂先がまとまらぬから全く使えないからめげずに再び小筆を購入…写経用の中級程度の品と学童用の200円の小筆…筆の産地とやらの高価な小筆を買えども買えどもぼさーっとなって使い物にならぬという忸怩たる憤懣が募っており、大筆の場合では逆に安い筆の方が穂先がまとまって使い勝手が良いという経験があったから…此度も安い小筆の実力に期待する…細君にせがまれて年賀状用の書をしたためる…王義之の書法を学んできた此の一年の成果というほどでもなく結局王義之の書法を再現するに至らぬしくじりは目に付くがそれなりの出来栄え…雪隠で用を足していると旧友から覗かれ驚く間も無く其の旧友は帰り、旧家の旅籠に一人残された小生は突如として桜色の友禅を着こなした若女将に熱望されて茶会を主催する事に…若女将が決然として、ツワブキの花で団子を作ります、などと率先して野に出てしまったので小生は勝手の知らぬ他人の旅籠の台所で途方に暮れながら茶器の取り合わせを思案しながら頭はぎゅんぎゅんに熱くなる、という処で目が覚めた。寒くなったから導入した電気毛布…此れを使って寝ると大概奇矯な夢を見る…くっそ、莫迦犬まだうるさい…部屋の蛍光灯にぶん投げ掛けている、鳥取の大山寺から失敬したナナカマドの枯れ枝に金と赤のクリスマス飾りをして…持て余していた、白ガラスにえげつない赤ガラスがべっとり垂れた燭台に金色の蝋燭などもしつらえて…クリスマスに関しては小生は、それなりに尊敬する古代の思想家として生き抜いた言行録が生々しく残るイエス・キリストと云う人を顕彰する日として、ささやかながら自分なりに大切にしている…ロシア戦闘機をトルコが撃墜…百年前ならあっという間に世界大戦になりそうだがなんとか今のところは自制が効いているのか…灰色をした夕暮れの散歩の帰り…自宅アパート前のゴミ捨て場のカラス除け黄色ネット脇にライターが無造作に転がっていた…危ういな、と思って小生が其のライターを、一見では目に付かぬネットの影に隠したのを怪訝に思った細君は訳を問うに、年末だし、追い詰められて不穏に赤熱している殺伐とむしゃくしゃして頭が逆上した人間がふと此処を通りかかったら、よく燃えそうなカラス除けネットとライターが目に飛び込んで来たらすかさず火を付けるだろう、だから…と云いながら玄関で靴を脱いでいると細君は、でも、其のライターに〇〇(小生)の指紋が付いちゃったね、と、平穏な日常に忍び込むように云い顰め…小生が放火魔に仕立てられる可能性を暗示…もし本当に風来の放火魔による火事があって其のライターを調べられた時に元の持ち主の指紋の上に小生の指紋が付き、検出される可能性を示唆…無意味に妙な疑心暗鬼に巻き込まれ…致し方なく階下に戻って潔く其の他人のライターを、恐らくその辺のやんちゃ自慢がちんけ極まりないマイルドヤンキーが無神経に投棄した使い古しの小汚いライターをわざわざ摘み拾って持ち帰り、アルミホイルで包んで靴箱上に置いておく…しかるべき指定日に正式に捨てるために…其のライターでまだ火がつくかどうかを試す事はしなかった…いずれ死ぬような人間の云う事など決してきいてはならない…其の人間が死ぬまで惨めな隷属に忍従する道理などない…人の云う事はきかない事…パリのテロ事件に乗じて早速翼賛自民はすかさず共謀罪がどうのと議論の俎上に挙げるそつのなさ…スコッチの廉価ブレンド品がだいぶ廻ってきたついでに妄想止まぬ糞みたいな政治漫画小説集①を吐露…小生が道を歩いていると…向かいから来たMY(マイルドヤンキー)「あ~こいつ何かリベラルくせぇんだけど~おいちょっと待てよ!」小生「何だ貴様」MY、隣に居る政治将校にお伺いをたて「こいつ、リベラルくせぇですよね」自民の二字に菊紋の徽章を胸元に付けた政治将校はMYに耳打ち「…」MY「お前リベラルだって、旦那が云ってるよ、キョーボーザイで逮捕だってよ」小生「…」MY「土下座しろよ」小生(ぎりぎりしく)「…」MY「土下座しろっつってんだろぉリベラルさんよぉコーエキ及びオーヤケのチツジョを害した罪のキョーボー罪で逮捕すんぞお前ぇぇ」小生「…」MY「インテリのくせにとぼけやがって…土下座したら許されると思ってんのか?そーじゃねえぞ、土下座させた上で逮捕する決まりなんだよ、公益及び公の秩序を害した罪の共謀罪の現行犯は逮捕する前に土下座させてから逮捕する決まりなんだよ、憲法改正で!一億総活躍!安部ソーリに謝れ!」小生、懐に手を入れてドス…(続く)

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しれっと

今月いっぱい休載と云いながらもしれっと書き進める其の心理の浅ましさを露悪させようとも最早左様な心理の惨めを隠蔽する綺麗事に依存出来る ほどの執着力すらも…砧で徹底的に叩き延ばされた人生苦にあっては失墜を免れないからこそいぎたなく漏出する不潔なのであって…洗濯機に接続 する水道の蛇口からの水漏れは、業者召喚によって修理完了したが…あっちが立てばこっちが引っ込む人生苦の鼬ごっこなのか今度は洗濯機と蛇口 を繋ぐジョイント部品から水漏れがぽたぽたしており詮無い…これは洗濯機の付属品が原因なので水道業者を頼る訳にもいかず…しかし洗濯機メー カーの三洋電機は今や他企業に吸収合併の末消失…取説記載のお客様センターに電話して部品交換可能なのか一抹の不安…事をきちんと終わらせる 事の困難…愈々以て神経は衰弱…とは云えこうして書いている以上持ち前の人生苦が解決したのかと云うと、坐して解決する道理も無く寧ろ無性に 手をこまねいては重篤化の一途を辿る窮屈が…昨日は鑑定団はなく畜生、と憤りを鬱屈を内に込めていたが今日は鑑定団二本立てと云う拷問にも似 た意表に…睡眠を徹底的に妨げられる憲兵得意の拷問にも似て激甚なる昼間の眠気をおしてまでも苦しく視聴…仁阿弥道八の急須がまた出て来て網 膜を射られる…ほとんどミジンコのミイラみたいな珍妙且つ飄逸しかし洗練を拒否した糞みたいな道八の急須よの…昨日は公営の植物園に取材がて ら…大温室には常軌を逸した熱帯の珍植物群が…奇怪な食虫植物も充実…資料写真を撮りまくる…環境に左右されているようでその成長の仕方や形 態ののびのびした、出鱈目にも見える度肝抜く自由三昧ばらけぶりに爆笑する…しかし三連休初日晴天にも関わらずお客さんは少なく…維持してほ しいと強く願う施設である。いつの間にか炬燵布団に身に覚えのない赤い染みが…

いつの間にか事ある毎に報道系テレビ番組の画面下に、番組編成が恣意的に取捨選択したに過ぎないツイッタ―が垂れ流され…無論それは新橋駅な どでテレビ局取材者によって捕まえられた大衆の一部としての生身の人間に意見を聞く形の延長でありながら…そららは政治的主権者としての匿名 の大衆の意見として、それらへの批判は予め免除された形で特権的に肯定されている…たとえ如何に愚劣なる意見であっても…無論、テレビは多様 な意見(といってもたかが言説である以上多様性など皆無)を均等に取り上げて並べるのが仕事でそのいちいちに批判を与えるのは視聴者が己や周 囲の人間と意見を直に戦い合わせる内になされたらいいということなのだろうが実際は此の国において市民が社会的政治的な事に関して日常茶飯に 討論することなど殆どなく、テレビやネットで垂れ流される意見を己の中で無批判に吸収するだけなのだからテレビで匿名大衆の意見が特権的に無 批判に垂れ流されるのは限定的にせよ影響がないとは云えない…匿名大衆の意見を垂れ流すならばそのいちいちを批判に晒しうる仕組みを構築しな いといけないだろう…そうでないと匿名的大衆という存在性のみに立脚した特権を許す事になり、言説の屑ばかり放出されるだけで説得力ある論理 性あるいは独立した意志は何時まで経っても形成されないのだからいうなれば純正全体主義に資するのみで、政治的に自立した個別的人間としての 主権者の醸成を妨げる惨めばかり増進される…

それはそうとしてテレビはそのようにして、匿名の大衆に対して無際限に、ただ匿名の大衆であるという事のみに立脚して批判から免れる特権を与 えると同時に批判免除特権に起因する主権を与えると同時に中心無き権力の醸成を保障するのだが…そうしたテレビ界にあって、「有吉とマツコの 怒り新党」というテレビ番組が画期的なのは…テレビにおいて従来は批判を許されない特権を与えられていた匿名の大衆の構成員から寄せられた意 見に対して、有吉とマツコデラックスという個人たる有名人が己の見識を駆使して容赦なく批判を下す、という、およそ反民主主義的番組構成にあ る。従来においては例えばバラエティ番組などでいわゆる素人イジリというのは散見されたが其れは飽くまでも番組が求めるお笑い的雰囲気に其の 素人が即興で合致しうるかどうかを、番組が結果した雰囲気で以て事後的に評価するという雰囲気的なものであり「生身の言論」を介した「批判」 にまで至らなかった。しかし怒り新党においては、匿名の大衆構成員が社会や世の中に対してある程度言葉で論理的に示した言説に対して、有吉や マツコが、彼らの言葉で以て論理的に返答し、たとえ否定的であっても言葉の綾でごまかす手加減などなく時としてばっさり切って捨てる容赦の無 さも披瀝するから、「大衆を批判の対象になし得ている」と云っても過言ではない。怒り新党という番組は、「匿名的大衆は批判の対象から免除さ れるという特権」を大衆から見事に剥奪してくれた。匿名的大衆を批判の対象にはなし得ず、徒に批判免除の特権を与えて無際限に匿名大衆の意見 を肯定してきたテレビにおいては稀有な現象である。無論有吉やマツコらも匿名大衆あるいは既成権力からの反撃を察知する神経はタレントとして 一流の繊細であるから批判に用いる言葉は繊細であり、芸風としての当意即妙を維持しつつ、人生経験に根差した多角的視点で論理の硬直化を巧み に緩和させながら批判の核心を的確に射る論理の構成力はずば抜けているからこそ、批判に晒された大衆はぐうの音も出ないばかりか匿名大衆は正 当な反論を繰り出す能力も築き得ないために、番組が炎上する事無く続いているのだろう。

ちなみに中心無き権力という言説…今やポストモダニズムの功罪として、かような言説を弄して悦に入る瞞着に浸る余裕など全くないだろう、此の 荒んだ時局にあっては…自民党が政権を奪還して早々、経団連会長は、これからはどしどし自民党さんに献金させて頂く、と公言しており、…その 後の政治状況、とりわけ労働状況の劣悪化と経団連優遇政策を見ればどこに中心があるか誰の目にも明瞭である。だいたい選挙期間での金品のやり取りは贈収賄として禁止されているのに選挙が終わったら特定の階層による利益団体が政治家に金をやる、これを贈収賄と云わずして何であろうか。献金の内容が種々法律で管理されているといっても、贈収賄がいくら法律で管理されようとも贈収賄以外の何ものでもなく、むしろ法的にある程度承認されているゆえに政治的に悪質である。政治家は特定の団体から献金を貰ってはいるが其の特定の団体のみを利するような政策を作ったことは無い、広く国民のためになる政策を作っている、などという子供だましの詭弁が通るはずがないではないか。現状では法的に承認されている此の政治献金という制度はどう甘く見ても贈収賄以外の何ものでもない欺瞞である。無論、人間が献金し人間が政策を作る以上、其の人間の意志決定の原因を認識論的に論ずるならば中心は無いと云えようが…しかしそんな事で「見かけ上の権力の中心」を免罪していたら此の見かけ上の権力の中心の私腹を肥やすばかりでその他大勢は惨めに搾取されるばかり、という身も蓋も無い現実は、認識論的正当性では解消されないくらい、其の現実は切羽詰っているのである。権力に中心は無いなどと述べて悦に入っている事は、身に迫る生活苦という惨めな現実からすれば生温く高尚な甘えに過ぎず、其ればかりか、其れに付け込んで「見かけ上の権力の中心」はそれこそ民主主義的なる「中心無き権力」を隠れ蓑にして幾らでも、国家のためと云いながら国民をなだめすかしながら誤魔化しながら私腹肥やしと搾取を正当化する口実になる。もう、目の前の権力を直ぐ叩かなければ生活できないほど、余裕はない、此れが現実なのではないのか。

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しばらく休載…12/6まで。

解決の目途は全くない四面楚歌だが人生問題、生活問題がのっぴきならぬ深刻化を呈し…とても手につかないので今月いっぱい休載いたしたく…いちおう次回は12/6ですがそれすらも確定的ではないにしても…窓ガラスのゴムの目地材から黴が噴出してどうしようもなく部屋も湿っぽく、ワイファイからは恒例の未虫が発生し季節要因もあって鬱屈が重厚…花の都パリで129人の死者を出したISによるテロ…とはいえこの程度のテロは紛争地域では日常茶飯…アフリカ西部で猛威を振るうボコ・ハラムが村ごと300人ほど虐殺、といったニュースが軽く流されるだけでそれ以上の情報も全く無い此の世界…、イラク、アフガニスタン、シリア、イスラエルにパレスチナやウクライナなどでも数百人規模の死者がでるテロが起きても一行ほどのニュース記事で終わっているではないか…今日、内耳に一抹の疼痛を感じた後、鼻血が出た。右の鼻の粘膜からの出血…鼻水も止まらず、こめかみと後頭部の疼痛も…近所の馬鹿犬が今日も吠える。元気ない…鼻血は…おやつに食べたポッキーの食い過ぎのせいなのかもしれない…あるいはウヰスキー(スコッチのブレンドの廉価品)のお供に、あまりにうますぎて食い過ぎてしまった後悔冷めやらぬトーハトのキャラメルコーンのせいなのやも…結局人間は自分が面白そうだと思えることにしか注力できぬのか…此の世界においてとても緊急性があるとは思えぬ、スマホだのアプリだの3Dだのプロジェクションマッピングだのといったくだらない情報技術は楽で面白いから不必要に進んで人間の生活を愚かしく追い立ててくるが…此の世界にとって喫緊の課題であるはずの原発からの放射性廃棄物の無害化と石油に替わる有機材料の原料開発という、キツメながらも本当に必要な技術は全く進まない…これ等の問題はいくら机の上でプログラミングしようとも絶対に解決できない。実際の物質を己の手で扱わない事には始まらないからだ。それなのに、あぶくのごとく上っ面だけにぎやかだが本当にどうでもよい不必要な情報技術ばかりが持て囃される風潮、対して放射性廃棄物処理の問題は何となく見て見ぬふりで蔑む風潮には憤りは禁じ得ぬ。無論、生物由来の生分解性プラスチックの開発やプルサーマル計画などは承知しているが…もんじゅ計画…実験室レベルである程度成功したから、あのような、数兆円規模の原子力プラントを建設したのだろうが事此処に至っては最早一旦仕切り直しして、何十数億円規模で毎年垂れ流される経費=税金投入を即刻止めるべきと考えるのが普通の技術者の考えである…放射性廃棄物処理の研究はつくば辺りで細々と続けられているらしいが此れにこそ華やかにどしどし人員と経費を投入しないといけないのだがそれ以前にまず、放射性廃棄物を人間の寿命で根本的に処理できるための核物理的理論というか基礎研究がどうなっているのか…兎に角実験室レベル、小型パイロットプラントレベルで完成度を玉成させた上で、本格プラントを建設するのが筋…もんじゅは実際の処、そうした技術的常套はきちんと踏んでいるのだろうかと今更ながら疑問に思わざるを得ない…此処で小生が大声で云いたいのは兎に角インターネットだのスマホだのアプリなどは本当に人間にとってどうでもよい上っ面のカッコよさ自慢の腐れ技術に過ぎず、此れに比べたら遥かに重要な放射性廃棄物処理技術への挑戦に、もっと脚光を浴びせ付けなければならないのである。核物理学の研究が超高エネルギー領域問題を扱うから俄然設備が巨大化するのが問題で、核物理的研究が安価に簡単にできる簡素な小型の実験装置が必要なのだろうがそれが出来れば誰も苦労しない。

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人生苦が…

穏やかな日々など期待できようもなく…内的に幾ら引き籠ろうとも外部から容赦なく、しかし日々に底流している、思い当たる節のあるあれこれの具体的な不穏因子が確実に顕在化してクサビを撃ち込んで来る…もう他人事や政治、芸事如きに駄弁を弄する余裕は一切剥奪され、薄々思い当たる節のある人生苦への直面に空しく、鬱屈して萎え…齢も此のくらいに達すれば何事も笑い話で済まされず徒に窮屈なる深刻化を増すばかりの絶望しかない。11月というのは何だか冴えない月である。巷で何かと囁かれるラキスタというのを視聴…日常の細々とした事物への着眼点も其れへの見解もいずれも新しくも無いしそもそもそうした作品上の新しさへの貪欲も予め去勢されている、という作風すらも当然ながら陳腐でしかなく萌えアニメ御宅の内的充実が爛熟してはいる腐敗しきったハードコア感は否定できないだけで、学ぶべきことは全くない以前にもっと見たいとは一切思えない屑には達していた…それにしても最早消費如きでは誤魔化しきれぬ人生苦が日に日にシャレにならなくなる老いが…どうしようもなく野球観戦への駆り立てる…おっさんらがテレビの前に陣取って野球に血眼になっている絶望的光景が切実に理解される…日本シリーズも呆気なく終わり…東京に生まれたらスワローズファンになりたかったと人生唯一の後悔が…JR職員が野球賭博…国鉄時代からやっていた、という証言も飛び出て、昭和も遠くなりにけりという世情にあって、ぬっと昭和が蘇った不気味であり、俄然篤くなる、聴き捨てならぬ事件であった…ドラフト、戦力外通告、秋のキャンプと、オフシーズンでも話題に事欠かない野球にのめり込む要素は多いが、やはり、何でも鑑定団と同じくらい画面構成が完璧に固まった野球中継の実際の試合を凝視していると思考が自ずと、そして恐らく悪い方向に研ぎ澄まされていく…さながら暗く執拗な飲酒のように…契約更改の時期はまだなのかな、と、えげつない欲望が抑制できないほど野球に疼いている、それほどまでの人生苦の四面楚歌の咆哮が、球場全面ががばあっと大口をあけて言葉にならぬ呪詛を絶叫して天を衝くだろうナイター…ドームはそういう意味では息苦しくて詰まらない…日韓戦…いずれにせよ短期決戦などはある意味気楽に視聴できるのは…ペナントレースを半年に渡ってじっくり味わう、という味わいのほうが本物だという達観を知ってしまったからであった…賃貸の設備老化が目に余り…年内にやり残した事が無いよう大家さんに連絡する…野球見ても人生苦は解決しない。

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なえて…

近頃ごくたまに起こる聴覚過敏…幾ら雑音を排しても、むしろさもしく音をかき集めるように知らず知らずのうちに耳を研ぎ澄ませてしまうゆえの聴覚感度の増大に起因する神経性耳鳴りの高周波キーーーーーーーンもさることながら特にテレビの女性の甲高い声やアニメ声、即ち高周波が二重三重に割れて、あるいは重なって聴こえる不快感が突発…家庭の医学に記載されていたバルサルサ法というのを試してみる…鼻と口を閉じて息を口腔に吹き溜める事で、鼻腔と内耳を繋げる耳管に強制通気させる簡易的対処法…確かに其の刹那、鼓膜が外部にプッと膨らみ、内耳の器官がリセットされる感触が分かる…小一時間ほどして女声高周波のワレが解消される…意識的に、あまり耳を研ぎ澄まさないよう気を付ける…曇天裏寒く気分も萎えきって、何も書く気がしない…今週は休載…最近は昭和のムード歌謡ばかり聴いている…杭打ち施工不良によるマンション傾き問題も重篤ではあるがもっと深刻なのはむしろ福島原発作業員の一人が白血病になり労災認定された事件ではないのか、かの作業員の積算被曝量はどうだったのか、その値は原発作業員に対する基準値内なのかそれを超えているのか、そこんところをもっと詳しく報道し問題視すべきものを、ニュースでは一行読んで終わり、週末の、其の週のまとめの報道番組でも一顧だにされぬ済まされようは常軌を逸しているばかりか箝口令でも敷かれているのか…権力による上からの統制なのかあるいは下からの自発的自粛なのか、其の仕組みは分からねど情報統制の現実化だけは最早この国においては既成事実となっている…しかも全く情報が漏れないならば此の情報化社会においてバレた時に問題化が激化するのを見越しての、情報の小出し化による問題の矮小化こそが最も問題の無化に有効であることを政権が見越しての事なのか、と考えるのは勘ぐり過ぎなのか…ハロウィンでの馬鹿騒ぎ…無知なままとりわけ共同体の恩恵にあずかれない排除の論理が横暴的になっている抑圧される社会においては既に承認された解放区=伝統的祭り如きでは満足いかず常に新規・珍奇な祭りを欲するものだが…此度の、そのような、資本の思惑と抑圧の捌け口と権力の空気を読むことこそがスマートな生き方だとうそぶく奴隷根性的知性だけは内的に発達した統制への被虐趣味と、其処から来る反知性(=伝統)主義による資本化が許容する資本家したイベント(ディズニー)の無抵抗な受容などがこき交ぜられたと思しきハロウィン騒ぎの機微について立ち入るのは此度は割愛するが…、此れはハロウィンだけでなくコミケ等に関して過去に小生が言及してきたことだが…コスプレを文化だとうそぶく大勢・体制の風潮に対して、小生は、じゃりん子チエとはだしのゲンのコスプレが顕現しない限りコスプレは、思想が貫く文化たりえないのだから其れまでは政治的マゾが互いに慰め合うのに使われる程度の惨めな慰み物に過ぎないと云い置く。総じて、惨めでしかない。

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「SEALDsにおけるcall and response」




幾つもの、きっちり書かないといけない課題を列挙した計画を立てながら自然にぽしゃって来た痛恨すらも呆けた忘却に晒されて無神経な日暮らし、硯に向かいて…晴天続きで何も考えられない…家人からせがまれて、JR貨物のイベントに行く…貨物の車両基地があって、其処が年に一回解放され、古今の動力車や貨車の名機が整備士の目線で間近に観察できる撮り鉄メインながら国鉄モノの物販やソース臭たっぷりの屋台などにも抜け目ない、今や恒例となった鉄道イベント…何ほどのものやあらんとたかをくくっていたら周辺は、毎年数百人規模で圧死するメッカばりに老若男女問わず凄まじい巡礼の道、会場も芋の子洗いで身動きとれぬ人イキレで…早速、電力やディーゼルの動力車周辺は幾重にも三脚が取り巻いてさながら星の誕生のようにフラッシュが絶えない…撮り鉄密度が濃すぎる…貨物の動力車にもそれぞれ、レッドサンダーだとか名前が付けられているのを初めて知る。整備工場内もある程度解放され、そこかしこでエンジンや連結部の現物を指さしながら玄人たちがぼそぼそ熱心に議論している小さな人だかりが其処此処に散見される…此の国の、鉄道に掛ける常軌を逸した偏愛ぶり…三江線廃止の一報が米子支社から発せられ…決まった事ではない、と丁重に言葉を選ばざるを得ないのは偏に此の国の鉄道に関わる過敏な神経を刺激せぬよう気兼ねする周到さが垣間見える…小生は広大なる物販コーナーで、鉄道管理局が監修した、動力係員が携帯を義務付けられているらしい動力車乗務員手帳(乙種)を購入…制動距離算出のための数式やグラフが興味深い…変数が専ら経験則から導入されているのが、どうと云う訳でもなく気になる。イベント前に既に疲れていた理由…喉の入り口左側のみに小豆大のデキモノらしきが出来て、嚥下毎に違和感が否めず、風邪だと喉全体が痛いが左側だけの違和感なので風邪とは違う、何なのかと訝しく考え家庭の医学を見るとHIVや梅毒でも小豆大の結節が喉に出来るとあって仰天…耳鼻咽喉科に行こうとすると飛び込んだ耳鼻咽喉科が立て続けに二件閉店、仕方が無いのでHPがしっかりしている、待ち患者18人とかタイムリーに表示してくる、従って患者も多いデラックスな耳鼻咽喉科に駆け込む…泣き叫ぶ子供の絶叫に堪えながら2時間待ち…診察結果は…体の疲労によって抵抗力が落ちたがゆえの、扁桃腺の細菌性浮腫、といった所見で、クソ忙しそうな医者に一蹴され…赤茶色の、甘苦い薬を患部に付けられ、抗生物質や抗菌剤、嗽薬を処方されて終わる…その日中にあっさり全快する。ベタではあると思えどやはり横から見ると凸型のディーゼル機関車が好みである。

何とか今年中には以下の項目で此の国の政治情勢分析と、ささやかながらの政治的提唱を仕上げたいものだが…

①純正全体主義の一形態としての新社会主義
②抑圧移譲の原理の変容としての虐待の国
③純正全体主義の一形態としての家族主義の蔓延と、其の反作用としての虐待の国
④純正全体主義の一形態としての日本礼賛風潮の蔓延
⑤純正全体主義の起源としての国家=資本主義あるいは資本封建制の成立
⑥国家=資本主義による労働条件から見た虐待の国
⑦虐待の隠蔽/欺瞞的宥和/強化としての家族主義
⑧虐待の国における抑圧反動の無効事態~新社会主義における新奴隷制の成立
⑨国家内三権分立(立法、行政、司法)を参考にした社会内三権分立(市場、国家、人権)の提唱

これらは全て相互に緊密に影響し合っている…。

安保反対運動の中で俄かに名を挙げた学生主体政治団体SEALDs(以下、シールズと記す)…国家主義政権自民党の巧みな政治戦略の功が奏しつつあるのか経済ワッショイの雰囲気が醸成される体制の中で、今現在も、即ち安保成立のほとぼりも冷めつつ参院選まで遠いという中だるみした現在においても散発的に国会前でシールズ主催のデモ活動が成されているのは気骨在る意志的持続の力として重要ではある…参加者たちが政治的意見を文章で述べるシーンも一部ありはしたもののたまたまなのかテレビで強調されたのは以下のようなコール アンド レスポンスではあった…「民主主義って何だ!」「此れだ!」「民主主義って何だ!」「此れだ!」(以下、続く…)ヒップホップ調のリズムに乗ってやり過ぎて汚く枯れた濁声の音頭取り乃至は主催者らしきが「民主主義って何だ!」と叫べば間、髪を入れずにその他の支援者群衆が「此れだ!」を繰り返す、という仕儀である。其の突出した単調さ、そして専ら芸術としての、音楽としての詰まらなさに着目してしまうのは小生だけなのか、其れはさて置いても政治的な一抹の危惧は禁じえなかった…其れは、此処でも、例えばまたあの西ノ島新島や昭和新山が大地形成の過程を現在進行形で如実に示すように、シールズもまた、ある種の政治力学の過程を現在進行形で顕在化させつつ、其の力学に収容されつつあるように見えたからであった…

安保法制成立前夜…いわゆる声なき声として形(組織)即ち(政治的権)力にならぬ大衆のもどかしさが募る中にあって俄かに躍り出た政治新星シールズ…彼らが政治的に説得力を持ち得たのは…主権在民という民主主義の大義名分に則って、大衆という匿名性に潜在していたからこそ主権在民を体現したからこその、大衆あるいはマスコミへの説得力なのであった。ところが運動が嵩じる内にマスコミに認知され、「シールズ」という固有名で以て匿名の大衆という立場から「抽出」された時、大衆からの距離を工作され、シールズは匿名性に立脚していた大衆としての主権は剥奪され、大衆から非難あるいは賛同の「対象」になる…という、民主主義社会における政治力学が露呈するのである。そうした、匿名性の剥奪による大衆起源の権力剥奪の動き、を決定的にしたのは、安保成立前夜の、政権主催の公聴会に、シールズの代表者が呼ばれた、と云う事である。此れは政権側の、安保反対勢力への妥協と云うよりも、政権による、極めて積極的で巧妙な政治工作と見るべきであって、やはり政治力学を知悉した自公政権が一枚ウワテだったと小生は考える。此れによってシールズは政治団体としての固有名を、それこそ承認という形で烙印されたのであり、大衆からの分離工作のクサビを一発打ち込まれたのである。

しかしクサビを一発打ち込まれたからと云って完全に大衆と分離したとは云えまい。大衆から批判の対象にはなってしまったが其れでもまだ多数派の核に成りうる可能性がある…と、書きつつ、散発を余儀なくされる運動形態においてヒップホップ調の煽りが悪目立ちする様を編集されるところを見ると今のところは、予断を許さないとしか云えない…それでも、シールズもまた、上記のような政治力学の働きからは免れないだろう、たとえネット社会が発達しているといっても、結局は旧来の政治力学体系の速度と強度が高まるだけで其の構造は全く変わらないだろう。上記の政治力学の餌食となって匿名の大衆的権力が剥奪された反面教師として、「著名」な既成知識人らが関わる「9条の会」が存在するのである。

シールズのヒップホップ調の煽りがどこまで一般受け、大衆受けするかに、多数派の地位獲得が掛かっているが芸能としてみると其の工夫の無さが小生としては目につく…思えば1968パリ5月革命ではサルトルやブランショらが街頭で哲学的思弁的な演説を堂々繰り出し、街には「石畳の下には砂浜がある」といった詩句がばら撒かれたという(石畳…バリケード構築や投石の材料)…同時期の日本における街頭の革命運動といえば詩が生きていない早口左翼演説や造反有理といった貧しい言葉で塗り込められていた…一方で此れは法廷での話であるが其の時期、赤瀬川源平氏の千円札事件の公判では芸術とは何かという根源の事例として氏の仲間の前衛作家らが自作を法廷にどしどし持ち込み、法廷の中がさながら前衛芸術の祝祭と化したという…無論シールズ系のデモにおいても、60年代デモとは違って、どちらかと云うと60年代の産業サイケの復興を髣髴とさせる具合に、ピースフルなフェスやオーガニック野菜を売るシャレ乙マルシェの趣きを踏襲することで大衆性を確保しているのは新しいのかもしれない…しかしそれでも創意工夫に乏しいと感じるのは小生の悪癖なのか…しかしあまりに芸能的に創意工夫に富み過ぎると其の先鋭化が悪目立ちして取り沙汰される事でこれまた上記の政治力学の罠に掛かって、単なる「変質者集団」に収容され矮小化の憂き目に合うが、しかしバランス感覚の問題と云えるのか小生もよく分からない…いずれにせよ新興政治団体シールズもまた固有名の承認=烙印によって上記の政治力学の洗礼を受けたという事実は当事者らは自覚すべきであろう。あのコール アンド レスポンスにはそうした政治的自覚は感じられなかった。どのみち己の発した言葉は大抵、己に返ってくるものである。あの政治力学によって、己の言葉が皮肉という形でシールズ自身に返って来ないよう危惧するものである。

「民主主義って何だ!」
「此れだ!」
「民主主義って何だ!」
「此れだ!」
(続く)

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